この夏は電力不足が深刻だ。特に東京/東北電力管内は一時25%の削減が言われていたが、その後15%削減が正式に決定した。ときどき東京に出張するが、その影響もあり東京はビルや電車の照明がかなり暗くなった。エスカレータも止まっているし、電車もクーラーが止まって窓が開いている。「現在の消費電力、○○%」の表示もあちこちで見られるようになった。
関西は、そうは言っても津波の影響を直接受けたわけではなし、多少の削減はあっても東京ほどではないだろうと思っていたら、急遽関西電力も15%の削減すると言い出した。関西電力も一度点検に入った原発が再開の見込みが立ちにくいこともあり、15%削減を要請するしかないようだ。
これを受けて弊社では20%削減を実施することとなった。照明、クーラー、エレベータ、コピーや給湯器等、直接電気を消費する機器の電力削減運転はもちろん、大型休暇の取得や在宅勤務、シフト勤務など勤務形態からも取り組むこととなった。
まず手始めに、部屋の照明を暗くして(照度的には1/2くらいにして)、そのかわり手元の明るさを確保するために、LEDスタンドを設置することとなった。これで、照明にかかる電力の15%程度は削減できるらしい。もっともこのスタンド、価格が2万円以上するので節約した電気代でスタンド代を回収するには何年もかかるようだ。
個人的には初めてのLED照明に興味津々で、普通の電気スタンドなのだが、さっきから付けたり消したり、付けたり消したりしている。