ヨガとバレエ・・・近いようでいて遠く、遠いようでいて近い。まるで陰陽のようです。
■ 呼吸?それとも プリエ?
ヨガでもっとも素晴らしいな!と思うのは、呼吸への意識です。
人間の体内へアクセスする方法としては、呼吸だけが唯一、とも言えるものです。
呼吸は体だけでなく、心へもアクセスできる手段であることは”深呼吸”で皆経験済み。
なぜか、バレエでは呼吸はほとんど強調されません。もっと呼吸法を取り入れたレッスンがあってもいいのにな・・・。
もちろん、美しいアームスなど、呼吸のタイミングとあっているものですが、呼吸はあまり強調されないのです。
先生達に聞いても、「自然に」とかテキトー(笑) 回転中は息を止めている?している?そんなことも分からない。
しかし、コンテンポラリーダンスなどでは呼吸に合わせた動きが出てきます。これはやってみると、快感覚!!
運動オンチの人ほど目からウロコです。呼吸とはすなわちリズムなので、運チとオンチは一緒だったんだ~(^^)と納得。
(私はかなりオンチで、縄跳び飛べません・・・汗)
一方、ヨガで驚くほど強調されていないのはプリエの凄さです。つまり、スクワット。
バレエでは基本中の基本であるプリエ・・・これがあまり出てきません。 コンビニでたむろ中のヤンキーみたいなポーズ(笑)があり、マーラーサナというのですが、これが唯一スクワット。 花輪のポーズと言われていますが、パッと見、花輪どころか、
とても乙女がやりたいポーズとは思えません・・・(笑) まぁプリエとてステキ!とはいえないポーズですが・・・。
バレエの場合はプリエが基本のキなのは、ジャンプや回転があるからですね。ジャンプするには大地を押すしか”力の源”がないからです。ヨガにはジャンプする、という動きはありません。
■ 動かないこと、vs 優雅に動くこと
ヨガのポーズ、アーサナは、ポーズであって流れではない。バレエにおいてはポーズは型、1通過点に過ぎない。
連続写真のどの瞬間でも美しいことが求められています・・・・つまり、美ポーズの連続=動き、っていう発想ですね。
でもヨガは途中が美しいかとか考えません。その点は楽なのですが、楽でないのはポーズの維持。
なぜなら、ヨガの究極は座禅の瞑想だからなのです・・・つまり微動だにしないこと。
動いてナンボのバレエとはずいぶん違いますね。もちろん、違うのは当然ですけどね(笑)。
でも、バレエをやる人にはヨガしてからバレエレッスンに行くと、動きやすいという人が多いと思います。
私はそう。なぜかな?と思うと、やっぱりバレエは体の使い方としては偏っているからなんではないかしら?
ターンアウトばっかりして、内旋はしないですしね。それがバレエダンサーの故障の多さ、につながって
いるような気がします・・・ほんと、上達すればするほど、バレエは体に悪い・・・(^^;)。
■ ヨガ → ストレッチ → 浄化
何らかのエクササイズ効果を求めて、アーサナ(ヨガのポーズ)を行うのは、ヨガの本質的な意味(自己との対話)からみると少々外道のようにも思えますが・・・そこんところは、”まだまだ修行が足りん!身”として、自分に許してあげましょう(笑) 人間ですもの、何かお得があれば、ヤル気も湧きます♪
ヨガは一般的にはストレッチのポーズと思われていますが・・・目をつぶってやっている人たち・・・「ああ~伸びてきもちいい~」って言ってそう? ちょっと違うんですけどね、でも近い!
