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おにむら歯科の副院長のひとり言

お茶の話

2016年10月14日 05時16分07秒 | 日記
昨日の午前中は、主人が歯科専門学校の入試の面接で留守だったので、

私一人で診療。(午後は主人にバトンタッチ!)

12時からは私は歯科医師会の婦人部総会で出席予定でしたが、間に合わないわね。遅刻します。

午前の患者さんを全部診おえてから、

急いで外出の支度。

まだらにおしろいをはたき、口紅もとりあえず、はみ出しながらも一応つけて(笑)とんでいきました。

一年に一回。

会員の方たちに一同を介して会うのも楽しみです。

講演もあってそれも勉強になる。


昨日は「日本茶の魅力再発見」という演題で、宮崎でお茶の老舗、美老園の社長さんのお話でした。

日本茶、ウーロン茶、紅茶 の原料は、何れも同じツバキ科の品種。

ただ、発酵のさせ方の違いによって、この3種のお茶に分かれるんだそうです。

その中での実験が面白かった。

同じお茶を、高・中・低 の3種の温度で抽出します。

それぞれの味比べ。



低温で抽出したお茶(冷たいペットボトルのお水を入れただけ)は・・・甘いよ!味の素の味に似てる!ふ~ん、旨味・甘みが際立つのか・・・

次は中温。・・・ほお、ちょっと渋みがあっておいしいよ。

最後は高温・・・あ、苦いけど、これもいい!


同じお茶でも抽出温度によってこんなに味がちがうんだ!!!


低温で抽出されるのは、テアニン! 旨味、甘味の素。 玉露は50~60℃で、2~3分半かけて 淹れる。リラックス効果。血圧上昇抑制。

中温で抽出されるのは、カテキン! 渋味。 上級煎茶は70℃。 中級は90℃で。1分。抗酸化、抗がん、、抗突然変異、血中コレステロール上昇抑制

        抗菌、抗虫歯菌、抗アレルギー、抗臭、血小板凝集抑制、血糖上昇抑制、体脂肪築盛抑制・・・

高温で抽出されるのは カフェイン! 苦味。 番茶やほうじ茶は、熱湯で たった20~30秒!! 覚醒(眠気解消) 中枢神経興奮 利尿作用
       
        強心 疲労回復

先の実験は、この3種の成分を、それぞれ単独で抽出し、味比べしたわけです。

どれもおいしかったな。

自分の好きな味を抽出温度と時間によって作れるのね。


それに・・・


お茶っていろいろ体に有益な成分が含まれているんですね!!

毎日飲むことで健康になれる!

お茶がらは、よく乾燥させて、脱臭剤として使える。その後、観葉植物などの肥料として、すべて無駄にせず上手に使い切る。

お茶の成分を丸ごと摂ろうとしたら、抹茶にしてしまえばいい!


ふむふむ・・・


今までの人生で、お茶も満足に淹れられなかったバーサマは、何もかもが新鮮!!


うちのトーチャン。

もう、かなり遅くなりましたが・・・これからおいしいお茶を淹れてあげるからね(笑)

遅すぎかな?


人生、これからよ!これから!!!

何事も遅すぎるということはない!!と、自分を励ますのでした。








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