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アメリカの将来を担う、若すぎる起業家たち

2015-03-29 16:13:43 | 社会

 アメリカの将来を担う、若すぎる起業家たち


 

 今や、「起業」や「スタートアップ」という言葉を聞かない日はありません。そして、特にテクノロジーに関する分野では、これまでの感覚からすると「若すぎる」成功者が増えています。


 そこで今回は、アメリカの若い起業家事情を探ってみようと思います。以下の文章はBBC News で放送された「Children: New billionaires」に出演した三人の若き起業家たちについて紹介したものです。


 ■トマス=スアレスさんの場合


 Photo byCarrotCorp


 15歳のトマス=スアレスさんは、11歳の時にアプリ制作会社『Carrot Corp』を立ち上げ、現在も同社CEOとしてスマートフォンやグーグルグラス用のアプリを開発・販売しています。そんな彼は、ビジネスとコーディングを独学で学びました。


 スアレス氏は、今後の事業について以下のように述べています。


 「最近は3Dプリント技術に関する特許を申請しています。技術に関して、特にこだわっているのは印刷スピードです。現世代の3Dプリンターよりも10倍速く印刷できるようなプリンターを産みだしたいと思っています。」


 ■テイ=トレードマンさんの場合


 カリフォルニア州ロサンゼルス市内の『インキュベーター・スクール』では、起業家養成講座が11歳以上の生徒を対象に行われています。この学校の特徴は、生徒たちがスクール在籍期間内に会社を興すよう指導されていることです。


 このスクールに通う12歳の少年3人組(アフマット=イスマエルさん、ローガン=フィッシャーさん、テイ=トレードマンさん)は、『I-Supply』という会社を起こし、学用品をクラスメートに販売する事業を展開しようとしています。


 インタビュー内でテイ=トレードマンさんは「僕ら、子どもは創造的です。それは、型にはまった世界で生きていないからです。あれをしなさい、これをしなさいと言う大人の世界に染まっていないのです。」と子供だからこそ発揮できる創造力を強調しました。


 ■カイオワ=カボビットさんの場合


 Photo byBOO BOO GOO


 カイオワ=カボビットさんは、 6歳で『Boo Boo Goo』という革新的な皮膚保護薬を発明し、その翌年『Boo Boo Brands』のCEOとして、アメリカのテレビ番組『Shark Tank』に最年少出演を果たしました。「Shark Tank」とは日本でも流行った「マネーの虎」のアメリカ版です。…



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