松下啓一 自治・政策・まちづくり

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◇もう少し南の島へ行く(フィリピン)

2014-03-28 | 5.同行二人
 今度は、もう少し南の島(フィリピン・セブ島)へ行った。

 ここのところ、ほぼ2カ月おきに南の島へ行っている。石垣島、宮古島と続いて、今度はセブ島まで足を延ばした。セブ島にしたのは、直行便が出ているので飛行時間が短いからである。今度で5時間まで伸びたので、この調子で行けば、次は、タイくらいまで行けるだろうか。

 フィリピンといっても、泊まったところが、セブ島の国際リゾートホテルなので、本当のフィリピンとは言えない(ホテルは、以前行ったバリ島と区別がつかないくらい)。町にも出てみたが、バラック建ての家のすごさは、日本の昭和20年代でもないくらいで、ホテルとは隔絶の差である。

 日本人にとってグアム島が御用達のように、韓国人にとって、セブ島は一番人気のリゾート地になっているようだ。説明も英語のほかは韓国語がメインであるし、実際、ホテルでも、観光スポットでも圧倒的に韓国人が多かった(椅子に忘れた連れ合いのスカーフを届けてくれたのも韓国人)。

 旅に出ると、中国人、韓国人、日本人と違いは、服装で一目瞭然である。ただ、今回気がついたのは、韓国人の若い人は、日本人とほとんど区別できなくないくらいで、落ちついた服装の目立つようになったことである。女性の場合は、化粧も似通っているのだろう。政治面での日韓対立は、依然として続いているが、文化、経済面では、知らず知らずのうちに、互いに融合し切り離せなくなっているのだろう(朝のバイキングでも、中国人、韓国人は、お皿に山盛り持ってきて、たくさん残すというイメージであったが、韓国の若い人は、日本人と同じように、少しの量を皿にとって、ゆっくり食べている)。

 フィリピンで嬉しかったのは、子どもが多かったこと。ちょうど、卒業式のシーズンなのだろうか、小学校にも、中学校にも、そして大学の周りに、子どもがたくさんいたことである。みな屈託がなく、楽しそうで、こちらまで楽しい気分になった。
 それから、交渉することが別にイヤミではなく明るかったこと。「メーターのついてないタクシーに乗ったら金額交渉すること」をガイドブックに書いてあったが、日頃、こうした交渉が苦手な私でもできた(隣にいた連れ合いに煽られたせいもあるが)。
 
 この旅の間、私は携帯電話の電源を切っていた。中には、私宛にメールを送ったのに返事がないと感じた人もいるかもしれないが、メールを見れば、仕事が気になるし、返信しなければと気になってしまう。そんなことで失礼してしまった。

 さて、フィリピンにおける経済効果であるが、物価が安く(タクシーを30分乗っても200円強)、ほとんど寄与できなかったことを告白しておこう。





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