On a bench ブログ

ようこそ、当ブログへ。ジローと申します。
 毎日毎日、たくさんのCDやLPを聴いて過ごしております。

聴いたCD ザ・ハートランド・コンソート:ザ・ハートランド・コンソート

2016年02月24日 | ジャズ(グループ、複数名義、オムニバス 等)

THE HEARTLAND CONSORT

 きょうはアメリカ、アイオワ州のバンド、ザ・ハートランド・コンソートのCDを聴く。

 例によってDUで見つけた盤で、どのコーナーだったかは忘れたけど、もうジャケだけで完全にノックアウト。安くもあったので、内容は二の次で迷わず買ってしまいました(笑)。

 で、enjaレーベルなのでどちらかというと濃い雰囲気なのかなあとも思っていたんだけど、聴いてみるとこれがある意味かなり素朴な感じの、エフェクト入りのギター・トリオ。しかも再発もので、録音は1983年。

 でもそれが、最初のうちはどうということもなかったんだけど、不思議と耳に残る感じで、聴いていくうちに徐々に魅力に気づいてきた。

 まあ、聴いていて自分なりにいろいろ思ったのは、例えばこれはやっぱり80年代の音だよなあだとか、まずは土台として、本当にアメリカの田舎を思わせるシンプルなおおらかさみたいなものがこの音楽の一番の魅力のもとになっているんじゃないか、とか。

 そういった上にリーダーのギターのジム・ケネディ(Jim Kennedy)の、当時のフュージョンっぽいジャズ・ギターの現代性や、曲のセンス(というか個性)がバッチリと合わさって(けっこう硬派な曲も明るくてのんびりした曲もあるのだが)、バランス的にそういった要素がすごく絶妙に合わさってできた音楽なのかなあ、とも。

 ・・・でもその一方で、当時も当時でなくても似たようなバンドはアメリカ中に星の数ほどあっただろうし、理由はあとから色々つけれるわけで、やっぱりそんな中でこうして頭一つ飛びぬけるというのは、結局やっている人の才能ということになるのかなあ、などとも思ってみたり。

 とまあ、今は多少マトモっぽいことを書いたけど、ほかにも脈絡のないことがいろいろとこれは浮かんでは消えたりして聴いているわけですが、ともかくこれ、不思議に耳に残って、気づくと繰り返し聴いてしまう、かなり魅力をもったサウンドです。

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聴いたCD THOMAS CHAPIN : Third Force

2016年02月20日 | ジャズ(フリー系)
Alive
Knitting Factory

THOMAS CHAPIN(s,fl),MARIO PAVONE(b),STEVE JONES(ds)

Third Force
Knitting Factory

 先週末、例によってディスクユニオン(池袋?)をぶらついていると、目に飛び込んできたのが上の「alive」。

 いやあ、去年初めて知って以来(当ブログでも記事書いたけど、リンク貼るのよく分からない)、トーマス・チェイピンはターゲットの一人だったけど、まさかこんな8枚組なんて合集が出ていたとは。これを買っちゃうと、この先1枚ずつ探す楽しみはなくなるわけだけど、しかし1枚ずつでこんなにきれいに揃えることも難しいので、もうほとんど即決で購入(それに安かったし)。

 というわけで、さっそく今聴いているのがトリオのファーストである「Third Force」。やっぱり、もう最初から良いです。

 この人は、ピアノレスのサックス・トリオでやることが多かったようで、これもまさにその編成。この先、ドラムスは変わるけどベースのMARIO PAVONEとは最後までコンビを組んでいた模様。

 正直、若干テーマが野暮ったいかなという曲もあるんだけど、そのテーマを相方のMARIO PAVONEとのユニゾンでまず提示するってのが一つのパターンなのかな。あと、けっこうユーモラスな面も感じて、3曲目とかそういう意味で面白い。

 それと、去年最初に聴いた比較的晩年の作品「SKY PIECE」で感じたスピリチュアルっぽさがまだ感じないが、しかしこの頃からフルートは吹いているし、モダンよりはアヴァンギャルド寄りではあるけど、重かったり固かったりとは真逆の、すごく柔軟なイメージで聴きやすい点は変わらないという印象。何というか、主義主張みたいなものには縛られずに、自分自身の自然体でやっているという感じなのか、とも感じる。

 いや、そんなことより、、気づくとこのファーストが主に’91年録音で、白血病で亡くなるのが98年。それで恐らく亡くなる直前は病床にあったとなると、一線で活躍できたのはほんの数年ということになる。

 そもそも、変化なんてことを云々すること自体が無意味なのかもしれない。今調べると1957年生まれ、ってことは享年はせいぜい40才すぎ。ほんとに夭折という感じです。

 ネットでちょっと調べると、アメリカではまだけっこう根強い人気が残っている様子は伺えるけど、日本では生前あまり知名度はなかった様子だし、CDでこうしてこの合集が出ているというのはけっこう貴重なのかも。残りの盤も、これから大事に少しずつ聴いていきたいと思っております。

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今度はCDプレーヤーが壊れた & 聴いたCD leo tomassini : Arpoador

2016年02月13日 | 民族音楽・ワールドミュージック・カントリー・純邦楽等
Arpoador
SPACE SHOWER MUSIC

 どうも。またまたお久しぶり、ジローです。

 実はこないだPCが壊れて、仕方なく買い替えた新しいPC(Windows10)にまだ全然慣れない中、今度はCDプレーヤー(家の、単体のプレーヤー)が調子が悪く、というか、はっきり言うと壊れてしまいました。もう、そんなに相次いで壊れるなよ、ってな感じです(泣)。

 で、そんな中でも、もちろんCDは聴いてはいるんだけど(新PCや外出時用のポータブル・プレーヤーとかで)、どうも今一つ落ち着いて聴けないし、しっくりこない。

 というわけで、なんだか当ブログも誰かにジャマされているような状況なのですが、しかしこれはそんな逆境の中でも、なかなか素晴らしかったアルバム。

 パッと見、分かりにくいけど、これブラジル音楽のアルバムで、ブラジル音楽といえば当ブログのカテゴリーの偏りを見ると分かる通り、もちろんズブの素人なので何もウンチクもないんだけど、しかしこの leo tomassini という若手シンガー・ソングライター、素晴らしく爽やかな歌声で、外出時に繰り返し聴いていたんだけど、ホントに気持ちよくて、ちょっとファンになってしまいました。

 正直、ジャケット写真は残念というか、大きな波のうねりの白黒写真で誤解を招くような感じなんだけど、曲は全曲スロー、天気のいい昼下がりにまったり聴きたいような、幸せな雰囲気に満ちております。

 これ、実はこの頃自分の中で流行りの、「CDジャーナル」で見て覚えていたCDなんだけど、これはかなりの当たりというか。

 ・・・しかし、それはともかく、CDプレーヤーを早く何とかしないと(直るんじゃないかと思ってイジくったりしてた)。それと、実はテープデッキも、とっくに何だか動かないっぽい(というか、何年も使ってない)。

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とりあえず生還(PC壊れた)

2016年02月03日 | ブログ

 どうも、お久しぶりです。

 実は、先日PCが壊れまして、どうしようとあれこれ迷った末、結局買い直すことに。

 でも、いきなりWindows10になって、何が何だかよくわからず。落ち着くにはもう少し時間がかかるかも。

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