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余録:「擦足」「釣鞠」「角の小鞠」「鞠高の数鞠」……
毎日新聞 2015年03月25日 02時30分
「擦足(すりあし)」「釣鞠(つりまり)」「角(すみ)の小鞠(こまり)」「鞠高(まりたか)の数鞠(かずまり)」……みな蹴鞠(けまり)の稽古(けいこ)法という。うち「鞠高の数鞠」とは約4.5メートルの高さにまで真上へ正確に蹴る練習である。鎌倉時代の公家で和歌でも有名な飛鳥井雅有(あすかい・まさあり)はそのために桶鞠(おけまり)という稽古を考案した
▲天井に桶を逆さに取り付け、床に描いた円の中から桶の中へ蹴り上げるものだった。練習の結果は成功率が9割を超え、非常に効果的な稽古法であったと雅有は記している。公家もまるでスポーツ漫画みたいな特訓をしたのだ(池修<いけ・おさむ>著「日本の蹴鞠」光村推古書院)
▲「若き時は身を捨てて、もの騒がしく走り巡(めぐ)りて……」とは平安時代の伝書の一節で、稽古はまず走りからということである。いやいや、若い者だけではなかった。62歳の自らも加わってのランニングからサッカー日本代表を始動させたハリルホジッチ新監督だった
▲旧ユーゴスラビア生まれ、ボスニア紛争で辛酸(しんさん)をなめたと聞けばオシム元監督が浮かぶが、実は親友同士という。指導者としては、いくつもの布陣を使い分ける柔軟な戦術を駆使、「知将」と呼ばれてきた。始まったのは、招集した新代表メンバーとの初合宿である
▲今までアフリカ諸国の代表監督を歴任したハリルホジッチ氏だったが、そのモットーは「ルール、規律、練習」である。日本選手の勤勉性、規律は高く評価しているといわれ、今後頻繁に行うというミーティングでは「やることはたくさんある」と選手に呼びかけた
▲「百度の稽古を鍛(たん)といい、千度の学を錬(れん)という」は室町時代の伝書にある。新監督、もしかして日本の伝統球技の奥義をも窮(きわ)めているのかもしれない。
ソース : http://mainichi.jp/opinion/news/20150325k0000m070184000c.html
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つぶやき
「鍛練」 と言う言葉の真の意味を初めて知りました。 この言葉は世界にも当てはまるようです。
何か?戦中派の私はゲツ・ゲツ・カ・スイ・モク・キン・キンを思い出しました。 古いですね~
戦中の標語に「ないないは工夫がない」ですか? 女子中学の寄宿舎の壁に誰が貼ったのか?「ないないは夫がない」・・・工夫(クフー)の工(ク)にバツ印が書いてあったとか?結構 やりましたね~。 戦中派の女学生!
日に日にあたたかくなってきました。 きょうは20度 くらいまで気温が上がる予報です。現在 気温は 6 度 です。午前 6時 丁度 6度 でも寒さは余り感じません。そとは明るいです。 今から写真を撮ってきましょう。 あとで追加 掲載します。関東の春の夜明け?です。 一応 アップしておきます。
亡くなられた師匠は中国で太極拳を身につけられたようです。
ただ 日本に帰ってからの生活が難しかったようですね。 大会社から香港勤務になり そこで太極拳に会い空手を修業しておられた先生は会社を辞めて太極拳に打ち込まれたと聞いています。ただ 10数年前に急逝されました。それで残念ながら会は多数に分裂 して私の所属する会もその中の一つの会です。
「来る者拒ばず、去る者追わず」といかないのでしょうね。 太極拳のある種目が習いたくて知人の紹介で他の教室に行くと必ず「向こうをやめてこちらに所属するか?」と聞かれます。 聞かれたら大体 その教室には行きません。 他を探します。 縄張りが無く 誰でも受け入れるところがいいですね。
指導員の心の狭さ:良く解ります。空手、太極拳どこでも全く同じです。まったく~たく~
理由
①自分以外の指導者に教えられて、変な癖 がついても困る。まして自分より下手な指導 員に習うとは何たることか、それなら止めて そこに行け!私ではダメなのか~
自分より本当に上手であれば なおさら自 分が馬鹿にされ、下に見られているのか! 許せん!耐えられん!
③大抵家庭の主婦から指導員に成ったケー スが多く。次元が低いのに、変なプライドが ある。基本的に人間性が悪い。自分に本当 の自信がない事の裏返しとしての虚勢。
などなど~普通の人間として陥りやすい 所でもあります。
実際教室を変わった人の裏話はよく聞きま
す、実にトラブルが多いですね~大抵指導 員の人間性に問題があります。
私の空手の師匠は3段取ったら独立せよと弟子に薦める、よき指導者でしたので、当地で実際、弟子の独立の際のトラブルなど目にする度、もっと師匠は自分に自信を持たんかい!と思ったものです。
若い頃から桁違いの鍛錬を繰り返した者は心が広い~そこまではやらなかった私ですら、学校と道場、合宿で連日猛練習したことはDNAに染みついています。(笑)
osamu先輩も,いわゆる昔の柔道猛練習のDNAの染みつきが有り、なぜかと思われるのでしょう。若い時猛練習した者でないと分かりにくい面もあります。
と言うわけで、剣は私としてはいい経験でもあり、ぜひ参加されんことを望みます。一応先生には断わっておかれた方が良いとは思いますが。お互いあまり気にする年齢でもありませんし~のびのびやりましょう。私は空,太二股ですが。下手な太の方もこの地区最高の先生なので、気が楽です~ 草々
お気楽メタボ拝
6月に太極拳の交流会があり今 楊式ツルギを習っている教室の男性から「一緒に出てくれないか?」 と聞かれ一応現在の「私が通っている教室の先生の許可を得てみます」と答えていますが、どうなのでしょうね?
当地では複数の教室に通う生徒を極端に嫌います。 私自身は何故か理由が分かりませんが・・・。
また教室も大体 24式・規定楊式・32式ツルギの三種目だけの教室が多いようです。
他の種目も習いたくても中々教えてもらえません。 それで私は今 別の教室で54式ツルギを習っていますが20年らいの先生は黙認のようです。
私も まァ それに甘えているのかも?ですが・・・教室を止めるわけではないので自由に学びたいものを学べる広い気持ちが欲しいですね。
鍛錬:何気なく調べたら、宮本武蔵の五輪の書にも、千日→鍛、万日→練とあるようです。この場合練は糸へんの方ですが。
金へんを使うのは、やはり鍛冶屋の鍛錬からの由来では?良質の鉄を選び、炭素量の違う鉄を(折り返し鍛錬)で鍛えることで適度の強度や肌の美しさが出現します。折り返し鍛錬も、過ぎると肝心の炭素が抜け、生鉄となり刀にはなりません。ググっても誤った説明が多いので参考まで。
刀鍛冶の勉強、研究、金属学の知識たるや、大変なもので、感心します。一流の刀鍛冶との付き合いが長かったので、私もよく小刀の焼き入れをさせてもらいました。コガタナとは、侍の刀の鞘に仕込んである小柄の先の、いわばポケットナイフです。くせもの!と投げつけるものではありません。(笑)今だ誤解されているようです。
理屈はともかく、鍛錬は大事である、と言う事を素直に受け取ればいいと思います。私の空手の師匠は、他流派の型でも一万回やればものになる、とさりげなく言いますが、ビデオを見るに、まさに桁違いの鍛錬!全く迫力が違います。私のは練習です!しょぼ 草々
メタボ拝