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沖縄のことあれこれ。

セブン-イレブン沖縄出店、正式表明へ 社長9日に来県し会見

2017-06-08 13:06:26 | ニュース

セブン-イレブン・ジャパンの古屋一樹社長が9日に来県し、沖縄への出店方針について記者会見を開く。コンビニ国内最大手のセブン-イレブンにとって沖縄は全国で唯一店舗がない「空白地」だが、これまでに古屋社長は2019年2月期(18年3月~19年2月)の沖縄進出に言及してきた。

出店まで約1年とめどが立ったことで進出を正式に表明し、従業員採用など現地での出店準備を本格化するとみられる。

古屋社長は会見に先立って県庁で翁長雄志知事と面談し、沖縄出店について報告する。セブン&アイ・ホールディングスが7日、来県日程を明らかにした。

セブンは18年にも沖縄に初店舗を構える方向で進出方法を検討してきた。専用工場建設や店舗開発といった供給・流通体制について複数の県内企業と提携交渉を進めている。

県内のコンビニエンスストアの店舗数は2月末現在で、ファミリーマートが318店舗、ローソンが210店舗となっている。

セブンは一定のエリアに集中的に出店する「ドミナント(高密度多店舗出店)方式」を戦略としており、初出店時には10~20店舗を一斉に展開することが見込まれる。さらに、沖縄での採算分岐となる200店を早期に達成する方向で出店攻勢を掛けるとみられ、沖縄のコンビニ業界は競争が激化する。

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リュウキュウアイが激減 塩害や高齢化 染織工芸打撃

2017-06-07 12:07:32 | ニュース

契約農家が収穫し、運搬してきたリュウキュウアイを管理する仲西利夫さん。かめでは葉を水に漬け込んで発酵させ、藍の色素成分を抽出している=5月31日、本部町伊豆味の琉球藍製造所

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芭蕉布や宮古上布、琉球絣など、沖縄県内のさまざまな伝統染織に欠かせない染料の琉球藍が不足し、沖縄の工芸振興に影を落としている。原因は台風による塩害などの気象要因や農家の高齢化で、原料となる多年草「リュウキュウアイ」の収量が激減したことだ。琉球藍の県内生産量の9割以上を占める琉球藍製造所(本部町伊豆味)では過去2年、県内需要の目安とされる4トンの3分の1ほどに生産量が落ち込み、昨年は出荷調整を余儀なくされた。

リュウキュウアイの収穫期は5~6月と10~11月の年2回。日陰を好み、日光や高温に弱いため、栽培場所は山あいの斜面が多く、育成には豊富な水が必要とされる。葉は水に漬けて発酵させるなどして「泥藍」と呼ばれる状態に精製し、織物産地に出荷される。

激減の発端となったのは近年、本島北部地域を襲った雨が少ない台風だ。海から吹き上げられた塩が雨で流されず、山あいのリュウキュウアイ畑を直撃し、生育を阻害した。2年前の梅雨が短期間だったことも収量を押し下げる要因にもなった。

琉球藍製造所では、琉球藍の不足分は前年までの在庫を切り崩して出荷していたが、昨年1月に底を突いた。契約農家も高齢化で現場を退く人が相次ぎ、昨年の生産量は約1・4トンにまで落ち込んだ。同製造所では需要が高かった1970~80年代には年間約7トンを出荷していた。

同製造所を運営する仲西利夫さん(64)は「昨年は取引年数の長い所から優先的に出荷せざる終えなかった」と振り返る。今年は農家の後継者を探したり、農地を増やしたりして、3トン超の確保を目指している。

宮古島市や多良間村で製造される宮古上布は深い藍色が特徴で、多くの琉球藍が使われる。宮古織物事業協同組合の神里佐千子専務は「生産者は藍不足に苦心している。注文に対し、織物の出荷も待ってもらっている」と厳しい現状を訴える。

(長嶺真輝)


深い藍色に染められた宮古上布

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ピンク三線

2017-06-03 08:59:02 | 三線

ピンクの三線完成

ピンクの三線なんて通常は販売していませんが、製作しました。

うすいピンクですが好みの方がいらしゃれば嬉しいかな。

ティーガもピンクの下地の紅型柄を付けました。

弦はピンクの弦もありますが、ピンクを張ると見えなくなりそうな気がして、青色の弦を張ってます。

カラクイは、黒檀製。予備1本はサービスさせていただきます。

近日中にページにアップしたいと思います。

三線は沖縄三線.comで。

 

 

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いまいパンの「識名園るうまんぺい」最高賞 全国菓子博 夫婦で快挙

2017-06-03 06:27:46 | ニュース

識名園るうまんぺい 浪漫餅

菓子の祭典「第27回全国菓子大博覧会・三重」(同実行委員会主催)が5月14日まで三重県で開かれ、一般菓子のせんべいで最高賞の名誉総裁賞に、那覇市の「ブーランジェリーパティスリーいまいパン」の焼き菓子「琉球世界遺産Sweets識名園るうまんぺい(浪漫餅)」が選ばれた。受賞作には大手の製菓会社の商品が名を連ねる中、夫婦経営の小さなパン屋が開発した焼き菓子が全国の舞台で最高賞に選ばれる快挙を果たした。同博覧会は4年に1回程度開催されている。

博覧会は和菓子や洋菓子など6部門別に形や色合い、味、国際性、地域性などを審査し総合点で評価した。識名園るうまんぺいは丸吉塩せんべい屋(那覇市)の焼きせんべいを土台にフランス産の塩を使い、アーモンドをのせたタイプとココナッツをのせたタイプの2種類を販売している。

「いまいパン」は、フランスで修行中に出会った今井陽介さん(40)と那覇市出身のあいこさん(40)の夫婦が経営し、地元食材とフランスの食材や技術を生かした商品開発に取り組む。

受賞作を開発したあいこさんは「こんな小さなパン屋がもらっていいのかな、とびっくりした。今後も地域の方々が喜び、自慢できるお菓子作りをしていきたい」とにっこり。陽介さんも「これからも地元の物を生かしたい」と意欲を見せた。

同博覧会の各部門での名誉総裁賞には県内からこれまでお菓子のポルシェ(読谷村)の「紅いもタルト」、宮城菓子店(石垣市)の「石垣の塩 ちんすこう」、南風堂(糸満市)の「雪塩ちんすこう」、中村製菓(那覇市)の「首里まんじゅう」などが選ばれた。


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赤字法人率、全国2番目の低さ 15年度沖縄61%、最低は青森

2017-06-02 09:20:40 | ニュース

東京商工リサーチ沖縄支店は1日、2015年度の都道府県別赤字法人ランキングを発表した。同年度に沖縄県内で申告があった法人数2万1511社に対して赤字法人数は1万3233社で、赤字法人が占める割合(赤字率)は前年度から1・03ポイント下がって61・52%となり、全国で2番目に低い割合となった。

赤字率が最も低かったのは青森の61・44%で、最も高かったのは徳島の76・18%だった。

14年度と比較して県内の法人数は757社増加して、伸び率は3・65%と4年連続で全国トップ。赤字法人数は14年度から252社(1・94%)増加しているが、全体の法人数の増加幅が大きいため、赤字率は4年連続で低下した。

同支店は「公共・民間需要の拡大基調から建設業や製造業、情報通信業などで起業の動きが活発化している」と分析した。その上で「(沖縄は)起業意欲が高く活気がある県と言える。16年度もこの傾向は続くだろう」と指摘した。ランキングは同支店が国税庁の税務統計を基にして作成している。

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