4月4日(火)晴れ
久しぶりのブログです。
開始早々は週刊誌並みに週一を思い、それが月刊と成り、今や季刊も危ういところ。
表題のワカメ採りは鳴門海峡辺りでは既にシーズン終了ですが、海水温の低い当地では今が良い時期なので何年ぶりかにボートを出すことにしました。
海底に生えているワカメを採るということなので大潮の海面の低い時間を選びます。その昔はカレンダーなどで日時を考えていましたが、全国の港の潮の干満も即、分かります。
15時過ぎに黒島港出発。目的地は大島北です。
天気も良く、四国山地も綺麗。
大島西の送電塔を右(東)に見ます。
島の西北端のタケノウラ(タケンダ)の浜を廻り東へハンドルを。
此処には60年くらい前に住宅が一軒ありました。
余談ですが、郵便局に勤めていた姉が夜中に電報を届けなければならないということで母の命令でボディガードで付き添って行ったことを思い出します。山超え谷超え灯りは懐中電灯か提灯か忘れましたが電話も一般的には無かった昔々の話。(本当かいな?)
和井田浜を南に見ます。
「舟隠し」です。昔むかし中央少し左の岩の暗いくぼんだ処にかいぞく舟を隠しておいて沖を通る船が有れば出撃して通行料を取っていたそうです。
この辺りは魚も良く釣れ、ワカメもよく生えている所。
春の大潮の干潮時はよく伸びているワカメは水面にも漂います。
浮いているワカメは味もよろしくないのでないので深い処に生えているのを刈り取り。
自作の3M余の長鎌。
15分ほどでクーラーいっぱいに。
また、昔の話になりますが、ここ大島ではワカメなんぞは取らないし食べなかったように記憶します。
カモメも出てきたので帰ることに。
帰りは、大島の南側を走ります。
遠く中央に昨年から始めた鮭の養殖場が見えます。鯛やハマチでなく鮭です。
水温大丈夫なんですかね。
ワカメは茶から色鮮やかな緑と変わり夕食を飾りました。