sunsunsun

3人兄弟子育て。
三者三様の成長を記録。

あれから1年

2012-03-10 12:36:46 | 子供
明日であの日から1年です。
あの日から何か月間はあの日に何が起こったのか、自分の目に映ったものが他の人にも同じように映っていたのかを知りたがりネットを見たり本を読んだりして情報を得ようとしました。またなぜ自分は生きているのか、あの日もしも家族を失っていたらとか、違う行動をとっていたらとか、ずっと考えないようにしてもとめどなくグルグルと私の心を支配し、この世の終わりが来るのではないかと真剣にこわがり、未来などないのではないかとダークな世界に住んでいました。
そのうち友達の出産ラッシュがおこり、「ああ、未来は続いている。この子たちが成長していくんだ。」という希望が胸に芽生え、落ち着きを取り戻すことができました。
もともと怖がりで、小学生のころからUFOの番組をみては夜おびえ、1999を信じ、幽霊が見える夢をみるようなオカルト少女だったのであの体験によりいろいろいろいろ考えてしまいました。ネットでは地震は人為的なものとか、UFOがみにきていたとか、予言とか、信じるくらい心が弱りました。
しかしいつからかあの日のことを映像で見るのがものすごく怖くて、NHKの昼番組であの日のことを被災者が話すコーナーがあるんだけどそれをみると涙が出てきて「すいません、いいともみましょう」と仕事場の人に頼むくらいになってしまいました。
それまでは何度でも高田に行ってできることをしたいと思っていたのに高田に行くことすら怖いと思うようになってしまいました。
津波にあった人たちの話を聞いているとまた最初のころの自分に引き戻される気がして怖いのかもしれません。
その人たちの話だけでその時の光景が容易に想像できてしまうのもその理由だと思います。
あたしですらこんな状況なんです。
今仮設に住んでいる人たちの気持ちは、あの日家族や友人を亡くした人たちの気持ちは、まだまだ踏ん張っている状態じゃないでしょうか。心も体も疲れてきっているとおもいます。はじめ芸能人が会いに行ったり、炊き出しに行ったり、意味がないんじゃないかと思ったけど一瞬でも元気になれる、楽しいと感じられる時間が生きていてよかったと思える瞬間だと思うので、そういう活動は応援すべきだなと思うようになりました。
  

そんなわたしですがおびえつつ何も非常食とか避難用具とか準備していないのでそろそろ準備しておかなきゃと思っています。てへっ




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