音楽一期一会

大人のピアノ教室講師の日々を綴ります

第29回渚・いどばた音楽会

2016年03月13日 | いどばた音楽会

今日は
エイジガーデン・渚にて
第29回いどばた音楽会を開きました


毎回行っている
「耳たぶ体操」

耳たぶをひっぱったり
揉んだりして刺激します



恒例の
「ぱたから体操」

「ぱ・た・か・ら」と発音をすることで

食べ物をうまく飲み込むための
一連の動作を鍛えるお口の運動です




今日のテーマは

≪卒業式・春≫

① 仰げば尊し        バイオリン演奏
* 耳たぶ体操
* ぱたから体操
② どこかで春が       歌う
③ 仰げば尊し        歌う
④ 蛍の光          歌う
⑤ 春の歌メドレー     合奏に合わせて打楽器などを鳴らす  
⑥ 四季の歌         歌う
⑦ 朧月夜          歌う
⑧ 高校三年生        歌う 



『春の歌メドレー』では

「春よこい」
「うれしいひなまつり」
「ちょうちょう」
「霞か雲か」

の4曲を合奏し

入居者の皆様には
様々な打楽器を

音楽に合わせて
思い思いに
鳴らしていただきました



約40分の音楽会でしたが
終わった後

「あっと言う間やったなあ」
「また来てねぇ」などと

入居者の皆さんが
口ぐちにおっしゃって

振り返りながら手を振って下さる姿が
うれしかったです


終了後の反省会で

以前は
全く無表情で
ぴくりともせずに車椅子に座っていた方が
今日は
歌詞カードに目をやっておられたと

うれしい報告がありました








関西フィルハーモニー管弦楽団第272回定期演奏会

2016年03月05日 | コンサート





関西フィルハーモニー管弦楽団第272回定期演奏会

指揮:飯守泰次郎

ピアノ:アレクサンドル・タロー




PROGRAM

モーツァルト
ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467

ブルックナー
交響曲第6番 イ長調



コンサート前に
指揮者の飯守泰次郎氏による
プレトークがありました


ピアニストの「タロー」と
「泰次郎⇒ジロー」

即ち
「タローとジローの共演」です と

ユーモアたっぷりの
プレトークでした



ピアノ協奏曲第21番の第2楽章は
映画音楽「短くも美しく燃え」として有名な
美しい曲です


あまりにも美しく優しい旋律に
ついウトウトと。。。

「短くも美しく眠って」しまいましたmeromerozzz2


ピアニストのアレクサンドル・タロー氏は
現代フランスを代表するピアニストで

ミュンヘン国際音楽コンクールで第2位を獲得し
以来国際的に活躍されているのだそうです


プロのピアニストには珍しく
楽譜を見て演奏していました


アンコールで
ショパンワルツ イ短調を演奏されましたが
その時も楽譜を開いていました


プロでも
楽譜を見て演奏する方がいるのだと

暗譜の苦手な私は
ちょっとほっとしました


タロー氏は
鍵盤を押さえる時や弾いた後の
手の動きが個性的で

その動きを見ているのも
楽しかったです



ブルックナー第6番は
ブルックナーの曲の中では
あまり演奏される機会の少ない曲ですが

あまり馴染みがない分
とても新鮮に耳に響き


いたるところに現れる
ブルックナー特有のモチーフを
楽しみながら

最後まで緊張感を持って
聴かせていただきました






ザ・シンフォニーホール