・・・・・・あのー。
どっかのアホTVが、「日本の為に特別に」とか（爆）
「出遅れて後参加なのに特別に」とか・・・
もうおめでたいを通り越して悪意すら感じるな。
先日もTVで映画監督の井筒氏が、
「TVに出る人の中では」「珍しく」吠えてたが。
（私は、普段は嫌いだし、明らかに韓国寄りの考え方に与しないので、その作風には異論がある。しかし、TPPに関しては同じ思いのようである）
こんなの明らかにおかしいし、
何より１０００ページに及ぶ資料は非公開、
一つ一つの交渉内容も担当官は漏らしてはならない
・・・こんなことが罷り通るって、みんなどう思ってるわけ？！
さっぱり分からない。
以前も書いたが、私はさる場所にて集まった人に向けて、
TPPの危険をアメリカのロリ・ワラックさんが訴えてる動画を見て、
と訴えたのだが、
「気のよい」皆さんはニコニコするだけで手応えがない、
そんなことを言ってみても
みんなまるで「他人事」なのだ。
ある友人は「立つというなら助けるよ」と言ったが、
私が何故こんな国民のために身を犠牲にして「立つ」義務や必然があるというのだ。
そして多くの人が達するおおよその帰結は、
「出来もしないなら言うな」という一言である。
この殺し文句によって、
日本人は「考えること」すら出来ず、
「周りに伝えること」すら出来ない
盲目の「洗脳」状態に置かれることにあいなったのである。
自ら「思考停止した」と言ってよい。
山本太郎に対しては、やっかみか妬みか批判もあるという。
私は彼が今般の選挙に立候補していたことも知らなかったし、
もとから彼を別に好きとも嫌いとも思わなかったので、
特別に注視したわけでは無い。
しかしながら６万以上もの支持を集めて
何の支持母体も持たずに当選したことは大きい意味を感じる。
（支持団体はあるそうで、何か噂があるという）
先日も書いた、リアルインサイトという会社の鳥内氏という人の真意もほぼ分かった。
結局「有償化」を目的とする「ツカミ」だったわけだが、
彼の真意が日本に対する危機意識と、
その為に「立とう」としたことだけは信じていいだろうと思っている。
いずれにせよこの国を真剣に憂える人間に
なんとこの国は冷たいのだろうか。
ネットで話題の、
「ホームに落ちた人を助ける為に客がみんなで電車を押した」
（知らない人の為に書くと、女性客が、さる駅のホームと電車の間にすっぽりと落ちたらしい。そこで、電車の車体をホームに居た満員の客と駅員とで人力で押して斜めにして救い出したわけだ）
写真。
世界中から８８００のいいね！が付く絶賛だそうである。
先の２氏は、この日本人の素晴らしいメンタリティに
「期待」しているのだ。
潜在的に持つ日本人の、
「力を合わせる」能力、優しさという能力、
それは確かに素晴らしい。
私が、日本人が世界のリーダーとして立つ以外に世界は幸せになることはない、
と言う理由の一つだが、
同時に「今の」日本人の姿は、
その「集団の力」を一転マイナスにも使えるが、
それを行使することに慣れ親しんでいる。
集団で平気で暴行し、
そこには微塵も思いやりが無い。
そういう感性が若い連中の中に育っている。
（純粋に日本人の行為かどうかは検証すべきだが）
一方で、ある限界集落の連続殺人。
これも犯人ばかりを悪く言ってマスコミは断罪するが、
ここにも日本人の「悪しきメンタリティ」を見るのは私だけか。
年寄りばかりの集落で孤立した犯人の置かれた状況は一体どんなものだったのか。
馬鹿マスコミの報道する内容など、
恐らく全く核心を突いていないだろう。
この事件には限りない陰湿なものを全てに感ずる。
そのメンタリティの「潜在的能力」は、
「集団」で発揮される。
それがいい方向に向けば、
駅の美談になる。
この「美談」は、阪神・東北両震災でも世界に示された。
「日本人の潜在的集団能力」は、
「究極の危機」に遭って初めてその「スイッチ」が入ると見る。
逆に「平穏な日本人」は魂を抜かれうつつを抜かし
己れを省みぬ愚か者としてされ淘汰され、
駆逐する側にも回り互いに自滅絶滅の道を歩むのだ。
前２者の「立った者」は、
日本人に、この「スイッチがまだ入る筈だ」と見ている。
・・・残念ながら私は、
日本人は、もう後者の道を絶賛選択中で、
邪魔をする者には集団で唾をする、
絶滅の道を猛進中と見る。
もう止まらないだろう。
自滅するだろう。
絶望である。