松下啓一 自治・政策・まちづくり

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★実務で使える政策法務研修(秋田県)

2022-08-27 | 2.講演会・研修会
 コロナで中止が続き、3年ぶりの研修になった。参加者は、10人と、これまでの半分以下だった(宿泊ができないので、遠方の市町村は参加が難しく、またコロナで都合が悪くなるという影響もうけているようだ)。

 秋田の魅力は、「いやよ」が通じることである。法律と条例をめぐる法律先占論と実質判断説に関する説明として、「いやよ」という言葉は文理ではNOであるが、状況によってはyesのときもある、これが実質判断論だという話であるが、この話は、他のまちでは、しらっとするが、秋田では、みな、うなづきと笑いが起こることである。その理由は、よくわからないが、ともかく、秋田では、笑いが起こる。

 2日間の研修のうち、初日は、やや空回りであったが、2日目は、巻き返すことができた。調子に乗って、長々と、体験談を話してしまったが、これはこれでよかったろう。私も、体験談を話さないと調子が出ない。

 注意すべきは、秋田の人は控えめなので、こちらが時間管理をすることがポイントで、この点をしっかり示せば、真面目にやってくれるのが、秋田の研修の勘どころである。

 今回の参加者には県職員の人がかなりいたので、私の市町村向けの話が、少しずれてしまっているのではないか、少し心配であったが、柔軟に対応してくれた助かった。

 この研修は、これまでは、基本、全員が宿泊で、夜にはにぎやかな宴会が開催される。私は、欠かさず参加し、大いに論じるが、たが、コロナ禍で、宿泊そのものがなくなってしまった。コロナが落ち着いたら、また宿泊も復活するであろうが、コロナを経験したので、こうした大声で論じあうという「文化」は、なくなってしまうのだろうか。

 今回も、事務局の方々には、いろいろとお世話になった。感謝申し上げたい。秋田のお土産は、ぬいぐるみの秋田犬のマサル君にした。秋田に行く度に買えば、そのうち、さまざまなバージョンがそろうのではないか。
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