全米オープンテニスが終わりました。
フェデラーは準優勝。残念でした。フェデラーファンは、なんとか、この全米で、GSの優勝を見たかったです。
さて、フェデラーのシューズです。
全米では、2004年から2008年まで5連覇だったので、カップの中に5の文字が刻まれています。
今年、1回戦から1セットも失わずストレートで勝ち進んできたので、6年ぶりに優勝を達成できるかと、
大いに期待しましたが、鉄壁のジョコビッチを破ることはできませんでした。
SABRは、全米の前の、ウエスタン・サザン・オープンから見せたフェデラーの新しい技、セイバーです。
(ウエスタン・サザン・オープンでは、ジョコビッチを破り、フェデラーが7回目の優勝!!!!!!!・・7個つけました)
通常の第2サーブを受ける時は、ベースラインの辺りでリターンをします。
ところが、SABRは、相手がトスしたとたん、するするとサーブラインくらいまでつめていって、
リターンして、ネットに出る攻撃です。
相手にとっては、サービスしたら、目の前のネットにフェデラーがいて、リターンもあっという間に戻ってくるのであせる。
あるいは、サービスでボールを打とうとしたまさにその瞬間に、するする出て来るフェデラーを目にして、迷いが出てミスをする。
常に成功する訳ではないけれど、相手にプレッシャーを与える攻撃的な戦術がウイナーを呼んで、試合の流れを変えたのは確かです。
こんなに前まで、つめていくのですよ。
SABRは、sneak attack by Roger(ロジャーの奇襲攻撃)の略です。
なので、他の選手が真似をしても、SABなんとかになってしまい、セイバーではないのです。
マレーが同じ事をしたら、SABAになってしまう訳で。さば?
(sneakは、こそこそする、忍び寄るという意味だそうです。)
さて、決勝戦は、月曜の朝5時からの予定が雨天遅延したので、録画して出勤。
勝敗はわかっているのですが、まだ第2セットの半分くらいまでしか見ていません。
ゆっくり、かみしめて観戦しようと思います。