
風土記:―
延喜式:―
雲陽誌:狗飼明神(火酢芹命)
様 式:―
御祭神:火酢芹命(多久神社に合祀)
鹿島町から県道264号を東に進むと、多久の里・講武地区に入り、さらに進むと県道21号線に突き当たります。その100mほど手前(恵曇側)の道路南側茂みの中に、平成22年設置の石碑が建っており、碑文に狗飼神社跡とありました。
旧講武村誌に依れば、明治期初年の上講武字犬飼に狗飼神社とみえ、明治末期の一村一社の政治的動きにより、明治43年多久神社へ合祀されたとのことです。同村誌にはこの間の各社統合に関する資料が載せられており、紆余曲折をへて、多久神社へ統合された歴史が良くわかります。
〈所在地〉
島根県 松江市 鹿島町 上講武
確認日:平成23年11月25日