目をつぶることが多いのは瞑想に近い心境だからですね。自分の体に問いかけるには、外界をシャットダウンしたほうがいいので。 伸びて気持ちいい~ってより、「ねえ?カラダ君、今日の調子どお?」って聞いているみたいです。
それだけでなく、ヨガでヘンなポーズ(笑)を取っているといいのは・・・自分の肉で自分の体を押すことです。
例えば、前屈。バレエでもやりますよね?前のカンブレ。ヨガではウタナサナというポーズが立位の前屈です。
このウタナサナの座ったものが座位の前屈(パスチモッタナーサナ)。バレエではレッスン前のストレッチで出てきます。
この前屈、便秘にいいって知っていました? (笑)
体をケータイのように真っ二つに折る → おなかのお肉が邪魔で折れない → でも前屈! → 結果、おなかでお腹を押すことになる
これがお腹のマッサージ効果になります(^^)。 お腹に入っているのは?腸!ということで、便秘が気になる人は朝に前屈すればいいわけです。ところが痩せていて体が固いと、マッサージするのにはお腹のお肉が足りず(^^;)
お腹でお腹を押す、ということにならないから、少々お腹の肉が入りきらずに困るくらいが、マッサージ効果としてはバツグンですね(笑)
ねじるポーズは特にこういう効果が高い。でも他のポーズも実はぜーんぶ、自分の体重で自分の体のどこかを押す、ということなんですよ。どこを押しているかと言うと、重力のかかる場所。
押すことで、腸の内容物だったり、リンパから流れる老廃物だったり、体脂肪だったり、古い息だったり色々な”出したいもの”をカラダから追い出します。
ヨガには、自浄という自分をキレイにする、浄化するという概念があります。うーん、もともとはキレイだった自分に戻る。いいですねぇ!(笑)
バレエはキレイになる、という意思が必要。ベクトルが違いますよね。きれいになりたいと思えば誰でもなれる!のがいいところだけど。
ヨガはある意味自力整体にも非常に近い。 だから気持ちよくなって当然ですね。
お化粧でも、お化粧する前に クレンジングでしょう? クレンジングに熱心なのは、西洋国より東洋の国ですが、どっちも”キレイ”に必要なように、バレエがメイクアップだとすると、ヨガはクレンジングです。だからバレエ前にヨガがオススメ!
バレエは一説に動的ストレッチといわれています。だから、カラダは押すんではなく、伸ばす。 上へ上へと希求するカラダ。
ヨガ バレエ
↓ ↑
→・← ←・→
↑ ↓
でも、中の黒点がしっかりとした核として必要なことは、一緒なんですよね~。
《ヨガ vs バレエのまとめ》
ヨガ バレエ
ポーズ 維持 通過点
呼吸 ◎ △
スクワット △ ◎
自己との対話 相手へのプレゼン
カラダ マッサージ 動的ストレッチ
押す 伸ばす
求心的 放射的
上達すると・・・ カラダに良い カラダに悪い
目 閉じる 見開く
自分に魅了される 相手を魅了する
音 単調なマントラ 音楽的
■ 呼吸?それとも プリエ?
ヨガでもっとも素晴らしいな!と思うのは、呼吸への意識です。
人間の体内へアクセスする方法としては、呼吸だけが唯一、とも言えるものです。
呼吸は体だけでなく、心へもアクセスできる手段であることは”深呼吸”で皆経験済み。
なぜか、バレエでは呼吸はほとんど強調されません。もっと呼吸法を取り入れたレッスンがあってもいいのにな・・・。
もちろん、美しいアームスなど、呼吸のタイミングとあっているものですが、呼吸はあまり強調されないのです。
先生達に聞いても、「自然に」とかテキトー(笑) 回転中は息を止めている?している?そんなことも分からない。
しかし、コンテンポラリーダンスなどでは呼吸に合わせた動きが出てきます。これはやってみると、快感覚!!
運動オンチの人ほど目からウロコです。呼吸とはすなわちリズムなので、運チとオンチは一緒だったんだ~(^^)と納得。
(私はかなりオンチで、縄跳び飛べません・・・汗)
一方、ヨガで驚くほど強調されていないのはプリエの凄さです。つまり、スクワット。
バレエでは基本中の基本であるプリエ・・・これがあまり出てきません。 コンビニでたむろ中のヤンキーみたいなポーズ(笑)があり、マーラーサナというのですが、これが唯一スクワット。 花輪のポーズと言われていますが、パッと見、花輪どころか、
とても乙女がやりたいポーズとは思えません・・・(笑) まぁプリエとてステキ!とはいえないポーズですが・・・。
バレエの場合はプリエが基本のキなのは、ジャンプや回転があるからですね。ジャンプするには大地を押すしか”力の源”がないからです。ヨガにはジャンプする、という動きはありません。
■ 動かないこと、vs 優雅に動くこと
ヨガのポーズ、アーサナは、ポーズであって流れではない。バレエにおいてはポーズは型、1通過点に過ぎない。
連続写真のどの瞬間でも美しいことが求められています・・・・つまり、美ポーズの連続=動き、っていう発想ですね。
でもヨガは途中が美しいかとか考えません。その点は楽なのですが、楽でないのはポーズの維持。
なぜなら、ヨガの究極は座禅の瞑想だからなのです・・・つまり微動だにしないこと。
動いてナンボのバレエとはずいぶん違いますね。もちろん、違うのは当然ですけどね(笑)。
でも、バレエをやる人にはヨガしてからバレエレッスンに行くと、動きやすいという人が多いと思います。
私はそう。なぜかな?と思うと、やっぱりバレエは体の使い方としては偏っているからなんではないかしら?
