goo blog サービス終了のお知らせ 

50代少年の好奇心つれづれ

50代になった元少年の好奇心の毎日をつれづれに

最低気温 -5°

2011年01月16日 | 視点

日曜は奈良の最低気温が-5°だった。そうでなくても奈良は寒くて、大阪から奈良に帰ってきて電車を降りると、3°くらい気温が違う感じがするのだが、今朝は今年一番の冷え込みだった。全国的にも各地で大雪に見舞われ、センター試験の受験生は大変だっただろう。

実家の庭はたいした庭ではないが、端のほうに蹲踞(つくばい)もどきに、水がちょろよろたまる手水鉢(ちょうずばち)を作ってある。本来は、茶室に入るときに手を清めるものだろうが、うちの場合は単なる飾りである。

普段めったに凍ることはないのだが、今朝は手水鉢に氷が張っているだけではなくて、水の注ぎ口にもつららができていた。びっくりである。もっとも、北海道など、北国の人達からみれば、大した寒さではないとは思うが・・・。

そういえば、子供の頃はもっと寒かった。しかも暖房器具といっても火鉢くらいで、足によくしもやけが出来ていた。それでも通学路にできた霜柱をわざわざ踏みながら通学していた。水道のパイプが凍結して水の出ない日がしょちゅうだったし、凍結したパイプが破裂して毎冬水道屋のお世話にもなっていた。

最近は家の機密性が上がったのか、地球温暖化の影響か、体感的に随分暖かくなったような気がする。

久々に見たつららに、子供時代の冬を思い出した。


一富士、二鷹、三茄子

2011年01月14日 | 視点

昔からのことわざで、正月の初夢でみると縁起のいいものの順番に、富士山、鷹、茄子がある。富士山は日本の山の最高峰、鷹も鳥の王様なのだが、何でここに茄子が出てくるのかはちょっとわからない。野菜の王様? でもないと思うのだが・・・

その疑問はしばらく横に置いておいて。今、新幹線に乗っている。さっき富士山の前を通過した。実は、今年になってすでに何度か新幹線で東京・大阪を往復したのだが、今日は一番よく富士山が見えた。ふもとは雲がかかってよく見えないが、雪景色の富士山が青空に浮かんできれいだった。

折りしも、今週末はセンター試験だ。
娘がちょうど試験を受ける。初夢の富士山はとっくに過ぎたが、縁起の良い富士山に心の中でパチパチと手を打って、落ち着いて実力が出せるようお願いした。


ものすごい大きな流れ星を見た

2011年01月07日 | 視点

2月のフルマラソン出場に向けて毎朝走っている。6時ころはまだまだ暗いのだが、今朝6時10分頃、ものすごい大きな流れ星を見た。先日55歳になったばかりだが、人生55年で一番大きな流れ星だった。

今、ちょうど明けの明星(金星)が見えるのだが、ちょうど金星の右側辺りに現れて、東から西にスーーーッと流れていった。「スーーーッと」というのはそれくらい軌跡が長くて、軌跡を目で追うことができた(ように思えた)。しかも大きかった。色はオレンジ色で、空で燃え尽きながら落ちてくる、まさにそんな感じがした。

流れ星が流れる間に願い事を言うと願いが叶うがアッと言う間で、とよく言われるが、今回の流れ星なら十分願い事を言えると思った。が、実際は流れ星に見とれていて願い事を言う暇はなかった。

流れ星は、星が落ちてくるというので、時代や文化によっては凶兆と言われたこともあった。しかし現代では、流れ星は隕石や人工衛星の大気圏突入であることは明らかなのだから、その瞬間を幸運にも目撃できた吉兆ととらえたい。

今年は何かいいことがあるのかもしれない。

 


インターネット海外通販

2010年11月23日 | 視点

最近、インターネットを使って楽天やYahooのサイトで通販で物を購入するのが、ごく当たり前になってきた。価格.comで事前に調べて一番安そうなサイトで買えば、普通にお店で買うよりは大抵安く購入できる。もっとも、送料がかかる場合があるが、それもお店に行く交通費と探す時間を考えると、それほどの出費にはならない。

国内では普通になってきたインターネット通販なのだが、ここに来て海外の通販サイトもかなり頑張っている。品物を選べばむしろ海外の通販サイトを利用したほうが格段に安い。海外通販サイトを見ていると、どうして日本国内ではこんなに高いの?と思うし、円高の今だからこそ利用しない手は無い。

下記のWiggleとChain reaction cycle はどちらも自転車用品の通販からし出発したサイトであるが、スポーツ用品全般を扱っている。
  http://www.wiggle.co.uk/
  http://www.chainreactioncycles.com/
さらに、最近日本語ページが用意された。どんだけ日本から注文してるの?であるが、日本語表示でぐっと利用しやすくなった。住所の登録も漢字でOKであるし、価格表示も「円」設定すれば、レート換算した円で表示される。そのため、日本の通販サイトを利用するのと何ら変わらない。

