おねっと日記

日々の出来事を感じたままにつづります

そして私はスイスに居ります

2016年07月10日 | 暮らし

気がつくと、しばらくブロク更新をお休みしておりました。
あまりにもいろんな事が立て続けに起きておりまして、あっというまの7月です。

今、私はスイスイベルドンレバンという小さな町におります。
観光客でもなく、永住目的でもなく、ビジネスでもありません。
娘の出産のお手伝いばあちゃんという、どこにでもあるシーンでやってきましたが、やってきたところはちょっと遠かったかもしれません。

マイナス7時間の時差は身体がそれを受け入れるまでに約1週間もかかりました。
私が「ヨーロッパ10日間の旅」とかいうツアーに申し込んだら時差ボケで苦しみながらそのまま帰国したに違いありません(笑)

海外へ出たのは、15年前、母が旅立ったあと、残された父をねぎらうためにグアム旅行に家族で行ったのが最後です。
今回はその父が5月に母のもとへ旅立ってしまいましたが、その父が長年私がスイスの娘家族に会いに行くのを心から望んでいたのもあり実現に至りました。

父が元気な時にスイス渡航を決め、日程も決まっていたのですが、要介護5の認定を受けたばかりの父の旅たちは葬儀や四十九日やいろんなことが渡航前に済ませるような段取りを父がしたかのような時間が流れ、なんともあっけなく母のもとへ旅たってしまったのです。
まるで、「おれの人生はおれが決める」みたいなあまりにもいさぎよい終わり方です。

とにかく、二人目の出産を控えた長女は不安山盛りで臨月のお腹をかかえながら私の到着を今か今かと待ちわびておりました。
予定日はあと4日後、どうなるんでしょうね。
一人目の出産はなんとか夫婦で乗り越えました。でも二人目となるとまだちっちゃいお兄ちゃん候補の面倒を見る人手が必要、
そこで、助っ人ばあちゃんの登場であります!

そのすけっとばあちゃんはフランス語はもちろん英語もろくに話せません。
言葉の通じないところで、1ヶ月を過ごすというサバイバル生活に突入中です(笑)
日本人の欠点をしっかり保有している昭和戦後生まれの外人コンプレックスの塊りの田舎のばっちゃん。
さてさて、ここからしばらくまったりとした時間の流れに戸惑いながらも順応しつつある自分にちょっと嬉しいような、帰国後が怖いような。
そんな日々がしばらく続く初大陸上陸のばあちゃんでございます。


じい様の旅立ち

2016年05月27日 | 家族

それは突然やって来ました。 5月25日。
その日が近づいている事の覚悟はしているはずだったのですが、いざ現実が起きると頭の中は混乱し、思考能力が止まってしまうものです。

母が父を迎えにやってきました。



今まで何度か母に追い返されて来た彼がついに母の元へ行くことになりました。
88歳、天寿を全うというには今どきなら、まだ全うしきれていないお年頃。
それでもお医者様の「自然なお姿です。いわゆる老衰という表現がふさわしいでしょう」という言葉に私はどんなに救われたことでしょう。

母が旅立った14年前から父は母の分も私たち家族や孫やひ孫やワンコたちを一番の宝に生きて来ました。

まだ現実を受け止められないままの今、これ以上の文章を書く事は不可能です・・・・


石の上にも三年目

2016年04月10日 | ビジネス・夢

50才で個人事業を立ち上げ60才で記念にと、法人化をしたオネットも4月9日でまる二年となり、きょうから三年目を迎える事となりました。
身の程知らずの思いつき行動のままに人生の時間を過ごしております。
そんな私を受け入れてくれている家族なしでは今までの自分はなかったと思います。
起業したての50代は娘3人の結婚ラッシュ、
法人化してからの60代はじめはまごちゃんたちの出産ラッシュ(まだまだ続いてます)
父の介護生活。

