goo blog サービス終了のお知らせ 

【点線県道】兵庫県道xトxジテンシャ / ダイジェスト版@西播磨地域③

2020年06月05日 | 兵庫県道
【点線県道】兵庫県道xトxジテンシャ

地形図上の県道破線区間を、自転車と共に通過した記録。ダイジェスト版@西播磨地域③

r449, 450, 451, 505, 520
【注意】地図上の赤・紫の破線は、地形図の県道破線、県道を結ぶと予想される破線の区間をマニュアルでなぞったものです。正確なルートや、実際に通行したルートを示している訳では有りません。通行される際には、事前にご自分でよく調べて、適した装備で自己責任で楽しんでください。また、峠や地名等に間違いが有りましたら御指摘ください。

【r449】
兵庫県道449号 多賀相生線(1)
地形図によると、上郡町野桑広根~相生市矢野町小河に破線区間あり。


県道の破線区間を示す(南側)


峠の地蔵尊

r5とr449の交点、小河(おうご)からr449を北上して2kmほどで、害獣柵を越えます。1車線の未舗装車道を少し進めば、北峯の滝がありました。車道の行き止まりには、"右くらい 左やま道"の道標が有りました。それに従って右へ進み、峠に至ると、峠のお地蔵様が迎えてくれました。
峠を越えると、道は不明瞭に成ります。小さい谷に沿って下って行くと、炭焼き窯の跡が幾つか有りました。やがて左から来た道(近畿自然歩道/r450)と合流しました。道は、溜池手前で舗装路となり、広根へと出ました。

道標の"くらい"は、鞍位川流域の鞍位地区(旧鞍位村)の事を示す様です。r450と併せて訪れると良いでしょう。
●元レポ: 兵庫県道449号 (前)xトxジテンシャ


【r449】
兵庫県道449号 多賀相生線(2)
地形図によると、佐用町多賀奥多賀~上郡町大冨西谷に破線区間あり。


県道の破線区間を示す(北側)


斜面(右)から峠を越えると作業道(左)

SPring-8から大下りまで大下りし、奥多賀からr449を南下しました。沢沿いの未舗装車道を進むと、やがて道は荒れ、斜面が崩れて狭まり、ついに僅かな踏み跡となりました。道が無い箇所は、沢の中を進みました。そのまま谷を上り詰めると、峠に至りました。峠の反対側からは、直前まで作業道が来ていました。そのまま西谷側へ下る予定でしたが、落石の為に通行止めでした。仕方ないので、峠から西へ伸びる林道を通って滝谷へ降りる事にしました。"飛龍の滝"上部からは滝谷を望めましたが、滝に降りるのは困難そうでした。やけに落石の多い林道を通って、飛龍の滝を見に行ってから帰りました。

破線区間は特にお勧めしませんが、周辺は隆起準平原地形と呼ばれるなだらかな高原を形成し、その上に鍋倉、冨満(とどま)、獅子見(ししみ)、楠など上郡の山上集落が点在しています。これら山上集落を繋げてポタリングルートを設定すれば、高原&坂好きのポタラ―なら楽しめると思います。
●元レポ: 兵庫県道449号 (後)xトxジテンシャ


【r450】
兵庫県道450号 野桑有年停車場線
地形図によると、上郡町野桑広根~上郡町小野豆に破線区間あり。


県道の破線区間を示す


破線区間降り口の石仏

r5にある椿峠を越え、小野豆高原の案内標識で右折、r450で小野豆へ登りました。春の小野豆は、まるで山上の桃源郷でした。ジャンジャン穴や平家塚を見学したら、未舗装の車道を通って峠を越えました。フラットで広い道を進むと、右手に石仏がおわしました。右下へ降る細い道が有りますが、これが近畿自然歩道 "兼" 県道です。フラット道を直進すれば新山寺廃村へと通じ、祇園社の祠が残っているそうです。細い道を下ると、立派な三段の石垣の堤で出来た溜池(見出し画像)が有りました。県道も石垣で補強されて居ました。やがてr449と合流し、さらに進み広根に出ました。途中には、坊主が指差している大きな道標が有りました。広根から奥への直通ルートを示している様です。

小野豆に有った落人伝説の案内板、"上郡に残る7つの山頂集落"が気になるところです。r449(南)とr450を周回すれば効率的でしょう。
●元レポ: 兵庫県道450号 xトxジテンシャ


【r451】
兵庫県道451号 西新宿上郡線
佐用町西新宿~上郡町旭日の破線区間。


県道の破線区間を示す


九十九折れの道

千種川の支流である岩木川をr451で遡ると、大鳥圭介の出生地の石戸に入ります。道はさらに山奥へと伸び、途中の分岐を右へ行けば黒石、市原などの山上集落へと繋がります。直進すればr451の破線区間に入りますが、一車線の舗装車道でスムーズに進む事が出来ます。平松廃村の分岐を過ぎると、皆坂の滝からの遊歩道と合流してこれより先、近畿自然歩道と県道の"兼道"となります。舗装は無くなりますが、道幅は広いままで、道沿いには電柱が立っていました。少し藪の九十九折れを登ると、平坦な直線となり、はっきりした峠は判りませんでした。中才への下り口には、石柱の道標"右ハひせん八とうし道"が倒れていました。沢沿いの道を下れば、中才に出ました。

ほぼ自然歩道なので、標識も多く親切な道です。周辺にある"赤松の郷昆虫文化館"や"白旗城"、"皆坂の滝"や"山上集落"などと組み合わせてポタリングコースにするのは如何でしょうか。鉱山跡も有るようです。
●元レポ: 兵庫県道451号 xトxジテンシャ


【r505】
兵庫県道505号 新宮林田線
地形図によると、新宮町曽我井~林田町六九谷に破線区間あり。


県道の破線区間を示す


峠手前の地蔵尊

R29沿いの消防署傍から、r505へ入りました(終点)。道沿いには放置自動車(ALTO)があり、荒れた車道幅の道を登って行くと、立派なお地蔵様がおわしました。小さな峠には、青々とした枝葉が付いた倒木が詰まっていました。苦労して倒木を越えれば、それは倒木ではなく伐採した木を峠上に置いていたのでした。天下の公道を塞ぐんじゃねえ!
曽我井側は作業道の様な道で、途中で東山公園から来た舗装路に合流しました。

県道の南には、曽我井坂が有ります。昔の地形図を見れば、祝田(はぶり)神社の下からこの峠を越えて曽我井へ抜ける道の方が立派だった様です。"播磨の峠"にも紹介されており、道としても此方の方がお勧めです。
●元レポ: 兵庫県道505号xトxジテンシャ/ 播磨の峠 - 31. 曽我井坂峠xトxジテンシャ


【r520】
兵庫県道520号大沢岩野辺線
宍粟市山崎町小茅野~千種町鷹巣の破線区間。


県道の破線区間を示す


何故か平行に同じ標識

破線区間は車道に改良された様子です。ただし、千種側には "これより未整備の為通行不能"、 "この先 通行止め" の看板は未だ設置されていました。
●元レポ: 兵庫県道429号xトxジテンシャ



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。