松下啓一 自治・政策・まちづくり

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★まちづくり条例のつくり方(市町村アカデミー)

2011-10-05 | 2.講演会・研修会
(2010.10.5)
 9日間にわたる研修最終日の出講となった。私の講義やほかの先生方の講義を聞いて、最終的に条例にまとめたものを発表する場となった。5つの班ごとに順番で発表することになる。
 市町村アカデミーでは、朝から晩まで講義があり、したがって条例づくりの作業は基本的には、夜の作業となる。パワーポイントをつくり、条例案要綱をつくるのであるから、大変であるが、その分、中身の濃い時を過ごすことになる。この9日間が充実したものであったことは、発表の時のみんなの様子でよく分かった。
 発表では、いくつかの事例が紹介されたが、宮島をはじめ、実際に現場に行ったことのある風景が紹介された。知らぬ間に、私もいろいろなところへ、行ったということなのだろう。ありがたいことだと思う。
 遊び心のある発表もあった。なんと、わがマロンも「まろん市」として登場し、顔写真+コメントまでついていた。そんなことが起こっているとはつゆしらず、わがマロンは、今、私の隣で、すやすや寝ているが、少し有名になったということなのだろう。あとは、その余勢をかって、お嫁さん探しである。
 知らぬ間に、すこしずつ、自治の現場から、遠くなっているなかで、私自身も活力をもらった研修となった。
 
(2010.9.29)
うまく日程が取れたので、久々に市町村アカデミーに出かけた。
 改めて気が付いたが、開始時間が9時に変更されたということで、朝の6時半に家を出た。ただ、横浜からの横須賀線に乗ると一本で、意外と近い。結局、講師室に一番で到着することになった。
 参加メンバーは、30名弱ということで、程よい人数だった。主に都市計画の人(技術)が中心で、なんと女性が一人もいないという、近年稀な教室となった。しかし、ワークショップが始まってしまうと、大いに声が出て、愉快な研修になった。時間も限りがあるので、あんまり余計なことを話さないようにしようと思ったが、やはり、ついつい調子の乗ってしまった。
 テーマは、住環境に配慮したまちづくり、賑わいのまちづくり、景観まちづくりの3つで、それぞれのグループに分かれて、最終的にはまちづくり条例を書いていくことになる。出身自治体もばらばらで、課題設定そのものも容易ではないが、おそらく、夜中まで議論して、まとめていくことになると思う。大変であるが、大いに楽しみながら、9日間の研修を楽しんでほしい。
 お昼休みに食事をしていたら、新城市のMさんが顔を出した。協働研修の講座のほうに参加しているという。夏のゼミ合宿では、おおいにお世話になった。市町村アカデミーには、出版社ぎょうせいのおじさんが、一角を取って本を売っているが、顔を出したら、「先生の本を分かりやすいところに並べています」といったいつもの軽口で、元気そうだった。
 来週、もう一度、行くことになる。都市計画、建築基準法は、複雑で技術的要素も大きいために、条例づくりは、容易ではないため、おそらく泣きながらの作業となるだろう。
  
 
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