相模原市総務局主催の研修会である。今回で何回目だろうか。毎年、この時期に、頼まれている。
一つの局が主催する研修会というのは珍しい。しかも政策法務である。他の局ならば、人は集まらないであろう。総務局ということで20名ほどの職員が集まり、私ののんきな話を聞き、ワークショップをすることになった。
この日のメインは、憲法では経済的自由の規制を巡る問題、具体的にはQBハウスの規制条例といつもの徳島市公安条例を考えた。1000円カットのQBハウスでも、洗髪場を設けないと設置は認められないという条例は、全国で25の自治体で制定されている。相模原市は、まさに条例が出されようとしている時なので、ややリアル過ぎるが、大事な問題なので、みんなで考えることにした。さすが、総務局だけあって、真面目で、一生懸命に考えている様子が印象的だった。
この日は、朝、酷い雨に見舞われ、バス停から会場の会館へ行くまでの間に、びしょぬれになってしまった。しかし、映画俳優は、冬でも雨のシーンでは、さんざんシャワーで雨をかけられても、めげずに撮影することを思うと、私のびしょぬれなどは何ということはないと思って、全然、気にならなかった(なぜ、映画俳優と比較するのかは、今一つ不明であるが)。
会場のけやき会館の3階に、NPOサポートセンターがあり、ここでサガジョの卒業生のKさんが働いているので、休み時間にちょっと顔を出した。社会マネジメント学科の一期生で、私のゼミではなかったが、一緒に箱根合宿などにも行った。NPOの仕事についているのは、私の影響もあるのだろうか。時々、研究室にもよってくれるので、様子を見に行ったが、元気そうに仕事をしていたので一安心した。
相模原市の仕事が、ちょっと続いている。