還り見れば酔生夢死か?

80歳代の聾人でネットの話題を書いています。足が悪いので家で得ることが出来るネット情報と私自身の唯我独尊の偏向文です。

国税の払い戻し詐欺・・・

2006-11-10 13:18:15 | 日常生活
振り込め詐欺:税金還付装い 国税庁が注意喚起

 支払い過ぎた税金の還付を装い、逆に現金をだまし取る振り込め詐欺が急増していることが分かった。

国税庁によると、被害は今春以降、11都県に広がり、総額約6000万円に達する。

振り込みにATM(現金自動受払機)を利用するのが特徴で、国税当局は「還付にATMを使用することは絶対にない」と注意を呼び掛けている。

 先月までは電話による被害がほとんどだったが、今月になって文書を使う手口が目立ち始めた。

「平成16年度納税ご返金のお知らせ」との表題の手紙を送りつけ、差出人は実在しない「収税課」

過払い分返金のため電話をかけるよう記載されており、6日に千葉県の女性が電話したところ、ATMの前に移動するよう誘導され、キャッシュカードの挿入や数字の入力を次々と指示された。

従ったところ、自分の口座から約30万円を振り込んでしまった。【高島博之】
毎日新聞 2006年11月9日 東京夕刊

「おい、この詐欺の記事だが納税ご返金って何だ?」とカミさんに尋ねると

「ウチには関係ないよ!」と、つれない返事が返る。

「関係ないってどう云うことだ?」

「ウチでは国税は所得税だけだよ」

「なに?」税金の事となると、さっぱり私は判らない。

「還付金の返還は収めた税金が多すぎた場合で、収める税金は、こちらが計算しているから多すぎることは普通ない」

「それによ、返還は普通こちらで返還請求の手続きをするものだよ」

「例え、計算を間違った場合でも税務署で知らせてきて、新たに更正請求をする方法があるよ」

「それから返還される場合が生じても税務署には、申告書の中に返還口座の記入欄がありそこに口座番号を書いて置くだけでいいの・・・」

「そうすると、どうなるの?」

「税務署で申告書に記入された口座に返金されるお金を振り込んで戴けるのよ」

「へ~ 案外 税務署って親切なんだな」

「最も事前に返還金額はハガキで知らせて戴けるがね」

「ハガキ?」

「そう、ハガキ! でも 内容を見るのは糊付けの剥がす奴だよ」

「若し間違って、よそに配達されて開封されたら大変だな?」

「どうして?」

「間違ってその葉書を受け取った人が還付金を受け取るかも・・・?」

「大丈夫だよ、その人の口座に振り込まれることはない」

「他人の口座には振り込まれないよ」

「それにしても多額の金額のお金を騙される人が多いね。皆さんお金持ちなんだな」

「どうして、こんなに騙されるのかね~ェ?」カミさんは嘆きつつ

「自分で収めた税金の金額を知らないのでは?」とも言う。また

「一つだけ言えることは還付される金額は納めた税金の範囲内だよ!

収めてもいない税金が返って来ることはない!」

少々カミさんは怒ってきた。

ヤバい!ヤバい!ここらで話は打ち切ろう。

日本も住み辛(ヅラ)い世になった!




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