JUN ROAD Ⅲ ~ラテン系半島人~

アナタがかつて 描いた「その日」共にHuntしてまいりましょう !

人は助けられ 鶏は滅される

2020年12月11日 | 日記・エッセイ・コラム
ワシは 某養鶏場におる 500憶の 一羽

オタクさんたち 人間は 今
ウイルスに 脅かされとる

中でも 
人が よぉけ 集まる場所
集団感染に なりゃせんかと
戦々恐々じゃろう

ほんでも エエがネ
オタクさんたち 殺されんモン

ワシらの 仲間たち
オタクさんたちの ため
毎日 せっせと 卵 生んどる

卵は1パック だいたい 200円
これは JUNが ちぃちゃっかった頃から
ほぼ 変わらん 値段

価格の優等生 言うて
牛さんの お乳と同じく 重宝されとる

それが ワシらの Bossの 誇りじゃ

平飼いだの 有機エサだの
Bossによっちゃぁ 工夫しとる

ワシらのため というよりも
オタクさんら 人間の健康のために…

そんなワシらの 仲間の一羽にでも 
ウイルスが いたとなりゃ
即 全滅じゃ

容赦なく 殺される ワシたちは

確かに 今回の新型ウイルス
厄介じゃろう
何せ 治療薬が ないんだからの…

ほんでも じゃぁ ワシたちには
治療薬は ないのか

たとえ あったところで
薬をうたれた ワシらの卵なんぞ
喰わんだろぅ 

そうして 何万 何十万と
ワシらは 殺され 袋詰め 土に埋められる

それは 豚さんも 同じ

ワシらは 何のために 生きとる
人間には 人権という 権利があるが
鶏には その権利 ないんかい

朝っぱらから 暗い話で すまんのぅ
じゃが今朝 ひと仕事して
トウモロコシの粉末 ツツキつつ
ふと 思ったことじゃ…

ウイルスの予防も エエ
ほんでも 
そろそろ ウイルスと 共存すること
目を 向け始めても エエ
ワシは そう思うとるヨ

実際 人が よぉけ集まらん ところには
まだ 猛威 ふるっとらんジャロ

ワシらの仲間だって
鶏舎のゲージに ガチガチに飼われるよりも
平飼い
つまり 少ない 数で 飼われている とこは
ウイルスが 出にくいんと 一緒

そして できれば…
ワシらを 大量に 飼わんでも
Bossが 商える システム

それで 卵が 多少 高くなっても
オタクさんらが 買ってくれる
心意気

ワシは 願っとるヨ

人さんも 鶏さんも そして ウイルスも
共存できる 世の中
作って いこマイ










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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは! (sei19hina86)
2020-12-11 12:01:20
ブルースカイⅢです。
貴殿の言われる(いやニワトリの言う)
通りですッ!<(`^´)>

ニワトリは、あっちこっちに行きたくて
も狭いケージの中では行けません。
もっと、広い野原で生活したいでしょう。
外だと、鳥インフルエンザもかからない
かも知れません。

飼育方法を考える時期に来ているのかも。
では、また。(^O^)/
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お師匠さん (ダム)
2020-12-11 18:45:56
コメント、有難うございました<m(__)m>
鶏は、牛や豚などと同様、家畜です。
その存在は尊いです。
一方、ヒトはパックに入った卵や肉を、(命の)意識をすることなく買います。
今はその際、マスクをしていたり、周囲の人と距離をとろうと努めています。
人自身は、命を(ウイルスに感染しないよう)意識しています。
連日、私たちは新型ウイルスに翻弄されがちですが、そもそもの根っこにも、心を馳せること。
忘れちゃいけないなぁと思っていマス。
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安易な方法はやがてしっぺ返し来る(今かしら) (おやつや)
2020-12-13 11:27:06
心が痛みます。。。。
牛も豚も鶏も、悲鳴を上げていると思うと、苦しいです(´;ω;`)。

うちがお菓子に使っている卵屋さんのは、私が直接鶏舎に伺い揃えてもらったものをいただいてきます。
その時、足元の「石灰」に気が付きます。
それは消毒の効果がある昔からのアイテムです。
そして、卵をいただく時、鶏さんは「こっち来る?」的に、私を見つけてくれ、フレンドリーです。
ケージ飼いではありません。
走れるような環境です。
なので、人を目で追ってくれる、人懐っこいのです。
そこに、経営者の「心」も感じます・・・。
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おやつやさん (ダム)
2020-12-13 12:58:07
お久しぶりですっ。
師走のご多忙時にも関わらず、コメント有難うございました!(^^)!

僕は学生時代、牛や豚の肥育をするアルバイトをしていたので、その現場を少なからず知っています。

この類の話は、ややもすると「肉を食べる人間が悪」となります…。
動物愛護に携わる方々が仰ることも理解できます。

僕は、人間以外の生き物を食べるヒトの営みは否定しません。実際、僕も肉を使った料理、大好きです。

一方で、ヒトが食べるために育てられている「家畜」だからこそ、その命に真摯に向き合うことは不可欠で、できればそれは幼少期から育まれることがベターとも考えています。

例えば、学校の授業にて、小さな生き物でも良いので「解剖」する。
牛や豚、鶏がされる現場を、我々大人も含めて見学する機会を設ける。
そして、それに携わっている畜産農家や食肉加工業者さんのお話を現場で伺う。

それらを通じて、そもそも命って何だろうネと「考える」先に、ウィズコロナにおける臨み方のヒントがあると考えてマス(^^)/


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