さらにWiggleの場合は、送料が£50以上(日本円にして約7,175)買うと無料である。イギリスから航空便で送ってくるのに、送料のハードルがこんなに安くていいの?と思う。

一方、日本国内の税関を通るときに関税がかかる場合がある。実際Wiggleの案内にもその旨が書かれている。
http://www.wiggle.co.uk/h/option/Japan

今回、私はランニングのときに使う腕時計型のGPSを注文したが、日本国内で買うより十分安かった。品物は国際郵便で届くのだが、税関を通るときに税金と手数料で1000円かかったものの、差し引きしてもお得だった。ただ、税率はものによって違うので、実際注文するときは良く調べてから注文してください。

 



The 50 State Quaters program

2010年11月16日 | 視点

アメリカに行ってコンビニなんかで買い物したときに、つり銭の25セント(クォーター)硬貨の中に、いろんなデザインのものが混じっていることに気づく。

これはThe 50 State Quaters program(50州クォーター硬貨プログラム)と呼ばれるものだそうだ。アメリカの造幣局が行っているもので、アメリカの歴史と歴史遺産に敬意を示した10年間の記念プログラムである。アメリカ合衆国に加わった順番に、毎年5つの州から記念クォーターが発行された。

1999年から始まっていて、最初はデラウエア州で最後は2008年のハワイ州である。再発行は無いとのこと。

表にはジョージ・ワシントンの顔、裏は各州の独自なデザインとなっている。今回のステート・クォーターの発行に当たって、"United States of America," "Quarter Dollar," "Liberty,"  "In God We Trust"を表に、発行年は裏になどのデザイン変更も行われた。詳細は下記、アメリカ合衆国の造幣局のHPを参照のこと。
http://www.usmint.gov/mint_programs/50sq_program/?action=designs_50sq
専用のホルダーも販売されている。
http://www.amazon.com/gp/product/images/B002C0KS12/ref=dp_image_text_0?ie=UTF8&s=miscellaneous

娘がこのステート・クォーターを集めていて、最近職場の同僚がアメリカに行ったので、土産にState Quaterを頼んだ。今回は12枚もらったが、300円程度。土産にはちょうどいいかもしれない。将来プレミアがつくかもしれないが、ただ発行枚数が億単位なのでそれほど値上がりは期待できないかも。


梅田スカイビルのクリスマスツリー

2010年11月08日 | 視点

梅田スカイビルはビルが2棟建っていて、そのビルの間が中庭になっている。その中庭に毎年12月になると大きなクリスマスツリーが出現するのだが、今年もその工事が始まった。

工事といっても、ツリーを組み立てて中庭に設置するだけの簡単な工事だ。が、相当大きなツリーが基礎も何もなくちょこんと置いてあるだけなので余計な心配だが、強い風とかが吹いても大丈夫なんだろうか。

毎年、ツリーの周りには洋風の屋台が並んで、それまで殺風景だった広場がこの時期は賑やかな街に変身する。その準備もまもなく始まるだろう。

ただ、クリスマスツリーは昼間に見るといまひとつだ。電気の配線や電球が丸見えで美しくない。早く工事も終わって、夜、綺麗に点灯されるのが楽しみだ。

このツリーが、夜はどんな姿に変わるんだろう?


アメリカからの来客

2010年11月04日 | 視点

今日はアメリカ人の来客があった。仕事柄、ときどき外国人の来客がある。

日本人がアメリカに行ったら英語を話す(少なくとも話そうと努力する)のだから、逆の場合は日本に来たら日本語を話せよと思うのだが、彼らはまったくその気はないようだ。日本語文化圏は1億人少し。日本で生活していればさほど実感はないが、地球規模の60数億に比べると少数民族なので仕方ないのかもしれないの。

単に表敬で挨拶だけで済むなら、ちょっと話して終わりなのだが、資料なども用意しないといけないと、それなりに手間がかかる。私自身、片言の英語は話せるが、英語はあまり得意ではない。日本人にありがちな、読めても話せないタイプである。技術的なプレゼンの場合は、お互い技術用語が理解できるので、それなりに通じるのだが、一番難しいのが気の利いた英語の冗談である。英語でおもしろく話を盛り上げるのは至難の業だし、相手の英語の冗談を聞き逃して笑うタイミングがずれてしまう。

今回のお客さんは、アメリカで日本企業で働いたこともあったので(それならなおさら日本語くらい話してほしいが)、幸いシャイな日本人の英語には慣れているようだった。でも、2時間くらいの訪問が終わったときには、私もスタッフもがっくり疲れた。

