つらく楽しかった「ぎふ清流国体」。改めてレースを振り返ってみたいと思います。
スイムは、750mの2周回1500m。ワールドカップなどと同様にダイブスタート。写真のように大外から4番目。バトルを避けたいので、かなり外側からスタートしました。ちょっと出遅れてますね。(JTUのホームページから拝借)
レース前のトレーニングではかなり調子がよかったので、前半から積極的に前に出て行きました。目標は宮古島で優勝経験もある茨城県の松丸選手と同じくらいでスイムアップすること。鬼バイクの松丸選手のパックに入れると、目標の20台が見えてきます。
1周目を終えたところで、松丸選手と数名の集団が10秒程度前に(多分)。2周目懸命に追いかけますが、スイム終了後のトランジットに入ると、残念ながら、バイクスタートに入る準備中。急いでトランジットを済ませるも、追いつくことができませんでした。
結果を見ると、この集団は、松丸選手の引きで徐々に前の選手を吸収し、10名程度のパックで走行。スイムで30秒~1分差が、バイク終了時は4分程度離れてしまいました。前のパックに入って、ついていけたかはわかりませんが、ここで勝負したかったです。
スイム:23分37秒(35位)
バイクは10kmの4周回。前半5kmはすごい向かい風、後半は追い風。平均時速は前半35km/h前後、後半は45km/h前後で展開されました。
前のパックに入れなかったので、ほぼ同時にあがった、岩手県の岩淵選手、滋賀県の井戸選手と3人で走り始めました。残念ながら私のバイクの力が劣っていて、3人で回すもなかなかペースが上がりません。
しかし1周目の後半にバイクの強い秋田県の小室選手が入って、コントロール始めるとペースがガンガン上がり始めます。1周目はなんとか4人でローテーションするも、私は集団から徐々に落ちかけます。さすがに20代の若者たち、元気が違います。ローテーションも飛ばし飛ばしでしか加われず、若者たちに激を飛ばされます。
運よく2周目中盤には、長野県の菅沼選手、後半には、宮城県の藤本選手と和歌山県の鳥居選手が加わり、パックが大きくなります。ペースはさらにアップ。知らない間に鳥居選手が集団からいなくなり、3周目からは合計6人のパックで安定して周り始めます。
しかし4周目は、ほぼローテーションに入れず、集団にぶら下がり状態。ここからは本当にきつかった。結局何とか最後まで張り付いてバイク終了。正直ちぎれずに、ほっとしました。
バイク:1時間03分08秒(TR1:56秒)(35位)
通過:37位
ランは、平坦フラットコース2.5kmを4周回。10月とは思えない暑さでした。同じパックでバイクを終了した選手についていく足は残っていません。走りだしは、本当に重く、走りきれるのか?と心配になったほどです。しかしいつものことと言い聞かせ、回復するのを待ちます。予想通り、1周目終わると、苦しいながらも、足が動き始めます。ここまで来ると順位は関係ありません。トップ選手には周回遅れにされはじめますが、少しでも早く前に・・・。2周目には、相方と「ちびた」を発見。応援の声もしっかり聞こえるようになり、嬉しさがこみあげてきます。そして、感動のゴール。
ラン:40分22秒(TR2:46秒)(41位) 総合:2時間08分49秒(37位)
目標は、山梨県総合順位目標の20位台でしたが、及びませんでした。しかし最下位も覚悟して望んだ今回、なんとかバイクの最終パックに加われたことが、結果につながりました。まだまだ、3種目ともにエリート選手に比べると力が足りません。まだまだ強く、早くなれると信じて、来年もトライアスロンは続けます。今シーズンはこれで終了です。
いろいろ協力してくれた相方、1年間ありがとう。ほっとしたよ、「ちびた」。