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小瀬の鵜飼〈鵜の家・足立〉 in関2 ★関・郡上八幡・白川・高山・古川の旅 5 

2006-05-25 11:01:39 | 旅・鉄道・グルメ…

 

小瀬の鵜飼〈鵜の家・足立〉 in関2  
 関・郡上八幡・白川・高山・古川の旅 5


 今回の旅のメイン・イヴェントである関・小瀬の鵜飼見物

 鵜の家:足立さん(鵜匠)のお宅にご厄介になった。

             
             「鵜の家」足立 外観

             
               個室(6名様用)

             
                 宴会場

 しかし今日は鵜飼見物の客が少ないので、鵜匠が乗る鵜舟が一艘、見物客が乗る屋形船が一艘。

 こういう場合は、地元のギョウカイの仕切りによって、今夜の鵜匠は、宇佐見鵜匠が務める仕来りだそうだ。
 宇佐美鵜匠も鵜の家を経営している。小瀬では、3軒の鵜の家が協力しながら、伝統の灯を守っていると伺った。

   庭から入り口を見る

   筆者が止まった部屋

    向かい側の土蔵に鵜がいる。手前は鵜のプール   

                                     

                                     

             夕餉

    絶品の「生姜風味・あまごの醤油焼き」  関東では、なかなかお目にかかれない珍品だ 
                                                  あまご

                 
                                                       

          鵜の家・足立から見た対岸(長良川)

    鵜飼の始まる前には、宇佐見鵜匠から懇切丁寧な説明があった。鵜飼の伝統、仕来り、鵜のこと、鵜船のこと…。鵜船は、槇(まき)の木で作られているそうだ。腐り難く丈夫なのだ。そういえば、夕食の前に入った足立さんちの湯船も槇だそうだ。

 当夜は、肌寒いくらいなのに、宇佐美鵜匠は長良川の水の中へ足を長時間浸しながらの説明だった。

 長良川の上流は未だに積雪が残っており、そのため川の水温が低い。鮎の育ちも例年より少しゆっくりらしい。また鵜の活動もどうしても鈍くなりがちとか。

   しかし5月頃はこんなものだ。そのかわり、長良川の水藻をタップリ食べた若鮎は、水藻の匂いが薫り高く、独特の苦みも強い。5~6月の鮎が、とくに香魚と呼ばれる所以(ゆえん)だ。

 なにはともあれ、見物客がたったの6名。足立の女将が「こういうのは、天領鵜飼というの。皆さんは幸運よ!」。なかなか商売がウマイ。

   (鵜)ほんじゃ、ま、ボチボチおっぱじめっか!

   (鵜)ヨ~イドン!誰が一番獲るかなあ? そりゃあ俺様サ! 

   (鵜)ジャブンッ! そらあっ、獲ったゾ! ゴクン、な、なんで喉を絞めるのよっ!!!

   (鵜)もうオシマイかい? チェッ、つまんねえの。あ、鵜匠さん、鮎を吐き出さすナンテひどいっ!(鵜匠が鵜に鮎を吐かせている)

   (鵜匠)おまえら、仲間がまだ揚がってくるから、もっとそっちへ寄ってくれよなあ。

   (鵜)誰だい、まだ揚がってこねえのは? 新入りかぁ。調教を受けて、まだ一年半じゃ未熟だから、仕方がねえか…おい、新入りよ、いいかげんにしねえと、鵜匠のとっつあんにガリ喰うゼ!

   (鵜匠)おい、毎晩毎晩、世話を焼かすンじゃないよ。もう、そろそろ、新しい新入りが入ってくるゾ、恥ずかしくないかい?

   (鵜)さあ、帰って寝べえ…

 岐阜市の長良橋の鵜飼では絶対に見られない貴重な光景・情景を楽しむことが出来た。堪能、堪能!

                     

                    朝食が凄い。食い過ぎた。 
                                   

06.05.25

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