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日々雑感。誰にでも必ず鬼は住んでいる。

雨の日に

2008年01月20日 | 参加
一日中雨。午後からアシスト21でうつ家族のためのケアセミナーに参加した。

私の場合は家族ではなく自分のため。今や中高年の自殺はどんどん増えているとのこと。
うつ病とはどのような病気かと、自分の立ち位置を確認しておきたかった。
参加者の多いのに驚くばかり。

特に分科会で参加した「高齢者とうつ」では精神科医が女性の先生で、大変身近に参考になった。

主な原因
・心身エネルギーの減退
・喪失感
・経済的要因
・健康
・独り暮らし
・その他

うつから認知症に入るケースも多いというが、意欲がなくなる、何もしたくなくなる、動かなくなる、人と会わなくなる・・・と当然脳は退化するよな。

先生のお母さんのお話で「母はずっと働いていましたから急に仕事をしない人生は初めて。炊事が出来ない、掃除も出来ない、家族の役に立たない、おばあちゃんができない、ときっとすべて自信喪失したのでしょう。」と言われたときには不覚にも涙がこぼれた。

「なぜ参加したか?」と先生に指された。多分、異分子であったのであろう。笑

「年末から言いようのないどす黒い気持ちになっている。孤食その他、今日のお話には思い当たる節が多々あります。予防方法がないだろうかなどと思いながら参加しました。でも結局、死ぬまでどうだましながら時間を過ごすかなんですね。迷惑をかけないためには最後はやはり自殺ですか?」と答えると皆さんが大笑いされた。

先生も「究極、みんな死ぬために時間つぶしをしていることには間違いない。」と笑っていらした。

帰りにクエストに寄ると山積みしている本の中に「おひとりさまの老後=上野千鶴子著」という本があった。笑


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2 コメント

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「よだきいがえ」 (ORAN)
2008-01-21 11:24:52
あのセミナーは行きたかったのだけど!

「よだきい」とは、大分弁で「面倒だ」とか「やる気がしない」と云うようなニュアンスの言葉である。長年高校教師を勤めていた非常に知性的な叔母が、70台半ばを過ぎて云い始めた。高齢うつ症状の現われの一つのようで、これが昂じて認知症にならねば良いがと心配している。
現在、親戚では、この叔母と叔父一人が高齢者うつ。過去、何人かの同僚・部下や親戚の人達の躁鬱状況に関わってきた。また、おやじは70台半ばから呆け始めた。

うつと認知症。先人を見ていると、私にも十分素質がある。他人事ではない。こんなことばかり考えているとユー「うつ」になる。

うつになる人達には、どうも人付き合いが苦手な人が多いようだ。私もそうだ。
苦手な人付き合いの場にもせいぜい顔を出し、心身ともにPPKが達成できるよう頑張らねば!
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Unknown (onibaaba)
2008-01-22 21:06:21
ORANさん

残念でしたね。私は行ってよかったです。
すべての基本は「さびしい」につながるように思います。必ずみんなひとりになりますから。

と言ってもこればかりは自分では決められません。
努力あるのみです。
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