昨日の朝、出勤しようと家を出たら、
自転車の前カゴに葉っぱが山盛り、フワフワと積まれていた。
これは一体、何ごっこ??
しかし、このままで出勤はできませぬ。
そのまま捨ててしまおうかと思ったけど、
ていねいに同じ種類だけを選んで根元から摘み採ってあるので、
捨てるに偲びず。
帰ってから子ども(1年生)に聞いてみると、
「公園にニラが生えてた~♪」とゴキゲンに答えていた。
ほーか。これはニラなのか。
なかなか似ているね。平べったくてまっすぐで。
キミの摘んで来たのはハズレだったけど、今夜はニラを食べよう。
こないだの大人の講座で
「日本人は農耕民族じゃなくて、採取民族だった」
(だから、のん気なのかもね)、という話が出ていたが、
まさに、その血が騒いだのね。
子どもは、ある時期、必ずどんぐり拾いをするし、今回のニラだってそう。
春先、ランドセルから梅の実がゴロゴロ転がり出したこともある。
学校で「落ちてるのなら持って帰っていいよ」と言われたらしい
これは無事に梅ジュースになりました。
大人だって、よもぎ摘みとか落ち葉狩りとか楽しむし、
私など、打ち捨てられている柿やびわの木の横を通る時には
「要らないなら、私がいただきますよぉ~」とつぶやかずにはいられない。
だって、放っといても実るなんて、それ以上の豊かさはないもの。
豊か過ぎる自然に満ちた日本。
自然を守り育てる必要がなかった日本人。
「持続可能なナントカ」なんていう概念を改めて持ち出さなくても、
自然って、そういうモンじゃなかった?
そのままで行けるなら行きたかったわ。
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