goo blog サービス終了のお知らせ 

おしらべ日記

能管 小鼓 弓道 クラシックギター フレブル粂 そして彦
歳をとるのも悪くないと思える人生作り

萬徳寺・明通寺

2007年10月15日 | 



萬徳寺(高野山真言宗)

もみじの美しいお寺で、金剛曼陀羅を表した庭園が見事だという事で行ってきました
本当は庭園を前に書院がありそこから眺めを楽しむようなのだが
残念ながらただ今書院は解体修理中のため
組まれた足場から見る事になる

巨石で表した大日如来を囲む四仏、そして沢山のもみじ
紅葉の時期になれば燃えるように赤々と、この庭を包みこむ炎のように見えるのかな

本堂に向かって急な階段を上っていくと
坂に覆いかぶさるように紅葉の葉、その蔭から本堂の重々しい姿が見えてきた

本尊は阿弥陀如来
温和な顔で優しげで…でも私には物足りないような

如来像を仰ぎ見る時、慈悲深い優しさの中にも崇高なきびしさを感じる
そして自分の身が引き締まるのが分かるその時、身体の中がスーッと浄化された気がするんだよね
でもそれがない初めて、、、仏像でも好みっちゅ~か波長っちゅ~か、あるんだね

そして楽しみだった馬頭観音&三童子は厨子にしまわれちゃってた。。。くすん残念










明通寺(真言宗御室派)

小浜のお寺の中では羽賀寺と同じくらい、大好きなお寺

階段を上っていくと、少し本堂の屋根が掛った感じで見えて来る三重塔がカッコ良くて素晴らしい!
いつきても石段を登ると見えて来る三重塔に途中で足が止まる
昨年は開山1200年記念で三重塔が特別開扉されていたっけ
中の釈迦三尊と阿弥陀三尊も美しかった
あれから一年、早いなぁ。。。

そして本堂の中の心地良い緊張感と薬師さんを前にしたときの安心感
そして聖観音菩薩の清楚なこと
丸々と大きく育った色とりどりの綺麗な鯉に餌をやったりして
明通寺はいいわ~

そしてやっぱり思うのは、日本人で良かったって事かな
コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 恋占い | トップ | こだわりの頭巾…って »
最新の画像もっと見る

4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
遅ればせながら (ルビコン)
2007-10-16 12:23:56
お引越し、今頃やってまいりました(汗)

親店ではお写真が一杯のブログになってますね。
またこれからも、こちらでよろしくお願いします。

妄想も仏様たちも一緒に、今度は消える事なく続くといいですね。

恋占い…私もしたいよーな、したくないよーな。
誕生日占いではカスリもしなかったからなぁ。
返信する
ルビコンさん (ミロク)
2007-10-16 22:58:53
いえいえ、こちらこそ!
こんな所までお越しいただきありがとうござる(笑)

こちらでは気楽極楽で適当に(お気楽なのはドコでもだけど)やってくつもりです。
アチラは見仏や舞台鑑賞などの記録を残していこうかと思ってます…と言いながらまた戻ったりして

占い、ホントは私もあまり信じないけど
悪い結果だと凄く気になるんだよね~だからやらないの疲れるから(笑)
返信する
Unknown (まんてぃ)
2007-10-17 00:42:36
仏像と対峙する瞬間の波長みたいな「何か」って、その間隔すごくわかる!

その時の体調や精神状態、それに自分をとりまく環境なんかも影響しているんだろうけど、あの感覚ってなんだか不思議だよね。それに、同じ仏像でも見るタイミングによっては受ける印象も全然異なる時もあるし。。。

でも、そんな細やかな機微を感じる時に「あぁ、仏像を好きになって本当に良かったな!」って感じるよ^^
返信する
まんてぃさん (ミロク)
2007-10-17 21:03:51
そうそう!そうなんだよね!

その時の自身の精神状態、周りの空気、季節、匂い、天気…

ほーんと、いろんな事で変わるよね。

それに堂守さんや住職さんの人柄にも

萬徳寺の坊さまがさ、悪口いいたかないけど…なんだかブツさん達に対する敬愛の念が全く伝わってこなくて。

せっかくの阿弥陀様もただの木像にしか見えなかったの…なんか悲しかったよ↓

やっぱり仏像は宗教の中での象徴で、人との拘わりが「私に何かを伝える事」の大切な一つなんだなと今回深く感じました。



ほんと仏像が好きでよかった!

特に今年はいろんな事があったし私は仏像に救われました。



まんてぃさんみたいな仏友とも巡り会えたし、他 全妄(中)連なども含め(笑)

あ、BUDDHAシリーズまだかねぇ?
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

」カテゴリの最新記事