お寺ふぁん・続

写真撮ってきたから見て~♪ 程度の記事書いてま~す!

舞鶴 愛宕山泉源寺城

2018-07-26 18:17:36 | 日記

   ん~?

 な~んか形があやしい・・・舞鶴の基地にも何回か行っているんですが、そのたびにそう思う山がありました。

 フェスタの駐車場が、臨時駐車場で舞鶴警備隊前付近でしたが、その目前にその山が聳えているんですね。

 あやしい中身、そう山頂部がスパッと切れてるんです。

 こういう地形は、自然地形ということも勿論あるんでしょうね。高松の屋島とかもそうですし、ビュート、テーブルマウンテンとかいう地形は各地で見てきました。

 

 しかし、なんとなく人工的な削平地のようなあやしさがあります。

 であれば“あやしい本体”は山城? 修験だかのでかい寺社跡? もっと新しいものなら場所が場所、旧軍の軍事施設?

 これまで距離感覚、方向性がよくわからず山の名が特定できませんでした。ひょっとしたら普通の地図では名前の出ない程度の山かも・・・

 

 

 

 警備隊前の目視、ミサイル艇からの画像を見て、どうも「愛宕山」らしいと思いました。

 名前がわかったら調べてみます。

 ・・全然違う・・ えっ! 愛宕山は舞鶴の西にも東にもある・・?

 そして“削られ山”は東の愛宕山。

 やはりその昔城があったようです。名を泉源寺城といい、若狭武田氏に仕える栗屋氏のものらしい・・と。

(城持ち有力者であれば栗屋氏ではなく粟屋氏じゃ・・?)

 

 ここを舞台として合戦があったとかだったら地図に城跡マークがあったりするでしょうから、平穏に終わったお城だったんでしょうね。

 山城はもともと設置目的自体がエグイものでしょうけどね。

 

 その後、お寺ではなく神社がまつられ、太平洋戦争前には高角砲陣地や観測施設がおかれもしたようです。

 ・・そうですね。図を見ると弓矢時代の城跡にしては・・と、しっくりしないものがあるんですが、“高角砲が座ってました”と言われれば、

“うんうん!”と思える図です。

 

 

 なるほどこの山は、どれくらいの規模の工事が行われたかはわかりませんが、人口の削平地で城、神社仏閣、軍施設のどれも正解だったんだね!とわかりました。満足!

 

 

 ※城跡図は、「山城讃歌」さんからお借りしました。現在は「闘城讃歌」として積極登城されているようです。


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