今はもう遥か昔の話なのですが、私が坊主頭も愛らしかった中坊の頃
かのヒトラーにかなりかぶれていた友達がいまして
その影響あって、私もこの方については色々記録資料を見聞きしていた
時期がありました。
(彼はミニタリーファンという訳ではなく、ヒトラー個人に興味があったようです)
色々な面でこの方のしてきた事はとても罪深い事なのですが、その反面この人程
一人の人間として見た時に人間臭い面白さのある人も珍しく、
知れば知るほど興味が沸いてくる・・・・・そんな人でもありました。
(流石に「わが闘争」だけは完読する迄には至りませんでしたが・・・・。)
そんな事もあってこの映画は、とても観たかった映画なのですが
私の住む田舎町には来ない部類の映画かなぁ・・ってのもあって
DVDでも待つしかないか・・・・・と諦めかけていた矢先、
地元のある小さな劇場で公開している事を上映終了前日に知り
慌てて観に行きました。
お話は、ヒトラーの秘書として雇われていた女性を通して
ヒトラーが自殺しベルリンが陥落するまでの終戦間際の12日間を描いたお話です。
主演のブルーノ・ガンツの演技は中々熱が入っていて本人によく似ていました。
周囲も、そして何より本人も敗戦を解っていながらそれでもなお
降伏を認めず、そして国民の犠牲も気にせず逆転に奔走する
「裸の王様」ぶりが良く出ていたと思います。
内容が内容なのでとにかく暗く、登場人物も死んでいく人達ばかり・・・・。
とにかく重ーい映画でした。
ラストで今回の主人公であったご本人が出演してこの戦争との関わりについて
語っておられますが、コレも中々重ーい一言でした。
あの一言は当時の人達だけでなく、現在の私たちにも
どっかで当てはまる言葉・・・・・なのかもしれません。
今は疎遠になって中々会えない中学時代の友人が
この映画見たらなんて言うだろう・・・・・・・・
なんて考えながら観た一本でした。
かのヒトラーにかなりかぶれていた友達がいまして
その影響あって、私もこの方については色々記録資料を見聞きしていた
時期がありました。
(彼はミニタリーファンという訳ではなく、ヒトラー個人に興味があったようです)
色々な面でこの方のしてきた事はとても罪深い事なのですが、その反面この人程
一人の人間として見た時に人間臭い面白さのある人も珍しく、
知れば知るほど興味が沸いてくる・・・・・そんな人でもありました。
(流石に「わが闘争」だけは完読する迄には至りませんでしたが・・・・。)
そんな事もあってこの映画は、とても観たかった映画なのですが
私の住む田舎町には来ない部類の映画かなぁ・・ってのもあって
DVDでも待つしかないか・・・・・と諦めかけていた矢先、
地元のある小さな劇場で公開している事を上映終了前日に知り
慌てて観に行きました。
お話は、ヒトラーの秘書として雇われていた女性を通して
ヒトラーが自殺しベルリンが陥落するまでの終戦間際の12日間を描いたお話です。
主演のブルーノ・ガンツの演技は中々熱が入っていて本人によく似ていました。
周囲も、そして何より本人も敗戦を解っていながらそれでもなお
降伏を認めず、そして国民の犠牲も気にせず逆転に奔走する
「裸の王様」ぶりが良く出ていたと思います。
内容が内容なのでとにかく暗く、登場人物も死んでいく人達ばかり・・・・。
とにかく重ーい映画でした。
ラストで今回の主人公であったご本人が出演してこの戦争との関わりについて
語っておられますが、コレも中々重ーい一言でした。
あの一言は当時の人達だけでなく、現在の私たちにも
どっかで当てはまる言葉・・・・・なのかもしれません。
今は疎遠になって中々会えない中学時代の友人が
この映画見たらなんて言うだろう・・・・・・・・
なんて考えながら観た一本でした。
>記録の向こう側の世界を見せ付けられたような
戦後生まれの戦争未体験の我々から見たらこの映画も
今まで数流れた記録資料の一部・・・みたいな感じに
見えてしまうってのはありますねー。
ソレくらいこの映画がリアルに描かれていたって
事でもあるかもしれませんが・・・・。
その感覚の延長で今起こってる地域紛争やテロも
見てしまう自分って・・・・・って
この頃考えてしまったりします。
お客さんのほとんどは、年配の方が多かったなぁ・・・