『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

メガネの色は何色?

2022年06月09日 | 哲楽cafe
「これまで、何を最優先にしてきた?」
「喜びを感じるのはどういう時?」
「これだけは許せないってことは?」
「今、自分を何に使いたい?」…。

こういう問いから生まれる言葉は、
答えがないだけに、予備知識が要らない。
1人ひとりの体験に基づいて、
自分で答えを探し、自分で言葉を紡げばいい。

私の場合、何かの出来事に立ち止まって、
日記やブログを書いているうちに、
そこから大きな問いにつながって
考え始めることが多いです。

その場合には、ひとつ問題があって、
それは、「自分の考えのクセ(色)は、
自分だけではなかなか自覚できない」、
ということ。

もし、そういうことを人と話せたら、
自分の(お互いの)眼鏡の色に気付いて、
眼鏡を外して考えることができるのにな~。

私はシュタイナーが好きで勉強してるから、
一緒に勉強している人たちとは、
そんな深い会話も出来る。

だけど、それって、
みんなが「シュタイナー色」の
眼鏡をかけちゃってる危険性があるんだよね?
それに気づくためには、
自分の日常体験で目を洗えばいいんだけど。

「自然食」とか「スピリチュアル」とか、
「ナントカ教育」とか、何でもいいんだけど。
同好の士の集まりは、
同じ色の眼鏡をかけている人の集まり、
という危険性は、意識しておきたい。

いや、とは言え、
普段できない話が出来て楽しいから、
なかなか意識できないんだけどさ~。

そういう読書会や勉強会に集まる人とは、
同じ興味があることがわかっているし、
本質的な事でめっちゃ盛り上がれる。
だけど、日常ではあまりそんな話はしない。

普遍的な問いなんだから、
本来は誰でも少しは気になる内容のはずなのになー。
いろんな人とそんな話が出来たら、
それだけ深まって楽しいだろうな、と思う。

というわけで、
あれこれ自分に出来る形を
考えている今日この頃です。


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