これが最後のお仕事かな

所属している会で、副会長を遣っている関係から今日の講演会は司会を遣ってくれと割り当てられました。

開会の辞とか閉会の辞とかは遣ったことがありますが、司会なんて人生始まって以来初めてのことです。

しかも当日まで式次第など詳しい内容が分からないままに本番を迎えてしまいました。

なるようにしかならないから…と諦めていましたが、開会1時間前に渡されたプリントには、幹事の役割分担と司会進行の挨拶スピーチの台本でした。

あらら‥もう引くに引けないので遣りましたが、うす暗い舞台の裾で自分が書いた文章ではないものを読むことって大変ですね。

うっかり使い慣れた自分の言葉が出てしまったりすると・・・次の文章が見つけられなくなったりとまあ大変でした。用意して下さった方には感謝ですが、意外に、他人が書いた文章を読み上げるだけというのも大変難易度が高いものですね。

国会議員さん達も他人が書いた文章を読むことが多いのでしょうけれどその困難さが良く理解できました。考えようによっては楽なのですが・・なんとも　　なんと考えたらよいのでしょうか？

兎に角　　　無事に終了することが出来ました。

私の人生で初めての出来事で、もしかしたら一番難易度が高い役割だったかもしれません。多分今回のようなことはもう人生ではないでしょう。感慨深い一日となりました。

上手にはできなかったかもしれませんが失敗しなかったことでよかったと思います。途中で文章の何処まで進んだかしらと台本の文字を追う目が慌てました。

 

当日何を着て行ったら良いかしらとクローゼットを探したら20年ほど前にある職業訓練の学校の卒業式に着たジャケットがありました。

あの頃よりは痩せたので、着てみたら少し肩のあたりがダブつきますが何とか着れそうでパンツはカジュアルな普段の黒のパンツにしました。

高齢者の関係の講演会ですから舞台の準備も全て自分たちで行います。

舞台の上げ下げやら演台やらマイクのこと等すべて自分たちで準備です。普段から履いているカジュアルなパンツにして良かったと感じました。

大きな会場でしたが、其の都度皆様慣れておられますね。準備も最後の片付けも、講演を聞きに来た会員の人たちも自然に手伝っていて（流石！）思っていたよりあっという間に片付きました。

男性たちが多くいたので大道具やら　小道具は女性たちが大勢で遣ると早いです。4時には駐車場から車を出すことが出来ました。

この会でも最後に抽選会が行われましたが、残念ですが私は何も当たりませんでした。

今夜はぐっすり寝られることでしょう！もう責任あることはお引き受けしたくない気持ちです。楽して楽しく生きて行きたいです。

でもお仲間とはいろいろやって動いたので楽しい気持ちが勝った感じです。

苦労しても遣ったら遣っただけ良い思い出が増えるのですね。