こんなに満たされた暮らしにもかかわらず、欲張りな私は会社経営という困難な山を登り始めました。
気がつけばいつでも困難な道を選びたく性分でした。
二股の道に遭遇すると、何故か悪路で細い険しい道を選んでしまうのです。
そして、その道を見つけるとわくわくしてしまうから大変です。当然誰にも理解されない道なのです。
アウトドアスポーツはメチャクチャ苦手ですが、登山家が命をかけて氷壁に挑む気持ちがなんかわかるような気がします。
私は種を撒いてから芽を出させ花を咲かせるのに、他の人よりなん十倍も時間がかかるみたいです。
今撒いてる種も花が咲くのにおそらくあと10年はかかるかもしれません。
70才の自分がとても楽しみです。
私の人生は10年サイクルでまわり続けているみたいだからです。 


初めて生まれた自社ブランド
有機玄米粥「恋粥~コイカユ」
たかがお粥されどお粥
ここに託した想いをこつこつと伝え続けて行こうと思います。

目に見えないメッセージを伝え続けるにはひとりひとりに語り続けなければなりません。
でもそれが私の人生のミッションだと感じてます。
「家族」の笑顔や支えがあるからこそ、今の私があります。
だからこそ、「家族」が一番の笑顔でいられる食卓風景を大切にしたいし、その大切さを伝えたいと思うのです。
それはむかし日本の食卓風景の再現。
里山里海で作られた無添加なたべものの中に食育や社会教育のある食卓。
子供たちの未来の環境を母としてばあちゃんとして、ささやかに守り続けたい想いです。
大それた事はできないけれど、今私が起こせる行動はすべては「愛」から生まれる事を伝える事です。
「愛」は社会も世界も地球も変えることができると私は信じてます。

オネットのもうひとつの事業、ちいさな会社のちいさなお手伝い。
こちらも大きなことはできませんが、かゆいところに手が届くようなお手伝いを目指しております。


これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。


オネットマーケットプラン株式会社
代表取締役 小野節子 


玄米粥「コイカユ」の旅たち

2016年03月04日 | ビジネス・夢

自社商品というものはこんなに愛おしいものだとは作って初めて経験する感覚です。
2月5日に初めてお披露目してから怒涛の日々が続きました。
それでも、商品が完成するまでの苦労を考えたら、どんなことでも楽しめている自分がいることに感動すら覚えております。 

まわりの皆様の多大なご協力をいただきました事を重ねて感謝申し上げます。
おかげさまで販売店が増えましたのであらためてご案内いたします。

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さくら茶屋 東京都世田谷区野沢1-35-8
 http://iwatenomegumi.com/

365マーケット ネットショップ
 
http://www.365market.jp/

Porta Majigca ポルタマジカ  岩手県盛岡駅フェザン2F
 
https://www.fesan-jp.com/fesan/shop/shop179.html

ベアレンウェブショップ 岩手県盛岡市北山1丁目3-31
  
http://baeren.jp/koikayu

坂本酒店 岩手県盛岡駅前通り

ゆめさとカフェ 岩手県盛岡市西青山2丁目2-21
 http://yumesatotown.jimdo.com/

有限会社村上米穀店  盛岡市緑が丘3丁目10-7
 
http://murakami-komeya.jimdo.com/

ROOM DESIGN ルームデザイン 盛岡市本宮6丁目23-27
 http://www.room-d.net/

KANEIRI STANDARD STORE カネイリスタンダードストア 盛岡駅ビル1Fフェザンテラス
https://www.fesan-jp.com/fesan/shop/shop165.html

もりおか町屋物語館 岩手県盛岡市鉈屋町10-7
 http://machiya.iwate-arts.jp/

川徳キューブ2 岩手県盛岡市菜園1-8-15
http://www.kawatoku-ichibankan.com/?page_id=6

盛岡歴史文化会館 岩手県盛岡市内丸1-50
http://www.morireki.jp/

観光物産館ぱあぷる 岩手県九戸郡野田村大字野田31-31-1
http://nodaeki.com/bussan/

Vida Cafe 一関店 岩手県一関市上日照2-3 TUTAYA一関中央店 
http://www.vidacafe.jp/shop-info/vidacafe-%E4%B8%80%E9%96%A2/