ターンアウトばっかりして、内旋はしないですしね。それがバレエダンサーの故障の多さ、につながって
いるような気がします・・・ほんと、上達すればするほど、バレエは体に悪い・・・(^^;)。
■ ヨガ → ストレッチ → 浄化
何らかのエクササイズ効果を求めて、アーサナ(ヨガのポーズ)を行うのは、ヨガの本質的な意味(自己との対話)からみると少々外道のようにも思えますが・・・そこんところは、”まだまだ修行が足りん!身”として、自分に許してあげましょう(笑) 人間ですもの、何かお得があれば、ヤル気も湧きます♪
ヨガは一般的にはストレッチのポーズと思われていますが・・・目をつぶってやっている人たち・・・「ああ~伸びてきもちいい~」って言ってそう? ちょっと違うんですけどね、でも近い!
目をつぶることが多いのは瞑想に近い心境だからですね。自分の体に問いかけるには、外界をシャットダウンしたほうがいいので。 伸びて気持ちいい~ってより、「ねえ?カラダ君、今日の調子どお?」って聞いているみたいです。
それだけでなく、ヨガでヘンなポーズ(笑)を取っているといいのは・・・自分の肉で自分の体を押すことです。
例えば、前屈。バレエでもやりますよね?前のカンブレ。ヨガではウタナサナというポーズが立位の前屈です。
このウタナサナの座ったものが座位の前屈(パスチモッタナーサナ)。バレエではレッスン前のストレッチで出てきます。
この前屈、便秘にいいって知っていました? (笑)
体をケータイのように真っ二つに折る → おなかのお肉が邪魔で折れない → でも前屈! → 結果、おなかでお腹を押すことになる
これがお腹のマッサージ効果になります(^^)。 お腹に入っているのは?腸!ということで、便秘が気になる人は朝に前屈すればいいわけです。ところが痩せていて体が固いと、マッサージするのにはお腹のお肉が足りず(^^;)
お腹でお腹を押す、ということにならないから、少々お腹の肉が入りきらずに困るくらいが、マッサージ効果としてはバツグンですね(笑)
ねじるポーズは特にこういう効果が高い。でも他のポーズも実はぜーんぶ、自分の体重で自分の体のどこかを押す、ということなんですよ。どこを押しているかと言うと、重力のかかる場所。
押すことで、腸の内容物だったり、リンパから流れる老廃物だったり、体脂肪だったり、古い息だったり色々な”出したいもの”をカラダから追い出します。
ヨガには、自浄という自分をキレイにする、浄化するという概念があります。うーん、もともとはキレイだった自分に戻る。いいですねぇ!(笑)
バレエはキレイになる、という意思が必要。ベクトルが違いますよね。きれいになりたいと思えば誰でもなれる!のがいいところだけど。
ヨガはある意味自力整体にも非常に近い。 だから気持ちよくなって当然ですね。
お化粧でも、お化粧する前に クレンジングでしょう? クレンジングに熱心なのは、西洋国より東洋の国ですが、どっちも”キレイ”に必要なように、バレエがメイクアップだとすると、ヨガはクレンジングです。だからバレエ前にヨガがオススメ!
バレエは一説に動的ストレッチといわれています。だから、カラダは押すんではなく、伸ばす。 上へ上へと希求するカラダ。
ヨガ バレエ
↓ ↑
→・← ←・→
↑ ↓
でも、中の黒点がしっかりとした核として必要なことは、一緒なんですよね~。
《ヨガ vs バレエのまとめ》
ヨガ バレエ
ポーズ 維持 通過点
呼吸 ◎ △
スクワット △ ◎
自己との対話 相手へのプレゼン
カラダ マッサージ 動的ストレッチ
押す 伸ばす
求心的 放射的
上達すると・・・ カラダに良い カラダに悪い
目 閉じる 見開く
自分に魅了される 相手を魅了する
音 単調なマントラ 音楽的
ヨガをすると自分らしい体型になるんですって!