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黒川七所庚申

2023年11月12日 | ポタリング
生野町黒川にある七体の青面金剛を探すポタ


生野銀山で有名な生野町の最奥にある大字・黒川は、本村、大明寺領および、大外、高路、梅ケ畑、長野、簾野の5つの枝村を持つ黒川村であった。これ等の村には、行司という作者が作った青面金剛の石像がそれぞれ配置されており、黒川七所庚申(ななとこ こうしん)と呼ばれている。
七つ集めれば、どんな願いもかなえるというドラゴンボール的な物だろうか??

丁度紅葉の季節でもあるので、今回はこれら七つの石像を探し巡りつつ、紅葉も楽しむポタです。



スタートは黒川ダムです。


まずは、大明寺にある石像を探しに。


ちょっとわかりにくい所にあった。


左下に「行司作」と刻まれている。
この作者の青面金剛像は、なんだかデフォルメされた可愛い感じなのが特徴です。


少し南下すると、すぐに本村の石像が有りました。
一目で、同じ作者であることが分かりますね。
お堂の中に安置されているだけあってか、綺麗です。

R429に出会うと、左折して青垣峠方面へ進みます。


大外(おそと)の集落に到着


階段を上り、山中のお社の手前に大外の石像を見つけました。



近くにあった廃校跡とお風呂?


R429を戻り黒川本村への分岐を過ぎると、屏風神社が有りました。

そのまま市川沿いのR429を下って行き、長野川の分岐へ。


長野川沿いを上流へと進むと、ホソビラの平家塚、、、らしいが。
特に何もなかった。


高路(こうろ)の集落です。


事前の調査では、ここにあるはずなのだが、、、左の石仏は違いますね。
右の空きスペースが怪しいなぁ。


2013年


2023年

2013年のストリートビューでは、右に石仏が見えます。
管理しやすい様に、どこかへ移されたのだろうか?
知っている人は教えて下さい。


高路と梅ケ畑の集落を繋ぐ小さな峠。


の近くにあった、梅ケ畑の石仏。


梅ケ畑側へ降りました。
左手の民家の屋根裏にはミツバチの巣がある様で、スズメバチがたくさんのミツバチを攻撃していました。


更に長野川をさかのぼると、黒川の最奥にある長野集落に到着しました。

この道の先には三国峠(播磨と但馬の国境)があり、多可町へと至ります。
以前、自転車で越えたことが有ります。


3つの石造りの真ん中に、長野の石仏が有りました。


事前の調査では、山麓のお堂に有るという事でしたが、、、
お参りしやすい様に、ここに移されたという事です。

R429へ戻り、更に下って行きます。


日本ハンザキ研究所
黒川小中学校跡にあるオオサンショウウオの研究施設だそうです。


廉野(すだれの)集落です。
国道沿いなだけあって、他の集落より数倍大きいですね。




廉野の石仏は、ちょっと判り難いお堂に安置されていました。
格子戸が開け辛かったので、外から撮影しました。

これで、各集落を一通り巡ったことになります。


折角なので、黒川地区のすぐ南にある魚ヶ滝へ行きました。


ダムが減水している様で、市川が干からびて水田跡の様な物が見えました。


銀山湖の水神様、淤加美(オカミ)神社が岸と繋がってる、、、歩いて渡れそう。

これだけ減水して居れば、水没した上生野(こうじくの)集落が確認できるかと期待しましたが、何も見えず。
もっと深い所に沈んでいるのか、、、。


結局、6つしか見つけられませんでした。
高路の石仏はいずこへ?

というわけで、もうちっとだけ続くんじゃ。


【参考】
雲頂山日記番外編-黒川の七所庚申
山であそぼっ・石仏探訪


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