昔はご近所の方がお亡くなりになりますと、町内中を至急回覧が回りまして、町内は助け合いの競争のような有様でした。それはそれで・・皆さま考え始めたのでしょうね。
近頃はお葬式を自宅で行う家庭は滅多に見当たりません。高齢者の場合などは家族葬という事でますますこじんまりとした家族葬が中心になってきた感がありますね。
いろいろ考えてこのような流れになってきたものと思います。昔40年ほど前は町内会の役員でもしていたら大変でした。仕事を休みまして、その日中に回覧を回し、お通夜のお手伝いをし、お葬式のお手伝いをしと仕事を休んでボランティアをしたものでした。今思えばお亡くなりなる方が少なかった時代だったからかもしれません。1000所帯位の団地でも1年にお亡くなりになる方が1軒や2軒と少なかった時代ですね。集会所までも提供していましたね。今思えば考えられないことをよくまあしていたのです。
庭仕事していて偶然出会いましたご近所の方に「実は主人が夏に亡くなったの!」と・・驚いてしまいました。交す言葉が見つかりませんでした。
ご近所の動きは普通に生活していても分からない事が多くなってきました。
交際がある方の場合は情報は入りますが、ゴミ出しの時にお会いする程度ではまったく何も分からないのですね。ご近所のあの方のお姿を全くお見受けしないので、もしかしたらお亡くなりになったのかもしれないと話していた方は、転勤で別居しているとの事、等等(苦笑)・・・分からない事で勝手に亡くなられたかしら?・なんて・・無責任な・・・
お仕事をしている方の場合は早朝から夜暗くなるまでお目にかかるチャンスはありません。こちらも細々ながら仕事で出ていたら当然ご近所の情報は分からないのが普通なのです。
だからと言いって、お亡くなりになられたら回覧で回すという事も個人情報であり扱いは難しいですね。
今住んでいるアパートは8世帯だけなので、誰々さんが入院しただとかご親戚が亡くなられただとかすぐに耳に入ります。自分としても安心です。私の姿が2~3日見えなかったら、きっと尋ねて(訪ねて)くださいますね~
今の時代でも田舎などでは自宅でお葬式をされたりと、町内会は大変なのでしょうね。
連れ合い様では月例清掃当番と、夏・年末の各戸総出の大掃除の時が一番の情報源のようで!!
直ぐ裏のお宅だったりするので、なんだかなぁ・・・と思います。
時代と共に大きく変化しているものの一つのような気がします。年取ったせいかしら?
時折家の2階からベランダ越しに会釈するような状態でも知らないと頓珍漢なご挨拶していたかなぁ・・・・と・・・仕方がありませんね、知らないのですから・・・