ペテン師と呼ばないで

ふーっ。

ようやく終わったー。。。

コンサル研修って、受け仕事にならないように、と
提案できる営業スタイルを身に付ける、ということらしい。


中身や知識、興味あるけど、実際それどころじゃないんす。
緊張で、思うように体も舌も動かないし。

普段はそんなにしゃべれないことないし
（というより、かなり饒舌か）
どっちかって言うと、誘導的に持っていくのさえできる方かな？と思う。

でも、とにかく、あの“ロール・プレイ”というのは苦手で。
自分なりに分析すれば、（あ、言い訳ね、これ。ま、いいやん）
あれって結局、ヤラセでしょ、っていう頭があるからなんだろうね。

お客さんの役の人が、リアルに客に感じられない
（というか、リアルな客の設定になってない場合も多くない？）
自分も、スタッフの役になりきれてない。。。
普通に、店でやってるときのように。。。。っていうのができないんよね。。

でも、二日目だし。
なんとか慣れてきたこともあるし。
「ガンバレ」って自分に言いながら過ごして。


実は、見た目でいうと、黙っているとなかなか落着いて見える（らしい）
物怖じしなそうで、平気になんでもこなしてしまいそう（らしい）
実際は、ホンマ苦手やし緊張で手に汗握りまくりの舌噛みまくりやねんけど。

だから、なるべく目立たないように、講師と目を合わさないようにってしてた。
だって、ねえ。目が合って、代表ロープレや生け贄ロープレの餌食になるのイヤだし。


しかし・・・・・・
結局、最終のクロージングの代表ロープレに指名されてしまった・・・
当初「私は指名はしません。自主的な“やる”という気持ちを尊重します」って
講師の先生、言ってたのにー！

最後のクロージングって、ほんま一番苦手やん、オレ。
（基本的に、自分で決めろよ、って思ってるから。。。）


でも、練習の時の様子が良かったから、ぜひ、と。
（実はウチのグループは今回の設定に、納得行かない、と主張していた）
実際のお客さんの要望からは、そう、うまくは行かないだろうって。

ところが、オレの練習の時に、お客役のコが
「あれ？意外やけど、これなら納得して決めるかも私」と。

「え？」　って言ったのはオレの方。
「あれ、オレ今なんて言った？」？？？自分でもよく分かってない。

しかも、お客さんの名前聞く前から知ってて呼んでしまって。
「あれ、私名前言ったっけ？」とか。
シドロモドロのくせに、そこだけは押さえてたか。みたいな。。。
（あ、ごめん、カワイいなって思って覚えてしまっててんよ。。とは言えず。）

そんなこんなで、お客役のコも一緒にみんなの前に。
緊張するなあって、出て行く前に話してたら
「今度はちゃんと名前聞いてね」って言われてしまったさ。


しかし。

やはり。。。。

本番に弱いタイプなんです。ハイ。

終わってから、先生がお客役のコに思わず聞いてたもん。
さっきと比べてどうだった？って。

「さっきより落着きなかったです」って、そのコ。

おいおい。。。まあ、自分でも分かってるけどさ。
さっきと同じようにできなかったんだよね。。

でも、かろうじて頑張ったのが、聞き忘れてたことを聞き直すときに
ちょっと工夫して、違和感感じさせないようにアドリブいれたことかな。

調子に乗れば、そんな感じで自分のペースに持っていけるんやけどね。
午前中の講師の評価でも、「話しにイニシアチブがとれる方」って。

そして、この最後のロープレではお客役のコとウマが合うっていうか
グループのもう一人のコに「二人で世界入っとったで」って。
けっこう（アガッテルくせに）調子乗ってたところもあるかな。

終わって、講師の先生の評価、開口一番、
「あの場面の持って行き方は見事でしたね、世間ではこうゆうのをペテン師、と言います」

おいおい～

（はい、よく言われるんです・・・とも言えないし。。）

「褒め言葉です」って言ってもらったから、まあ、いいけど。。


はあ。やっぱ、営業って苦手やなあ。。
もう当分、いいわ。。こうゆうの。