風琴抄

ふうきんしょう…オルガンや聖歌、庭、日々の出来事

水のいのち、母なる大地

2017-12-16 | 学び・演奏会
次女ろざが所属する混声合唱団の定期演奏会を聴きに隣の市まで出かけました。

「水のいのち」は高田三郎先生の作品で、合唱作品の金字塔と言われています。
わたくしも大学の合唱の授業で歌いました。
当時の教授は「この作品はやはり取り上げておきたい」とおっしゃってたのを今も覚えています。
フレーズのおさめかた、ことばの置き方が典礼聖歌と共通するところも多いので、
聴いていて、とても身近に感じます。奇をてらわない、正統派の合唱作品でしょう。
最近はあまり演奏される機会がないかもしれないけれど、
ろざたちの合唱団が歌ってくれて嬉しかった~。

OBステージの「大地讃頌」は圧巻で、
「母なる大地の懐に、我ら人の子の喜びはある…」
特に、中高年男性の歌声は、時を重ねてきた人の厚みがありました。
生きるっていいな、合唱っていいな。

企画ステージ(お楽しみステージ)で「もののけ姫」(上級者向けの伴奏譜でした)
アンコールで「怪獣のバラード」の伴奏を弾いたろざ、
母としてはもう、ピアノの発表会を見守るような祈るような気持ちでした(笑)
彼女としてはかなり努力したと思うし、かなり善戦してました。

演奏会ドレス姿が30年前のわたくしにそっくり(夫もそういいます)なので、
まるで自分の若いころを見てるようでおかしくて、
すっかりおすまし女子大生の顔になってるので、これまた笑っちゃいました。

いいなあ、青春♪





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