講義テーマ:神功皇后に敗れた忍熊王
講師:若井 敏明先生
10月5日(月)10時~12時
①忍熊王の「乱」
「古事記」と「日本書紀」の対比
両軍の支援勢力 神功皇后方/忍熊方
戦闘の経過
両軍の進路
②忍熊王の立場
「古事記」と「日本書紀」の対比
③仲哀天皇のキサキたち
④神功の出目
父方、母方
仲哀天皇の大后はだれか
神功皇后の正体
巫女としての神功 香椎宮での伝説
応神天皇の正当性への疑問
継体天皇擁立の顛末
「日本書紀」継体即位前紀
講義テーマ:神功皇后に敗れた忍熊王
講師:若井 敏明先生
10月5日(月)10時~12時
①忍熊王の「乱」
「古事記」と「日本書紀」の対比
両軍の支援勢力 神功皇后方/忍熊方
戦闘の経過
両軍の進路
②忍熊王の立場
「古事記」と「日本書紀」の対比
③仲哀天皇のキサキたち
④神功の出目
父方、母方
仲哀天皇の大后はだれか
神功皇后の正体
巫女としての神功 香椎宮での伝説
応神天皇の正当性への疑問
継体天皇擁立の顛末
「日本書紀」継体即位前紀
講義テーマ:ヤマトタケル 熊襲と東国
講師:斉藤 恵美先生
9月28日(月)10時~12時
1. ヤマトタケルの事績
第12代景行天皇の子
古事記と日本書紀では呼び名が違う
古事記:小碓命、 倭建命 など
日本書紀:子碓尊、日本武尊 など
①「古事記」
ヤマトタケルの記述が全体を占め、天皇自身の記述は系譜と崩御年・御陵所在地のみ
・小碓命の大碓命の殺害→小碓命の性情をおそれた天皇により熊曽に派遣
・西征 熊曽征討・出雲征討
・東征
伊勢:叔母の倭比売命から草那芸剣と御槖を授けられる →相模国で野火の難にあう
走水海:弟橘比売命の入水
尾張国:美夜受比売との結婚、武器を置いていく
伊服岐能山:神とのやりとり、大氷雨にあう
能煩野:死去
・八尋の白千鳥と御陵 熊煩野→河内の志畿
②「日本書紀」
天皇の治世の中の一部分の構成要素として描かれている
・景行天皇12年 熊襲背く:天皇西征+九州巡幸
・景行天皇27年 熊襲背く:日本武尊の征討
・景行天皇40年 東夷背く:日本武尊の東征
・近江の胆吹く山:神とのやりとり
・景行天皇53年:日本武尊の平定した国への巡幸
2.熊襲と東国
熊襲
・「古事記」
熊曽建の家の新室完成の祝宴で、小碓命は髪を垂らし叔母の衣装を身につけ少女の姿になり紛れ込む。
宴たけなわの時になって襲撃。兄建を刺殺、弟建を刺し殺す。弟建から倭建命の名をもらう。
山の神、川の神、穴戸の神とを、すべて言い向け平らげる。
・「日本書紀」
景行天皇の西征が記述されている。
ヤマトタケルの熊襲征討
熊襲の首長川上梟師の酒宴で童女に変装し、夜が更けて人もまばらになったときに襲撃、胸をさす。
その間に日本武尊と称えられ、殺害。海路で帰還途中、吉備・難波で悪神を殺す。
3.東国とは?
単なる領土拡大の問題ではない可能性
ヤマトタケルの東国行きでの行動
王権を支える力の源泉としての東国と往還路
ヤマトタケルの東征と死
・・・
・・等々興味津々の講義でした。
午後 13:00~15:00
クラスミーティング:班会議
班の活動テーマ、活動内容について活発に意見交換・協議
10月19日(月)から、班活動の開始です。
講義テーマ:神武東征と長髄彦
講師:若井 敏明先生
9月14日(月)10時~12時
①東征の出発と経路
古事記/日本書紀
②日下の戦い 長髄彦の抵抗
③大和平定
大和への進入ルート 紀ノ川ルートの可能性
平定の戦い(古事記)
長髄彦との戦い(日本書紀)
ニギハヤヒの帰順
④畿内の先住勢力としてのニギハヤヒ
午後 13:00~15:00
クラスミーティング:班会議
班長、副班長、広報、会計及び クラス代表を選出
講義テーマ:邪馬台国と卑弥呼
講師:若井 敏明先生
9月7日(月) 10時~12時
①卑弥呼の姿
②倭国の乱と卑弥呼の擁立
③「三国史記」新羅本紀にみえる卑弥呼
④卑弥呼の外交
⑤「魏志」倭人伝
⑥卑弥呼の死とその後
⑦邪馬台国論争と卑弥呼の正体
邪馬台国の所在地について
畿内・大和説/北部九州説 があります。
★次週の講義テーマは、”神武東征とながすね彦”です。