セミを捕獲したジョローグモ
当時の体の直径は5㎜位であったろう。
餌を与えようと思うがなかなか見つけることができず、今までにモンシロチョウを2匹与えていたがなかなか大きくならない。
2週間前にオケラを捕獲したので与えたらすぐさま糸でくるみ食べ?始めた。
食べ終わった殻は下に落とすので、食べたかどうかの判断はできる。
オケラを食べた翌日は直径が8㎜位になっていた。
台風で飛ばされないかと心配したがちゃんとへばりついていた。
本日朝確認したら、なんと5cm位のセミを自分で捕獲しているではないか。
直径は12㎜位になっていて貫録十分の姿になっていた。
セミがかかったせいか網は半分壊れていたが、また明日の朝は修復済みを見せてくれるだろう。
直径が20㎜位になると産卵する。
小生幼い頃はこの卵の袋を「太鼓」と呼んでいて、空気が通るガラスピンに入れて孵化を観察したものである。
孵化した状態は「クモの子を、、、、」の様そのもので、ビンの中でホコリみたいな小クモがいっぱいあちこち動き回るのである。
数?? バードウォッチングのベテランでも数えられないだろう。
1000以上だろう。 もっと多いかな??
これをすべて大きく育てる自信はないので、ビンの口を開けて茂みにおいておく。
経験から、数日後にはすべて出払っていると思われる。
果たして生存率はどれくらいであろうか。
周囲の茂みに10匹でも残れば御の字であるが。
友人宅にも同じ種類のクモが、最近までいたのだが、気が付いたら居なくなっていたとのことである。
風に飛ばされたか、鳥食べられたか、気になるところである。
あとは我が家のクモが太鼓を産卵するまでクモはお休みとする。
なんだかタイムスリップしたような気分です。
いろんな所で見れたのに今は殆ど見かけません。
太鼓楽しみにしてます。
産卵のない太鼓は持ってるかも・・・