新星堂イオンモール四條畷店 大阪府四條畷市砂4-3-2 イオンモール四條畷3F
 
http://shinseido.co.jp/news/6359/

新星堂モザイクモール港北店 神奈川県横浜市都筑区中川中央1-31-1 モザイクモール港北2F
 
http://shinseido.co.jp/2808/

東北スタンダードマーケット 東京都東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ4F
https://twitter.com/TOHOKU_MARKET

 

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自然と共存する暮らしの提案のきっかけ作りとして生まれたのが有機玄米粥「コイカユ」です。

 

1パック250g入り350円(税別)
6パック入り ギフトボックス 2,400円(税別)

ファックスでのご注文はこちら>>注文書

mailでのお問合わせは info@onetplan.com


春の兆し

2016年02月22日 | 暮らし


昔日本の暮らし

2016年02月20日 | ビジネス・夢

日本は戦後70年を経過し、それ以前には考えられなかった人々に及ぼす環境の変化がありました。
それは暮らしそのものが自然から離れつつある現実。 

私たちは今、地球上のすべての生命とつながり合い生かされていることを忘れず、人と自然が調和した有機循環型社会を目指すことがとても大切だと考えます。
残念ながら日本における有機農業自然農業の普及率は他国と比べてかなり遅れているのが現状です。
それは有機農産物は栽培に手間がかかる上に一般の農産物より高値になることが原因のひとつでしょう。
私たち消費者が有機農産物にもっと関心を持ち、その重要性を感じて消費を促していくことが循環型有機農業生産者を増やすことであり、環境にやさしい暮らしを目指すことになると思うのです。

 

自然との共存で成り立ってきた日本人の暮らしや食生活のすばらしさをもう一度振り返りこれからの暮らしに取り入れてみませんか?

 

 

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自然と共存する暮らしの提案のきっかけ作りとして生まれたのが有機玄米粥「コイカユ」です。

 

1パック250g入り350円(税別)
6パック入り ギフトボックス 2,400円(税別)

ファックスでのご注文はこちら>>注文書

mailでのお問合わせは info@onetplan.com

 


大家族の食卓から学ぶもの

2016年01月11日 | 暮らし

今は父と主人と私と老犬の3人と1匹の静かな家族の食卓ですが、以前は我が家も大家族でした。

最初は主人の両親や義弟夫婦も交え、最大10人家族の時代を10年過ごしました。
次に私の両親と同居し、7人家族で6年過ごし、その後自分たちの家を手にして5人と3匹の犬で10数年。
娘たちは次々に嫁ぎ、犬2匹も旅立ち、今の暮らしになりました。

思えば、子育ての真っ最中におじいちゃんおばあちゃんと一緒に暮らせたことはとても幸いな出来事でした。
共働きの私たちにとって、どれだけお互いの両親の存在が大きかったか計り知れません。
食事作法も自然と普段の生活の中で祖父母から学びました。
お箸の持ち方、残さず食べる、肘をついて食べない、きちんと正座して(座卓での食事でしたから)最後まで立たないでいただく。
そんな当たり前の事だけど、その当たり前の事って急には身につかないものです。
もし、我が家が核家族だったら、おそらく、それらの食事作法は飛ばして、とにかく早く食べさせ、とにかく早く片付けることしか頭になかったでしょう。
そして、家族が揃って食べる時間がどれだけ大切なコミュニケーションの場であるか、なんて考える余裕もなかったと思います。
そして、もっと大きな経験は、幅の広い年齢層が集結している食卓で学ぶ人間関係。
祖父母を慕い、お年寄りを敬う気持ち、集団生活の中での自分のあり方。
それは彼女らが社会人になったときにより発揮されてきたように思います。



そんな食卓風景を残したい。
私はその思いを形にしたいという思いがつのり、こうして食に関わる事業へと発展していったのでした。

「昔日本の食卓」風景をこれからも残し続けてもらいたいと思うのです。
 
 