やっぱり英語は日ごろから勉強しておこう。


ネクタイ

2010年10月28日 | 視点

最近めっきり涼しくなってきたので、今日は久しぶりにネクタイ姿で会社に来た。

かつては夏の間も、暑い中ただ形式的にネクタイを締める毎日だった。当時は社会通念として、ノーネクタイは失礼極まりない時代だったので、実用的には何の役にも立たないネクタイを、一体誰がこんなものを発明したんだろうと思いながら、夏場も暑さをこらえて締めていた。

ところが、いつからか正確には覚えていないが、クールビズの習慣が職場に導入され、夏場はネクタイをしないようになった。もちろん、お客様を会うときや公式な場では例外だが。最初の頃は、何て楽になったんだろうっと思ったのも束の間、クールビズになった分部屋の冷房設定温度が上がったので、結局体感する暑さはそれほど変わらない。もちろん、地球環境的には冷房エネルギーの削減に貢献はしているのだが。

今日、久しぶりにネクタイを締めてみると、意外と気分が引き締まる。
そんな気分になるのは、やはり人間が古いからだろうか。

 


鉄道員(ぽっぽや)

2010年10月19日 | 視点

浅田次郎の鉄道員(ぽっぽや)を読んだ。

主人公の佐藤乙松は幌舞駅の駅長で鉄道員一筋の人生を歩んできたが、まもなく定年である。幌舞駅は美寄駅で分岐するローカル線「幌舞線」の終着駅で、かつては石炭を運ぶために賑わった。が、今は乗降客も少なく近々廃線になろうとしている。物語は、そんな彼のところにうれしい不思議な奇跡が起きる話だ。1999年に映画化され、主役の高倉健が筋金入りの鉄道員を演じている。乙松が駅長を勤める「幌舞駅」は、北海道根室本線の「幾寅駅」で撮影された。

実際、国鉄の民営化後、いわゆる「赤字ローカル線」は、代替のバス路線に振り替えるなどして相当数が廃線になった。地元の人にとっては、通勤・通学の身近な足であり、沿線の生活を支えてきたインフラだっただけに、非常に残念だっただろう。

今でこそ、日本中いたるところで道路が整備されているが、道路も車も普及していない時代には、鉄道は唯一の交通手段だったのだから。

先月北海道に行ったが、北海道ではかなりの路線が廃線になった。幹線道路に沿って、かつては鉄道が走っていたのだろう。鉄道の線路跡と思われる盛り土があちらこちらに残っていたが、廃線になって概ね20年、すでに笹がいっぱい茂っていた。もう20年もすれば、すっかり自然に飲み込まれてしまうだろう。

一方、かつて鉄道の駅のあった場所には、旧駅舎や客車が大切に記念に保存されていた。地元の人たちの深い愛着が感じられた。

幾寅駅には映画ロケで使われたセットが残っているそうだ。次回北海道に行くときには、是非行ってみよう。
(写真は留萌本線終点の増毛駅)

 


奨学金の連帯保証人

2010年08月09日 | 視点

先日娘から、「奨学金を借りるので連帯保証人になって」と頼まれた。

私もかつて大学院のときに奨学金をもらっていた。当時(昭和50年ころ)は国公立の授業料は今よりかなり安かった。実際、授業料は、学部のときに3,000円/月、それから徐々に値上がって大学院のときに12,000円/月。ちなみに、卒業後の初任給は約130,000円だった。

そのときに奨学金が50,000円/月だったので、アルバイト代を加えると、授業料や下宿代も含めて全ての生活費を自分で稼ぐことができた。何か自分が急に一人前になったような気がした。それも、奨学金のおかげだった。その後、大学を卒業して何年かかけて返済したが、全部返し終わったときは自分の青春が一区切りしたように感じた。

当時は日本育英会という名前だったが、、2004年からは奨学金関連の事業を行う組織が整理され、今は独立行政法人日本学生支援機構に名前が変わっている。

最近、奨学金の返済が滞っているらしい。大学によっては卒業生の20%から30%の返済が滞っているとのこと。もちろん、貸し出す際の審査を行った大学の責任も大きいが、当然返済の責任は最終的には奨学金を借りた本人にある。奨学金を借りた人がそのお金を返済し、それが原資になったまた他の人が借りられるというサイクルなのだから、借りた人には責任を持って返済をお願いしたい。

ところが、最近は日本学生支援機構もかなりの強行手段に出るようになった。3ヶ月以上の延滞者については、その情報を個人信用情報機関(全国銀行個人信用情報センター)に登録するというものだ。すでに、平成22年4月から実施されている。実施までにはかなりの議論があったようであるが、奨学金とは借金であるという認識を強く持たせようという意図で、最終的にはこの制度が導入された。

こうなると、もし3ヶ月以上の奨学金の滞納が発生すると、自動的にその個人情報が全国銀行個人信用情報センターに登録される。結果、その人がローンやクレジットカードを使おうとすると、”ブラックリスト”に載っているということで使えない。社会人としては個人の信用にかなりのダメージを受けることになる。

娘にはブラックリストに載らないよう、きちっとした返済を願うばかりである。