
※画像はアットホームボックスさんより転載、シーツ洗濯の頻度グラフ。
こんにちは、ふとんや元店長です。
本日は手元の気象計によりますと、
午前九時現在、気温十三度、湿度四十五%、
室内で十三度ですから、結構寒いです。
色々見ておりましたら、「洗濯頻度アンケート」が行なわれていました。
「at home VOX 調べ」によるインターネットリサーチなのですが、興味深い内容です(全文はこちら)。
アットホームボックスによりますと、
A)枕カバー洗濯の頻度
1、 週に一回 24.0%
2、 月に一回 17.9%
3、二週に一回 13.0%
4、 週に二回 6.4%
5、十日に一回 6.2%
店頭で仕事をしていた感覚で言いますと、
枕カバーは主要三種の中では最も洗濯頻度が高いという印象でした。
これはやはり枕カバーは汚れやすいものであると共に、洗濯が比較的容易であるからでしょう。
設問そのものを見られなかったので不明ですが、
お客さんの中には「枕カバーは毎日洗う」という方もちらちらおられましたから、
1.0%くらいはそういうグループも存在し得るのではないかと思います。
全体として合点のいく数字ですが、週に一回はもう少し多いかなと思っておりました。
B)シーツ洗濯の頻度
1、 月に一回 21.6%
2、 週に一回 19.8%
3、二週に一回 13.4%
4、三月に二回 6.8%
5、十日に一回 6.7%
月に一回以内を合わせれば61.5%。
予想していたよりも月一回以内の比率が、明らかにされている分だけでも高いなと思います。
皆さん熱心に洗濯されてますよね。本当にお疲れ様です。
C)掛けカバー洗濯の頻度
1、 月に一回 22.4%
2、 週に一回 13.2%
3、二週に一回 11.5%
4、半年に二回 9.3%
5、滅多に不為 9.1%
滅多にしないという方が一割近いのは鳥渡驚きです。
インターネットリサーチだと面接回答に比して見栄が少ないという事なんでしょうか。
掛けふとんカバーは結構ホコリを出しますので、洗浄は行なった方が良いです。
半年に二回というのは分かりにくいですが、要するに季節ごとに洗浄という事ですが、
この回答はBの三月に二回と共に、少し分かりにくいですね。
何れにしましても月に一回が最多は予想通りですが、
月に一回以内が五割を超えているのはやはり皆さん熱心だな、と思わされます。
因みにメーカーサイドとしましては、
これは過去のやり取りからの想像で公式のものではありませんが、
枕カバーが週に一回から月に一回、
シーツが週に一回から月一回、
カバーが月に一回から一季節に一回、
という感じではなかろうかと思います。
洗わない、というのは勿論想定しておらないのですが、
一方で実は頻繁な洗濯も余り想定しておりませんで、
毎日、とか、二日に一度、という様な使用方法は痛むのが早まるかなと思います。
洗濯回数の頻度を高める場合は、やはりローテーションを組める様に予備のシーツカバーをご用意いただいて、
余りヘビーに使い込まない方が長持ちです。
ところで寝具で洗濯といえば、
カバーシーツのみならず、本体でも洗えるものは多々あります。
その代表例がタオルケットやアクリル毛布なのですが、
羽毛布団にも自宅の洗濯機で洗えるものは数多くあります。
但し、ダウンケットに限ります(合掛けは境界線)。
なぜダウンケットだけなのか、技術的に羽毛肌掛けが洗えるのであれば、
冬掛けだって洗えてもいいのではないか、というのは当然の疑問と思います。
ではなぜダウンケットだけなのか。
理由は乾かないからです。
一時期は冬掛けをご家庭の洗濯機で洗える、という表示はまま見ましたが、
最近は減りました。
やはり乾かないというご相談が多かったのではないかと思います。
またダウンケットでも洗濯を考えるのであれば、外側の生地はポリエステル主体であるべきです。
これは好き嫌いが出てしまうと思われますが、エステル主体でないと、やはり乾かないです。
基準としましてはエステル80%、コットン20%くらいのところで妥協していただけたらと思います。
同じエステル主体の生地でも、加工によって肌心地は全然違いますので、
場合によってはこれなら許せる、という側生地とも出会えるかも知れません。
そして本題ですが、
洗えるダウンケットの場合、洗濯頻度はどのくらいでしょうか?
