松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆同性パートナーシップ制度の意義と論点-少数者の思いを受けとめ制度化する

2022-02-21 | 1.研究活動
 雑誌・実践自治の原稿を出した。タイトルは「同性パートナーシップ制度の意義と論点-少数者の思いを受けとめ制度化する」とした。

 書き出しは、こんな感じである。
 
 性的少数者は、性的指向(Sexual Orientation)と性自認(Gender Identity)に分けることができる(この2つの頭文字をとって「SOGI」と表現される)。
性的指向とは、どのような性別の人を好きになるかを意味し、性自認とは、自分の性をどのように認識しているのかということを意味する。

 性的指向は、レズビアン(女性同性愛者・Lesbian)、ゲイ(男性同性愛者・Gay)、バイセクシュアル(両性愛者・Bisexual)、性自認は、トランスジェンダー(心の性と身体の性に違和感のある人・Transgender)で、それぞれの頭文字を取って「LGBT」と言われる。

 しかし、LGBT以外にも、Xジェンダー(性自認が女性/男性と明確に二分できない人)、クエスチョニング(好きになる性や心の性を決められない分からない人)、アセクシュアル(他者に性的関心がない人)などもあり、この問題は、さらに多様であるとも指摘されている。

 本稿のテーマである同性パートナーシップ制度は、この性の多様性をめぐる対応策のひとつである。

 性的少数者をめぐる問題から、同性パートナーシップ制度につないで、その意義や論点を紹介する論文となった。 

 このテーマは、十分、咀嚼し、理解しているわけではないが、現時点では、精一杯である。
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