警察官の仕事と採用試験の質問箱

警察官になりたい方のための仕事と採用試験の質問箱。冷やかし興味本位はNG。回答できない質問もありますのでご了承を。

警察官B(高卒)のおすすめ参考書はありますか?

2008年06月14日 | 警察官の採用試験
ご質問ありがとうございます。

私は警察官採用試験の受験指導をしてきたわけでないので、どの参考書がいいか、とかは分かりません。
本屋でいろいろ比較してみるなり、通信講座のパンフレットを取り寄せて検討するなりして、これと思ったもので徹底的に勉強するしかないと思います。

地域課や交通課志望で、体力的にきつい機動隊に行きたくないのですが可能でしょうか?

2008年06月10日 | 警察官の仕事
ご質問ありがとうございます。

結論から言うとそれは無理です。
人事に関して、自分の希望を提出することはできるのですが、それは必ずしも希望通りになるとは限りません。

例えば刑事畑ウン十年のベテランでも人事異動で交番勤務を命じられたら、それに従わなければいけないわけで、従わないことはそれは辞職を意味します。

特に、私の思うに、「機動隊の仕事とウラ話」でもあるように、有事の部隊活動という、警察の中でもある意味根本的なものを訓練する場所なので、一部の希望者だけが勤務すればいいものではないと思います。

有給休暇などが実際に取れている割合はどれほどでしょうか?

2008年06月05日 | 警察官の仕事
ご質問ありがとうございます。

実際に公開されている有休休暇は年間20日?くらいだったと思います。
民間の企業でもそのくらいだったと思います。

しかし、民間と同じく、警察官も有給休暇を規定一杯に取ることができるかといえば実情はそんなことはありません。
夏季にはできるだけ有給休暇をとれるように配慮してくれる期間もありますが、その時の治安情勢・取り扱い事件事故の有無などで変わってきます。

有休の消化割合はどのくらいかといえば私も正確に数えたことがないので分かりません。年ごとに割合は変わってきます。

また、質問者様の場合、休暇に予備自衛官を勤めてみたいということですが、
私はそういう例を聞いたことがありませんが、
もしかすると公務員法に違反するかもしれません(副業の禁止)。

仮に法律的に問題がないとしても、休暇に責任のある仕事につくことは事実上無理だと私は個人的には思います。
特に刑事のように日勤勤務の場合、捜査(会いたい相手が休日しか時間が取れないなど)や急な事件で決まった日に休暇が取れないことがよくあるからです。

勤務外のときでも日本のために働きたいという心意気は大変素晴らしく、ぜひがんばっていただきたいのですが、その情熱を警察官の仕事だけに注ぐほうが、結果的にいい仕事ができるのではないかと私は思います。

警察官の年収は比較的高いようですが、実際、経済的な状況はどうでしょうか?

2008年06月03日 | 警察官の仕事
ご質問ありがとうございます。

警察官は公安職で、一般の地方公務員よりも給与は高く設定されています。
警察官の平均年齢は約40歳で平均年収は約800万円と言われています。

私の経験した平均的な感じですと、浪費癖でもない限り、大抵は20代でマイカーやバイクを購入しています。
不規則な出勤や非常召集などもありますから、公共交通機関以外の通勤の足がないと困るというのもありますが・・・

それから、結婚披露宴もちゃんと貯金すれば自己資金でできます。
貯金額に関しては人それぞれ(とりあえず貯金しようという人や、趣味にお金をかける人、飲み代の多い人など)ですが、私の場合は毎月の月給のうち、○万円が貯金用の別の口座に振り込まれるようにしていたので、特に意識しなくても勝手にそれなりの金額が貯金できるようにしていました。

家に関しても、新婚の時は官舎でも、30代で子供ができたらローンを組んでマイホームというのが平均的な生活設計のように思います。

配偶者がパートをしている場合もあり、専業主婦という場合もありますが、子供が5人も6人もいるとか、浪費癖があるとか、ギャンブルにのめりこんでしまっているというのでない限り、例えば平均的な4人家族でごく普通の小市民的な暮らしであれば、特に経済的に困るような年収ではないと思います。