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日々雑感。誰にでも必ず鬼は住んでいる。

職種を問わず

2011年11月13日 | 参加
   11/12(土)北九州医師会の研修会に参加させていただいた。
   小倉医師会館は遠くから眺めたことはあったが入るのは初めて。

   ・主治医意見書(未提出の理由)井手誠一郎氏
     患者とケアマネさんと医者の連携が如何に緊密さを必要とするかを思い知る。
     最終的には、患者受診がない(16%)、ということまであった。

     第三者として傍で聞いている場合は「早く書いてあげたらいいのに・・・」と批判的
     な判断をしていたが・・・
     実際にはお互いに連絡を取り合って事務処理をするだけでも、相当な時間と労力を
     必要とすることを実感した。

   ・在宅医療連携の取り組み(長崎在宅Dr.ネットワークの実践を通して)白髭豊氏
    長崎の開業医(内科)の先生。
     在宅にまつわる諸問題
     医療の問題・介護の問題、死を見つめる文化の問題

     これらを事例を紹介しながらお話しくださった。

     開業医、連携病院(例:市立病院なども)、協力医(専門以外の開業医=眼科、外科、皮膚科など)
     ケアマネ、ヘルパー、管理栄養士、訪問介護、訪問看護、訪問薬剤師など。

   『自発的でエネルギッシュな集団でないと動かない』と。

   先生方の質問が沢山出ていたが、F先生の「①医療保険や介護保険の点数の問題をきちんと
   しないと、②きちんとした介護家族がいるのか、居ない場合、お金が無い場合などを
   はっきりしないと金持ちだけが受診できる内容になってしまうが?」に多いに頷く。
   漠然と不安に感じていたが・・・その答えは?

   「仰るとおりです。しかし、自分は現状で精一杯。老人ホームその他低所得者が入っている
   施設まで入っていく必要が出てくると思われます。」と。

   国民皆保険制度になってまだ日が浅いことすら認識していなかった。
   
   関連企業でもないのに参加のチャンスをくださった井手先生に感謝します。



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