OrganFreak

ハモンドオルガンに魅せられたオッサンのブログ

ジャレッド.ゴールドのオルガン

2007年09月13日 | ライブ日程
9月10日にニューヨークの新星オルガニスト、ジャレッド.ゴールドがウイリアム.アッシュ(g)小林陽一(ds)のトリオで大阪のMr.ケリーズでライブがあったので、行って来ました。ジャレッドの事は女性ジャズドラマー、シルビア.クエンカから素晴らしいオルガニストだと聞かされていたので期待していました。

シルビアの言う通りに噂に違わぬいいオルガニストでした。ラリー.ヤングやラリー.ゴールデイングスタイプのプレイヤーで未だオルガン歴6年で27歳の若さなので将来有望です。

一番驚いたのは彼がアメリカから持ち込んで来たオルガンです。XK-3を2弾重ねにしているのですが、何と下鍵盤はスライド式になっていて終わったら引き出しのように奥にしまい込むようになっています。ペダルは元々25KEYのものを20KEYにして使っていました。gigが終わってから数分で片付けた手際の良さに驚きました。

この2弾重ねのスタンドは今年の夏にシルビア.クエンカとカリフォルニアツアーに行った時、大工をしているシルビア.クエンカのお父さんにつくってもらったそうです。ツアーの多いオルガニストには涎もののオルガンでした。