松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆コロナ禍の地域活動・見直すことを考えてみよう

2022-02-22 | 1.研究活動
 小規模多機能自治推進NW会議 関東ブロック会議研究会にZOOMで参加した。コミュニティ政策研究会の関東ブロック研究会である。コロナで地域が変わったことというテーマだったので、これは面白いと思った。

 コロナ禍で、地域活動は、大きな変化を受けた。多くの活動が中止になった。コロナ禍において、これを乗り越える、どのような取り組みが、行われているのか、興味深く思い参加したが、小規模多機能組織の話に終始して、ちょっと拍子抜けになってしまった。

 コロナで、多くの活動がいったん中止されたが、やめてよかったものも、中止になって残念という、大きな色分けができたとおもう。なかなか、今まで続けてきたことを辞めることが難しいが、コロナはいい機会になった。やめても、何ら支障がないというものが、顕在化したように思う。この機会に、それをあぶりだし、やめるものはやめる、伸ばすものは伸ばすという区分けをやってみたらよいだろう。

 活動のなかで、ZOOMでできるものと、やはり顔を合わせないとだけなものの区分けも生まれてきた。今までは、委員会のうちわせのために、どこかで会って、打ち合わせを行うということが行われていたが、打ち合わせは、ZOOMになった。他方、実のある会議は、リアルのほうが成果が出る。その仕分けをして、ZOOM、リアル、どっちみたいな、区分けを検討するのは、今がチャンスのように思う。

 自治体が取り組むべきは、以上のような方針を明確にして、これをルール化をして、そして、実際の活動の具体的仕分け作業を行うことである。これは役所内だけでなくて、地域活動にも当てはめて、やってみたらよいであろう。

 そんな議論をしている自治体があるのか、ぜひとも知りたいと思っている。
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