松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆はじめての条例づくり⑳第1回目のあり方

2020-04-07 | はじめての条例づくり
 新型コロナウイルス問題で条例づくりのスタートが遅れてしまった。コロナの収束を待ってからになるが、そうすると、検討会議は、3か月遅れのスタートとなってしまう。どうしよう。

 会議を詰めるには、まず第1回目をぎゅっとやるとよい。第1回目は、普通、辞令などの儀式と検討の概要紹介がメインである。それで終わっては、もったいない。

 辞令交付は、それなりの緊張感がある。私は、マ行なので、「以下同文」になり、流れ作業に入っているから、やや緊張感は和らぐが、それでも気がしまる。時には、辞令は、机上に置いてあります方式も、さっぱりしていて嫌いではないが、直々の交付方式のほうが、それっぽいと思う。

 時々、メンバーからひとことお願いしますというのがあるが、これは概してつまらない。みな遠慮するので、「あまりよく分からないが、みなさんに遅れないように・・・」的な挨拶が続くと、ややシラケてしまう。かといって、最初から熱く語られても、これもやや引いてしまう。私は、省略してよいと思っている。

 その分、私は、概要説明をして、みんなの意見交換の時間をたくさんとった方が、いいと思う。はじめてで意見が出るかであるが、これは座長の力量もあるが、ここで、たくさんの論点が出れば、実質2回やったくらいになるので、スタートの遅れは、少し取り戻せるだろう。

 1回目まで、この準備がよくできていると、1回目は、充実した会議ができるようになる。条例づくりは、スタート前までが勝負である。
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