これは勝手な想像ですが、一シーズン一回が最多なのではなかろうかと思います。
次点は一度も洗っていない、か、年に一回、という回答になりそうです。
寝具本体を洗う場合は恐らくメーカーも月一回くらいまでしか想定していないと思われます。
なので頻度を高くする場合でも、月一くらいでご勘弁いただけたら、と思います。
最後にベッドパッドの洗濯にも触れておきます。
ベッドパッドは大きく洗えるものと洗えないものに分かれます。
なので表示に先ずご注意ください。
洗えるものの場合、洗濯頻度は……どうでしょう。
一季節に一回、という回答が多そうです。
個人的な販売経験によりますと、ベッドパッドは洗った事が無い人も多いようです。
中わたの入っているものは乾きも良くないし、大変ですからね。
でも時々は洗浄すると、爽やかで良いかも知れません。
5,999円
5,990円
9,800円
こんにちは、ふとんや元店長です。
本日は手元の気象計によりますと、
午前九時現在、気温十三度、湿度四十五%、
室内で十三度ですから、結構寒いです。
色々見ておりましたら、「洗濯頻度アンケート」が行なわれていました。
「at home VOX 調べ」によるインターネットリサーチなのですが、興味深い内容です(全文はこちら)。
アットホームボックスによりますと、
A)枕カバー洗濯の頻度
1、 週に一回 24.0%
2、 月に一回 17.9%
3、二週に一回 13.0%
4、 週に二回 6.4%
5、十日に一回 6.2%
店頭で仕事をしていた感覚で言いますと、
枕カバーは主要三種の中では最も洗濯頻度が高いという印象でした。
これはやはり枕カバーは汚れやすいものであると共に、洗濯が比較的容易であるからでしょう。
設問そのものを見られなかったので不明ですが、
お客さんの中には「枕カバーは毎日洗う」という方もちらちらおられましたから、
1.0%くらいはそういうグループも存在し得るのではないかと思います。
全体として合点のいく数字ですが、週に一回はもう少し多いかなと思っておりました。
B)シーツ洗濯の頻度
1、 月に一回 21.6%
2、 週に一回 19.8%
3、二週に一回 13.4%
4、三月に二回 6.8%
5、十日に一回 6.7%
月に一回以内を合わせれば61.5%。
予想していたよりも月一回以内の比率が、明らかにされている分だけでも高いなと思います。
皆さん熱心に洗濯されてますよね。本当にお疲れ様です。
C)掛けカバー洗濯の頻度
1、 月に一回 22.4%
2、 週に一回 13.2%
3、二週に一回 11.5%
4、半年に二回 9.3%
5、滅多に不為 9.1%
滅多にしないという方が一割近いのは鳥渡驚きです。
インターネットリサーチだと面接回答に比して見栄が少ないという事なんでしょうか。
掛けふとんカバーは結構ホコリを出しますので、洗浄は行なった方が良いです。
半年に二回というのは分かりにくいですが、要するに季節ごとに洗浄という事ですが、
この回答はBの三月に二回と共に、少し分かりにくいですね。
何れにしましても月に一回が最多は予想通りですが、
月に一回以内が五割を超えているのはやはり皆さん熱心だな、と思わされます。
因みにメーカーサイドとしましては、
これは過去のやり取りからの想像で公式のものではありませんが、
枕カバーが週に一回から月に一回、
シーツが週に一回から月一回、
カバーが月に一回から一季節に一回、
という感じではなかろうかと思います。
洗わない、というのは勿論想定しておらないのですが、
一方で実は頻繁な洗濯も余り想定しておりませんで、
毎日、とか、二日に一度、という様な使用方法は痛むのが早まるかなと思います。
洗濯回数の頻度を高める場合は、やはりローテーションを組める様に予備のシーツカバーをご用意いただいて、
余りヘビーに使い込まない方が長持ちです。
ところで寝具で洗濯といえば、
カバーシーツのみならず、本体でも洗えるものは多々あります。
その代表例がタオルケットやアクリル毛布なのですが、
羽毛布団にも自宅の洗濯機で洗えるものは数多くあります。
但し、ダウンケットに限ります(合掛けは境界線)。
なぜダウンケットだけなのか、技術的に羽毛肌掛けが洗えるのであれば、
冬掛けだって洗えてもいいのではないか、というのは当然の疑問と思います。
ではなぜダウンケットだけなのか。
理由は乾かないからです。
一時期は冬掛けをご家庭の洗濯機で洗える、という表示はまま見ましたが、
最近は減りました。
やはり乾かないというご相談が多かったのではないかと思います。
またダウンケットでも洗濯を考えるのであれば、外側の生地はポリエステル主体であるべきです。
これは好き嫌いが出てしまうと思われますが、エステル主体でないと、やはり乾かないです。
基準としましてはエステル80%、コットン20%くらいのところで妥協していただけたらと思います。
同じエステル主体の生地でも、加工によって肌心地は全然違いますので、
場合によってはこれなら許せる、という側生地とも出会えるかも知れません。
そして本題ですが、
洗えるダウンケットの場合、洗濯頻度はどのくらいでしょうか?
これは勝手な想像ですが、一シーズン一回が最多なのではなかろうかと思います。
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なので頻度を高くする場合でも、月一くらいでご勘弁いただけたら、と思います。
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一季節に一回、という回答が多そうです。
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具体的には難しいのですが、当ブログの主観に限って、伝えられる事はできる限りお伝えしたいと思います。
現在はウォッシャブル羽毛ふとんはやや冬の時代でして、業界は全般にこのジャンルに対して冷淡です。
基本的なウォッシャブル羽毛ふとんというジャンルが枯渇する事はありえませんが、オリジナルでやっていた様な趣味的な商品はまだ暫く登場しない可能性が高いです。
五年もすれば業界の風向きも変わるでしょうから、今は時機を待つというのもひとつの考え方だと思います。
待てない場合は西川産業製で、外側の生地が綿100%でなく混紡のものでをお選びいただくのが基本です。
中のダウンはグースかダックかはボリュームの必要性によります。ダックだと側生地の重量に負けるので、膨らみが欲しい場合はグースが望ましいですが、洗浄前提なので消耗が早いものですから、どこまで投資するかはご判断です。
恐らく六月くらいになってくると定番とスポットともにウォッシャブル羽毛ふとんの新商品が出揃ってくると思います。羽毛肌は比較的百貨店が熱心なので、先ずはそちらから見てみてもいいかも知れません。