トッテナムを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、プロフットボール選手協会(PFA)が選出する年間最優秀選手賞に、今季公式戦43試合で29得点と活躍するチームのエースストライカー、FWハリー・ケインが相応しいと主張した。
ケインはチェルシーのMFエデン・アザール、FWジエゴ・コスタ、アーセナルのFWアレクシス・サンチェス、マンチェスター・ユナイテッドのGKダビド・デ・ヘア、リバプールのMFフィリッペ・コウチーニョと共に、同賞の最終候補にノミネートされている。
17日付のイギリス『スカイ』によれば、ポチェッティーノは首位チェルシーの中心選手であるアザールを引き合いに出し、ケインが有力候補である理由を以下のように説明した。
「アザールは本当にいい選手だと思う。彼はファンタスティックで偉大な選手の一人だ。だが、ケインがイングランドフットボールに残したインパクトは絶大だった。おそらく、それはアザール以上だった。
アザールが才能ある選手だということは、みんながすでに知っていたことだ。しかし、ケインがこれだけのパフォーマンスを披露すると思っていた人は、それほど多くなかっただろう。この点が重要になると私は信じている」
ケインはあと1得点で、シーズン30得点を達成する。トッテナムの選手としては、1991-92シーズンのガリー・リネカー氏(35得点)以来の記録となる。
また、ケインは現在リーグ戦19得点。D・コスタ、セルヒオ・アグエロ(マンチェスター・シティ)と並び、得点ランキングのトップを走る。イングランド人が得点王となれば、99-00シーズンのケビン・フィリップス氏(当時サンダーランド)以来、実に15季ぶりとなる。年間最優秀選手賞だけでなく、これらの快挙達成にも注目が集まりそうだ。
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