片道きゃっちぼーる

平凡な生活ですけど。

明治神宮 つづき。

2013-01-24 22:10:32 | Weblog
3割30本は言い過ぎました。
今年の目標は頼れる5番を目指して、2割8分15本80打点でいきます。


明治神宮のつづきです。

明治神宮の参道の途中に『明治神宮御苑』という
大きな庭園の入り口があります。
御苑ってなんやねん?と思いグーグル先生に聞いてみると、
皇室所有の庭園のことを御苑と呼ぶそうです。

この明治神宮御苑は、江戸初期以来加藤家、井伊家の下屋敷の庭園でしたが
明治時代に宮内省所管となり、代々木御苑と称せられ
明治天皇、昭憲皇太后は度々お出ましになられたという由緒正しい名苑です。

入り口でもらった案内によると、面積はおよそ83000平方メートル。
屈折した小径が美しい隈笹の間を縫い
武蔵野特有の雑木林の面影をとどめています。

苑内の見どころのひとつ、隔雲亭(かくうんてい)。

明治天皇のご意向により皇后のために建てられたものですが
元の建物は戦災により焼失してしまい、
現在の隔雲亭は昭和33年に再建されたもの。
今でも、時々茶会が開催されているそうです。

少し進むと、目の前には手入れの行き届いた日本庭園と大きな池が。

写真が下手で池が広く見えないのが悲しい。
この日はめちゃめちゃ寒くて、池が一部凍っていたため
氷の上をちょこちょこ歩く小鳥がいたり。

かわいいー。

この南池に面して造られたのが、御釣台(おつりだい)。

昭憲皇太后は実際にここで釣りを楽しんでいたそうです。
その御釣台からの南池の眺め。

池を取り囲むように植えられた樹々の影が
キレイに水面に映っていました。

そこから少し進むと、菖蒲田(しょうぶだ)があります。

ま、時期が違うんで何にもないんですけど。
江戸系の菖蒲がおよそ150種も植えられています。
ワタシは知らなかったんですけど、花菖蒲って
江戸系、肥後系、伊勢系などなど色々な系統に分かれているらしいすよ。
とは言え、今は花が咲いてないんでさっぱり…。
今度は花の時期に来よう。

そこからさらに奥に進んでいくと、何やら人の列が。
下調べせずに行ってしまったので何を待つ列なのか分からないまま
とりあえず列の最後尾につきました。
並ぶ事およそ10分。
そこにあったのは小さな湧水の井戸でした。

東京都の調査では、水温は四季を通じて15度前後と一定していて
毎分60リットルの水量があり、
昔から『清正井(きよまさのいど)』と言われ
あの加藤清正が自ら掘ったとされているそうです。
江戸時代初期にこの地は加藤家の下屋敷ではあったものの、
清正の子、忠広が住んでいたことは間違いないようですが
清正本人が住んでいたかは定かではないとのこと。

んで、なんでこの小さな井戸に行列が出来ているのかと言うと
この清正井はパワースポットとして超有名なんだそうです。
どうも今回の明治神宮徘徊はパワースポット巡礼になっちゃってるなあ。
なんか恥ずかしい。

この井戸を携帯の待ち受けにしておくと願いが叶うらしいすよ。

…ってネットには出てたんですけど、それと同時に
パワースポットとして多くの人が訪れた結果、
今やこの井戸は人の欲望が渦巻く負のパワースポットになっていて
あまり良くない場所になっている…とも書いてありました。
なんじゃそりゃ。
まあ、信じたい人は信じればいいんじゃね?ってカンジ?


帰りがけに受付で聞いたんですけど、
この清正井は数年前にある芸人さんがテレビか何かで
パワースポットだと紹介したことがきっかけで
ものすごいブームになってしまい、
入場待ちの整理券が配られるほどだったそうです。
どうでもいいことなんですけど、バナナマンさんがラジオでその芸人さんのことを
「ホリプロコムで断トツの稼ぎ頭だ」と言っていました。
携帯の占いサイトやらパワースポット関連の書籍の売り上げがすごいらしいすよ。


今回はロクに下調べせずに行ってしまったため
期せずしてパワースポット巡りになってしまいました。
次は都内のちょっと大きめな公園に
ワタシの好きな古いマンガの聖地巡礼じゃっ。


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