ジンクスどおりどんたくが雨だったGWですが、皆さま楽しまれましたか? 私は人出が多いのが苦手なので家でまったり過ごしておりました。
さて、今回の表題「温泉とは?」。温泉の定義とは何でしょう? 英語では hot springs だから温かい湧水。半分正解です。
今日は温泉法で定められた温泉の定義についてのお話です。
温泉法によると
1.泉源から採取されるときの温度25度以上であること。
2.定められた物質のうち1つが定量以上含まれている。
のいずれかが満たされているのが温泉ということになっています。もちろん2の定められた物質というのは人体に有用な成分(例えば遊離炭酸や硫黄、鉄イオンにメタケイ酸、ラドンなど20種類くらい)でそれぞれ温泉として認められるべき量が定められています。温泉を酸性にする水素イオンもその一つです。それ以外にもガス性のものを除く溶存物質が1000?(=1g)以上残れば温泉だということにもなっています。
つまり水1Lを沸騰させて、鍋の底に何か1gが残ったらそれは温泉ということになります。ということは海水も地底から湧き出れば立派に温泉ですね(笑)。
また仮に有効成分・溶存物質ともに満たさなくても摂氏25度以上を満たせば温泉だということになっています(1)。
ちなみに地中は掘れば掘るほど地熱で地表より温かくなっていきます。これを地温勾配といいます。100mで約3度温かくなるとされていますが、地表の温度を15度(だいたい日本の年平均気温が15度くらい)として、温泉を掘る為に400mも掘れば27度、温泉の基準を満たすことになります。つまり仮に水道水と同じ性質の水であったとしても、地底400mより深くから湧き出ると立派に温泉になる…… ということです。
逆に自然界から湧き出る水で、温泉じゃないものを探すほうが難しそう!?
ということで、法律の下では温泉とひとくくりにしますが、その内容は千差万別で、薄味のさっぱりしたものもあれば、濃い~いものもあり。またその内容は泉源によって、人間と同じくらい個性があるといえます。温泉成分表は、絶景とかにごり湯とか、そういうルックスではわからない部分の、「この温泉はどんな有効成分がどれくらい入ってるのかしら」という中身の証明なのです。
人間と同じく、温泉も、ルックスじゃない中身もよく見ましょう! ということで♪
さて、今回の表題「温泉とは?」。温泉の定義とは何でしょう? 英語では hot springs だから温かい湧水。半分正解です。
今日は温泉法で定められた温泉の定義についてのお話です。
温泉法によると
1.泉源から採取されるときの温度25度以上であること。
2.定められた物質のうち1つが定量以上含まれている。
のいずれかが満たされているのが温泉ということになっています。もちろん2の定められた物質というのは人体に有用な成分(例えば遊離炭酸や硫黄、鉄イオンにメタケイ酸、ラドンなど20種類くらい)でそれぞれ温泉として認められるべき量が定められています。温泉を酸性にする水素イオンもその一つです。それ以外にもガス性のものを除く溶存物質が1000?(=1g)以上残れば温泉だということにもなっています。
つまり水1Lを沸騰させて、鍋の底に何か1gが残ったらそれは温泉ということになります。ということは海水も地底から湧き出れば立派に温泉ですね(笑)。
また仮に有効成分・溶存物質ともに満たさなくても摂氏25度以上を満たせば温泉だということになっています(1)。
ちなみに地中は掘れば掘るほど地熱で地表より温かくなっていきます。これを地温勾配といいます。100mで約3度温かくなるとされていますが、地表の温度を15度(だいたい日本の年平均気温が15度くらい)として、温泉を掘る為に400mも掘れば27度、温泉の基準を満たすことになります。つまり仮に水道水と同じ性質の水であったとしても、地底400mより深くから湧き出ると立派に温泉になる…… ということです。
逆に自然界から湧き出る水で、温泉じゃないものを探すほうが難しそう!?
※写真はイメージです
ということで、法律の下では温泉とひとくくりにしますが、その内容は千差万別で、薄味のさっぱりしたものもあれば、濃い~いものもあり。またその内容は泉源によって、人間と同じくらい個性があるといえます。温泉成分表は、絶景とかにごり湯とか、そういうルックスではわからない部分の、「この温泉はどんな有効成分がどれくらい入ってるのかしら」という中身の証明なのです。
人間と同じく、温泉も、ルックスじゃない中身もよく見ましょう! ということで♪