ウサ子の生態

op0_0qoのつぶやきまとめ。日記代わりに使ってます。

★精神薬について★

2020年12月24日 | 体のこと

【現在飲んでる薬】

ジェイゾロフト100mg(パニック体質改善の基本となる薬)、レキソタン1.4g(一時的に不安を緩和)、ジプレキサ0.1g(気持ちを持続的に安定させる)


精神薬って、なるべく避けたいですよね。私もそうでした。しかし、パニック症状を抑えるためには必要と思うようになりました。それはパニックの暴走的な症状を自分でコントロールできるのだと実感するだけでも症状が改善されるからです。よく呼吸法とかやってるのですが、強い発作の時は自分の意思に反して体が浅い呼吸しかできなくなります。自分で苦しい呼吸を止められないから病気なのです。「薬に頼っていい」これだけで救われる人はたくさんいるはずです。最近はパニック障害が広く認知されてますが、長くても30分程度で発作が収まると書かれてることが多いのが気になってます。私の場合、苦しい少し落ち着くを繰り返しながら少しずつ呼吸が整っていく感じです。薬を飲むのを拒んでいたら、丸一日息苦しい感覚が続いて、たびたび苦しさを緩和するため寝込む状態になります。一時的な発作なら生活に影響は少ないでしょうが、私は自分の身なりを整えるのもやっとのような日々を過ごしてきました。報道などで知る病気の症状はほんの一例で、人により生活が困難なほど弱る病気であることを知って欲しいです。仕事してるわけでもないのに、規則正しい生活に戻すだけで大変苦労しました。

20201223日。以前の担当医が産休に入り、代理の男性の先生が精神薬に詳しくて、薬への不安や疑問に対して的確に答え、指示を出していただけました。ほとんどの精神薬は妊婦が飲んでも問題がなく、今では精神が安定するなら、服薬しながらお産に望むほうがよいというのが常識になってるようです。それだけ、精神薬の安全性が確立してきてるようです。お産に影響が出るのは5種類に絞られるとのことでした。さらに、薬には性質があって、即効性を求めると依存性が高く、効き目が緩やかだけれど持続性はあるものに分けられるようです。即効性のある薬は頓服として飲むことをすすめられました。この二つを上手に併用し、少し体調が優れないと感じる時が続いてたら、まずは頓服で対処して、その回数が増えるようなら、持続性のある薬を増やすという調整を提案されました。わかりやすくて、自分で薬をコントロールできてる感覚もあり、安心感があります。納得のいく説明をされると薬を安心して飲めます。

それと私は離婚してからパキシルCR12.5mgが実家から通える精神科での取り扱いがなく、ジェイゾロフト25mgに変えた過去がありました。それが症状が落ち着かない原因の可能性を指摘されました。パキシルよりもジェイゾロフトは効能が薄く、パキシルと同程度の効果を期待するなら、200mgは必要とのことでした。私は長いこと、少ない服薬量で症状に苦しんでたようです。

以上、患者が安心して服薬できるくらい、薬の知識があり、患者に指示、説明ができる医師というのはとても大事なことだと痛感しました。

医者も人間です。自分の体を良い方へと導いてもらうためにも、人間性や信頼性をよく観察し、選びましょう。病気を治す意志が感じられなかったり、コミュニケーションが難しい人に自分の体を預けたくないのは当然です。まずは信頼できる精神科の先生探しから始めてください。

【レキソタンを毎日服薬したことによる弊害】

3年間2mgを飲み続けましたが、減らすたびに体調がおかしいです。一度に0.2mg減らしたら寝込むほど具合が悪くなりました。0.1mgずつ減らしてるとこです。これを処方した医者は私を統合失調症と誤診した挙句、レキソタン含め5種類の薬を5年間飲み続けないと治らないと言い切ってました。患者の容体の変化に無頓着で、惰性で薬を処方する無責任な医者がいることを後に知りました。

【処方される薬の根本的問題】

日本は皆保険で安く医療を受けられるのはとてもいいことなのですが、それにより、薬を長いこと飲んでしまうという弊害が出てます。

医者は長く通院させれば儲かるし、患者も安い医療費で負担が少ないので、治そうという意識が低く、惰性で薬を飲み続けてしまう人がたくさんいます。私もその一人でした。西洋の薬は即効性がある分、長く飲むと中毒になってしまいます。中毒になると、薬をやめる時、離脱症状が出てしまうのです。だからこそ、パニック発作は頓服だけの処方に留めるのが理想なのです。

【体が落ち着いたら東洋医学へ】

体を元から健康な状態に戻してると実感してるのは、鍼、お灸、マッサージ、漢方という東洋医学でした。私は幸運にもこの全てに精通してる腕のいい鍼灸師(YNSA学会認定治療師)に出会うことができて、3か月で体が劇的に良い方に変化しました。(注意但し、中国で作られている漢方は粗悪品が多いので、漢方を処方してもらうときは、生産者がわかり、日本の問屋で商品チェックされてるなどの入手ルートがわかるものを飲むようにしましょう。

【まとめ】

薬は効能を理解して飲む。期間を決めて飲む。これを守りましょう。そして毎日服用するものはできるだけ少なくしましょう。症状が落ち着かない時は、まずは頓服でしのいでみる。頓服があるだけでずいぶん気持ちが落ち着きます。


私はパニック症という診断が出るまでが長かったです。過呼吸自律神経失調症抑うつ統合失調症パニック症。これらは全て診断された病名です。中には診断名すらつけられない時もありました。覚えてるだけで7箇所の病院にかかりました。以前に比べて改善してるかどうかは自己判断しかありません。なので、体調をメモしておくとわかりやすいです。自覚症状と診断名に納得がいかなかったら、他の先生に再診してもらうことも必要です。薬が効かないのも一つの判断基準です。間違った診断で薬を出されても十分な効果を感じません。

精神疾患は長い戦いです。焦らずゆっくりがキーワードです。そして、医者の出す薬を飲んでれば治るというものでもありません。私の場合は、自分の体を労ることを怠ってきたなと反省してます。生活の改善、思考の偏りなど、様々な原因を疑って、自分を見つめ直してみてください。


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