チャーリーの青空トーク

60を過ぎた頑固ジジイが、ライフワークの「姓名判断」と「幸福に生きるには」を勝手に語るブログ。

チェルノブイリの 「今」 は、フクシマの 「26年後」

2012-09-26 15:51:05 | 脱原発・反原発・非原発
「チャーリーの青空トーク」へようこそ。

こちらは今日もイイ天気!  青空の下で、チャーリーの話を聞いてもらいましょー。


こちらは 「南相馬市 大山こういちのブログ」 からの記事です。 

NPO「ふくしま支援・人と文化ネットワーク」が、チェルノブイリ視察ミッションで
今月の9月2日~8日ウクライナのナロジチ地区を視察してきた内容の記事です。

驚くべきことに、現地の子供達が殆ど病気に罹患し、しかも免疫系の障害から複数
の病気を抱えている言う事です。  ナロジチ地区全体の汚染は、強制移住に該当
する場所がが20%、 任意移住地域に該当する場所が41%だそうです。

チャーリーの想像では強制移住に該当する場所はともかく、任意移住地域に該当す
るところでは放射線による健康障害が多く見積もっても、50% 或いは 60%
位かなと思っていました。 100%という数字には驚くばかりか、正直恐怖も感
じます。  これが原発から70km離れた場所での出来事なんです。 また、
10年前には罹患率80%だったと言う事で、年々その率が上がっていく事もと取
り上げれています。



チェルノブイリ事故では1機の原子炉が壊れ周辺を放射能で汚染しました。 フク
シマは3機の原子炉がメルトダウンし、メルトアウトの可能性も指摘されています。
また、3000本以上の使用済み核燃料が危険にさらされて、3号機の爆発は、核燃
料棒による核爆発だとの指摘も有ります。

それらの事故の状況を考えると、放出された核物質の総量は、フクシマの場合チェル
ノブイリの数倍もの放射能をばら撒いてしまったと考えるのは乱暴でしょうか?



少なくとも、フクシマの人たちがチェルノブイリを知ることは自分達の置かれた状況
を考える上で大変重要だと思います。 ままでの経緯を見る限り、フクシマ医大の山
下副学長が中心に行っている甲状腺被曝・人体への低線被曝に関する情報と、事故か
ら26年経った現在のチェルノブイリ周辺の実態を比較してどちらがより福島の将来
に対して近似値を提供するのか。これはそれぞれ個々の判断で、どちらを取るか?信
じるか?ですが、少なくとも科学的にモノを見るならば、現実にチェルノブイリ及び
そ周辺で起きている事象に目を向け、参考にしなくてはならないはずです。



放射能で汚染された場所に留まる事は、多くの病気とその結果もたらせる大変短い一
生が待っているだけです。  乳幼児・子供達・若者達は細胞活動が活発な分放射線
障害が顕著に現れます。 どうか、フクシマ及び周辺都県に住まわれている小さい子
供さんをお持ちの方達は、子供達だけでも疎開させる方法を模索してあげて下さい。  

親の責任・大人の責任です。

誰も子供達の将来を奪うことは出来ません。 ましてや、国が県が放射能の危険から
子供達を守ろうとしないのなら、自らが動かなくてはなりません。  本当に子供達
の将来が絶たれてしまいます。



ただ、困った事にこの国にはフクシマ第一の他50機もの原子炉が津々浦々に配置さ
れてしまっています。  はて?  どこに引っ越したら安心して暮らせるのか? 
難しい問題ですね?

でも、現状の汚染地域に留まるより少しでも遠く離れた場所で生活し、汚染食品の度
合いも少しでも汚れていない食品を得られる場所に引っ越す事が子供達を守る第一歩
になります。

この戦いの勝利は「生き抜く事」です。 そして、「健康な命を次世代に繋げる事」
です。 きれい事を言って、被曝しては何もなりません。  戦いは非情です。 原
発推進派は巧妙に、「絆」 「故郷」「助け合い」 「愛」 などの人の情に触れる
美しい言葉を使い原発推進の片棒を担がせようと、様々な仕掛けをしてきます。 

情に流されずにしっかりと戦いの目的を見据えていないと、気が付いた時は取り返し
のつかないことになりかねません。


チャーリーのように財産が無い人間の方がかえって家族を守れるかもしれませんネ。
常に貧乏ですので失うものがありません。  だから、迷わずに「何が大切か?」が
ハッキリと解ります。  ありがたい事です。 


それじゃ、恒例のヤツをイッパツ! 
 
「脱原発・早く止めろー」  「原発イラネー・再稼動反対」  
「原発は原爆ン百倍の核爆弾だったんだ」
「停電結構! 結構毛だらけ、ネコ灰だらけ! 
   放射能で死ぬくらいなら電気なんてイラネー!この、大バカヤロー」




※放射線障害防止法では、一般人の被ばく限度を年間1ミリシーベルト以内と定めている。
単純計算すれば、1時間当たり0.114マイクロシーベルト。 これを、基準に放射能被曝と
向き合いましょう。

※原発の過酷事故は、人間の力では収束出来ないモノと思っています。  皆さん自己の判
断で逃げる準備だけはしといたほうがよさそうです。 政府民主党と原発ムラは、一切国民
の命の重さを考えていません。考えているのは、国債の格付けと株価等々 お金儲けのこと
だけです。  この事は、本来の国益とも一しません。狂っています。 その政党に政権を
預けたのは、我々有権者・国民です。  猛省が必要です。

※放射能瓦礫の処理は、フクシマの原発事故現場周辺・或いはフクシマ第二原子力発電所に
新しい処理プラントを建て、完全に放射性物質を環境に出さない形でやるべきです。 全国
に放射能を拡散するばかりか、一度瓦礫を処理した通常のプラントは放射能で汚染され、二
度と通常のゴミも処理できなくなります。

環境省と細野大臣は、わざわざ線量の低い地域に運び放射能汚染を拡大させようとしていま
す。 そして、健康な赤ちゃんや・子供に被曝を強要しようとしています。  環境省は環
境を守ることがお仕事でしょう? 厚生省も国民の健康をまもるお役所でしょ? 現在の中
央官僚のお仕事はどれもこれも常識とは真逆の事をやっておられますね。 エリート官僚は
何をやっているのですかね?

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