2016年明けましておめでとうございます

2016年01月02日 | ビジネス・夢

新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

オネットは昨年から今までにないくらいのチャレンジを続けております。 
小規模事業者持続化補助制度導入、企業内人材育成推進助成導入、など、未来に向けての基盤づくりに力を入れてまいりました。
おかげさまで、弊社の事業の二本柱が明確になりました。

(1) 「昔日本の食卓のすすめ」
   有機玄米粥のオリジナルブランドを作り販売してまいります。 

 

私たちは日本の原風景を懐かしく感じます。
それはその風景がひとりひとりの心のなかに刻み込まれているからなのでしょう。
日本人の、自然から多くを学びそして自然を敬う暮らし方が里山風景を造形してきました。その暮らしの原点が私たちの体内に記憶として残っているのだと思います。 
里山はまさに自然と人間との共存できる貴重な原風景なのです。その風景の中から日本の食卓が生まれ、今では世界中から健康な日本食として注目されるようになりました。
その自然感あふれる日本の食卓風景を絶やすことなく未来の子供たちにも伝え続けて行くことが私たちの使命だと考えます。
そんな思いから生まれた有機玄米粥「コイカユ」 です。

(2) 「キャリアコンサルタント制度導入支援」
   
企業内人材育成推進助成導入のためのサポートをいたします。 

経営者の方々は人を育てる使命感にあふれております。
社員の社会人基礎力を高めるためにも「キャリアコンサルタント制度」を導入することがとても有効な方法だと考えます。
社労士の方は代行してくださいますが、できるだけ自分で手がけたいと思われる経営者の方へのサポートをいたします。
社員の方が会社でどう自分を活かして仕事をしていけばよいかを振り返るための機会となり、継続して就労するためにもとても有効な方法です。 

 

以上の二本の柱でオネットは2016年をスタートさせてまいります。
つまづいたり、ころんだりしながらも一歩一歩前進する年にしたいと強く心に思う年の初めてす。
これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。 


初めての大東町

2015年10月14日 | ビジネス・夢

岩手県は広いです。
この年齢になってもまだ足を運んだことのない町村が沢山あります。
この大東町も。



正確に言えば町村合併で一関市になっておりますが、私の意識の中では東磐井郡大東町なのです。
平成の大合併で全国の市町村は半分近くも減ることになったわけですが、行政の財政的にはよかったのかもしれませんが、古き良きものを継承し続ける地域の文化が合併によって名前がわかりずらくなってしまうのは寂しいものです。

この地に生まれ育った詩人村上昭夫は40年以上も前にこんな詩を残してます。

「精霊船」
   その川はなんという名の川なのだろう
   流れているのは故郷の川なのに
   その川はもっと遠くに
   もっとはるかに
   精霊の船が燃えている  (以下略)

産業の発展によって、失われている原風景への寂しさを歌ったものだそうです。
日本の原風景が未だに残されている大東町。ここの風景は未来の人々に伝えようとしているものがあるように感じます。
古き良き日本の文化や生活や食について、この地を原点にしながら考えていきたいと思います。

山吹城跡にそびえ立つ荘厳なイチョウの木は静かに静かに時代の移り変わりを見つめているかのようです。
私はこの町が好きになりました。 


マイ畑

2015年07月06日 | 暮らし

今のところ今年の小さなマイ畑は順調です。
 いたすら、じい様とまごちゃんのために始めた野菜作り。
毎日毎日この小さな3畝の畑が私の生きがいみたいになっています。 

 

野菜を育てるのは、人を育てるのと一緒かもしれません。
栄養をやりすぎても、水をやりすぎてもいけない。ほどほど、がとても大切。
だけど、そのほどほどが結構難しいものです。 

 

それで、毎日、眺めては声をかけ、褒めて、愛おしみ、まわりの雑草を除いてあげます。
やっぱり、人を育てるのと一緒です。 

夏休み、まごちゃんが来たとき、沢山収穫できるようになっていたら嬉しいな。