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沖縄のことあれこれ。

国際通りの旧三越に食のテーマパーク 「琉球王国市場」来月開業

2018-11-16 10:18:51 | ニュース

国際通りの旧沖縄三越百貨店跡(那覇市牧志)に、沖縄や日本の飲食を集めた「琉球王国市場」が開業することが15日までに決定した。

12月1日開店を目指して店舗の改装を進めている。

沖縄初出店の飲食店を含めて約50店が入る予定。国内外からの観光客や地元客を呼び込む。

国際通りの中心に新たな店舗が開業することで、地域の活性化が期待できる。

琉球王国市場は飲食事業や店舗コンサルティングなどを手掛けるユイマーケット(那覇市、大橋央貢社長)が運営し、建物の地下1階と地上1~2階に展開する。

地下1階は全国の特産品や酒類を販売する店舗のほか、外国人観光客が日本文化を体験できるテナントが入る。イベントステージも設置して、沖縄や日本の伝統のほか、最新の文化を発信する。

1階は和食や洋食、スイーツなど多彩な飲食を提供する店舗をそろえる。マグロの解体ショーなども披露するという。

2階部分は高級志向の飲食店をそろえ、予約制のVIPルームも備える。

3階部分は常設劇場が入居する予定となっている。4~5階部分にも新たなテナントを入れる方向で調整を進めている。

沖縄三越は2014年9月に閉店した。

三越跡は観光エンターテインメント施設「HAPINAHA(ハピナハ)」として15年3月にオープンし、17年6月まで営業していた。

(平安太一)

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沖縄デザイン 世界へ 服飾、海外展示会で紹介 リュー・プラス・コーデ

2018-11-14 07:20:46 | ニュース

内装・外装事業などを手掛けるJ&Sインターナショナル(浦添市、高良俊男代表)が、自社のファッションブランド「RYU+CODE(リュー・プラス・コーデ)」の海外展開を進めている。マレーシアの「ISETAN The Japan Store」で2日から期間限定で商品を販売している。ドバイで開催している中東地域最大級の展示会にも出展し、海外での売り込みに力を入れている。

リュー・プラス・コーデは沖縄の豊かな自然や紅型などをデザインに取り入れている。県内のアーティストがデザインを手掛けており、スカーフやバッグなどを商品化した。県内ではホテルなどで販売している。新たに海外へ販路を拡大することについて、リュー・プラス・コーデのディレクターを務める大冝見朋美氏は「沖縄のアーティストが作り出した素晴らしい作品を世界に発信したかった」と強調する。

ドバイの展示会は12日から14日まで開催しており、欧州や中東、アジアから衣料品やアクセサリーなどが集まっている。リュー・プラス・コーデはスカーフのほか、着物のデザインを取り入れた上着、ズボンやスカートなどを出展した。イスラム教徒の女性が頭を覆うために使うスカーフ「ヒジャブ」も紹介している。商品を案内するカタログには沖縄の歴史や文化、自然に関する情報も掲載した。

大冝見氏は「沖縄は日本の中でも特別な場所だという認識が海外で広まっていると感じている。沖縄の美しいデザインを海外の人たちにも身に着けてもらいたい」と願った。

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アムロス癒やす〝聖地〟誕生へ 宜野湾市に安室奈美恵さんのミュージアム構想 最後のライブ地に20年目標

2018-11-10 21:45:53 | ニュース

「♡ポスト」を囲んで記念撮影する(右から)宜野湾市観光振興協会の高里健作会長、宜野湾市の松川正則市長、日本郵便沖縄支社の比嘉明男支社長=9日、宜野湾市大山の宜野湾マリン支援センター

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9月に引退した県出身歌手・安室奈美恵さんの最後のライブ場所となった宜野湾市で、安室さんにまつわる品々を常設展示する「安室奈美恵ミュージアム」(仮称)の構想が進んでいることが9日、分かった。日本郵便沖縄支社が、ファンが安室さんに思いを届けるプロジェクト「#ALLFOR916」で使用された直筆サイン入りの「♡ポスト」を宜野湾市と同市観光振興協会に寄贈する式典が同日、市内で開かれ、関係者が構想を明かした。ミュージアムは2020年度の開設を目標に計画を進め、宜野湾市がファンにとっての“聖地”になることを目指す。

3者はポストの常設展示などを計画する「宜野湾ハート♡プロジェクト」を立ち上げ、その一環としてミュージアムを構想する。設置場所は安室さんの最後のライブ会場となった沖縄コンベンションセンター横の宜野湾海浜公園内が最有力候補に挙がっている。

複数階の建物を建設してその内の1フロアにミュージアムを設置し、♡ポストのほか、安室さんのライブ衣装や手形なども展示する計画。今後、市と市観光振興協会がより具体的な計画の策定を進める。

市観光振興協会の高江洲義之事務局長は取材に対し、ミュージアムについて「安室さんのファンや県全体の観光発展のため、寄贈を受けた責任として計画を進めたい」と意気込んだ。

ポストは10日以降、市大山の宜野湾マリン支援センターに設置される。


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ANAインターコンチ石垣、富裕層向け新館を整備 2020年度開業

2018-11-07 22:44:45 | ニュース

新館の客室イメージ(インターコンチネンタル石垣リゾート提供)

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沖縄県石垣市真栄里の「ANAインターコンチネンタル石垣リゾート」の新館起工式が6日、同ホテル敷地内で開かれた。

2020年夏の開業を予定している。

新館には203室を設け、国内外の富裕層の取り込みを狙う。

国内のインターコンチネンタルホテルでは初めてとなる会員専用ラウンジや客室を備えた地上8階建てのクラブタワーを含め、3棟の新館を整備する。

敷地内にはプールも設ける。

新館の延べ床面積は2万2千平方メートルで、建物の完成は20年5月を予定している。

駐車場も120台分増設する。

既存施設との合計客室数は458室となる。

 

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「たくましく生きて」 人工ふ化のヤンバルクイナ 森へ 放棄の卵を住民保護 国頭

2018-11-07 22:17:52 | ニュース

人工ふ化させたヤンバルクイナのメス2羽が6日、国頭村内で放鳥された。

事故などで保護されたヤンバルクイナの放鳥時とは違い、ゆっくりとした歩みで森へ入っていった。

地元住民や環境省やんばる自然保護官事務所、NPO法人どうぶつたちの病院沖縄の関係者が見守った。

人工ふ化させた卵は、国頭村で農業を営む上原耕造さん(67)が5月4日、所有する畑で見つけた四つの卵。

親鳥が放棄したとみられ、村安田の環境省ヤンバルクイナ飼育繁殖施設に運ばれた後、このうち2羽がふ化した。

放鳥に立ち会った上原さんは「自然には天敵も多いだろうが、たくましく生きてほしい」と目を細めた。

やんばる自然保護官事務所によると、今年は今回までに7件、8羽が放鳥された。

 

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